以心伝心

書・旅・本などのメモ。

百人一首を書く100

2010年03月30日 | 
順徳院

百敷やふるき軒端のしのぶにも

なほあまりある昔なりけり
コメント (16)

百人一首を書く99

2010年03月29日 | 
後鳥羽院

人もをし人も恨めしあぢきなく

世を思ふゆゑに物思ふ身は

コメント

桜並木

2010年03月29日 | 四季折々

世の中にたえて桜のなかりせば
春の心はのどけからまし



ヒヨドリも・・。

コメント (4)

百人一首を書く98

2010年03月28日 | 
従二位家隆

風そよぐならの小川の夕暮は

御祓ぞ夏のしるしなりけり

定家と家隆は、万葉の人麻呂・赤人のように「新古今集」を代表する双璧であった。
定家の歌は技巧的に優れ、家隆の歌は自然観照にすぐれのびのびとした歌を詠んだそうである。
コメント (2)

利休梅

2010年03月28日 | 四季折々
コメント

木瓜

2010年03月28日 | 四季折々
コメント (2)

百人一首を書く97

2010年03月27日 | 
権中納言定家

来ぬ人をまつほの浦の夕なぎに

やくやもしほの身もこがれつつ
コメント

百人一首を書く96

2010年03月26日 | 
入道前太政大臣

花さそふあらしの庭の雪ならで

ふり行くものは我身なりけり

花ふぶきを雪に見たて、目前の落花に自分の老いていく姿をたとえている。
コメント

百人一首を書く95

2010年03月25日 | 
前大僧正慈円

おほけなく浮世の民におほふかな

我が立つ杣の墨染の袖

慈円僧正は藤原忠通の子で九条兼実の弟であった。
父親が亡くなった後、十一歳で比叡山に入った。
「愚管抄」の著者として有名。
コメント

百人一首を書く94

2010年03月25日 | 
参議雅経

みよしのの山の秋風さよふけて

故里さむく衣うつなり
コメント (2)