展覧会作品

をみなへし・・。

をみなへしうしろめたくもみゆるかな

新古今３６３

見渡せば花も紅葉もなかりけり浦の苫屋の秋の夕暮れ　（藤原定家）

新古今・２５６

窓近き竹の葉すさぶ風の音ねにいとど短きうたたねの夢

式子内親王

新古今 夏歌２５０

 

わが宿のそともにたてる楢の葉のしげみにすずむ夏は来にけり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

古今集１２０

わがやどにさける藤波たちかえりすぎがてにのみ人の見るらむ

（凡河内躬恒））

新古今集３・２８４

みそぎする川の瀬見ればからころも日も夕暮れに波ぞ立ちける　（紀貫之）

作品展

万葉集よりニ首。

展覧会

 

わが心うららかなれば富士の山今日ほがらかに見ゆるものかも

風たちてこまかに落つる竹の葉は日の照る方へみなちらふなり

（北原白秋ニ首）

新古今２０・１９５３

吹く風に花たちばなやにほふらむ昔おぼゆる今日の庭かな　　寂然法師