以心伝心

書・旅・本などのメモ。

漢詩234

2013年08月20日 | 

飲湖上初晴後雨  蘇軾

水光レン艶として晴れて方に良し。山色空蒙として雨も亦た奇なり。

西湖をとって西子に比せんと欲すれば 淡粧濃抹 総べて相宜し。

(さざなみを浮かべた水の光は、晴れ渡った今こそまさに素晴らしい。

一方霧のように山をつつんだ雨の景色もまたひときわの眺めだ。

晴れても雨でも美しい西湖の姿をいにしえの越の美女西施にたとえて見るならば

薄化粧、たんねんな化粧、なべてみな風情がある。)

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