大江山 いく野の道の 遠ければ
まだふみもみず 天の橋立 小式部内侍
(大江山を越え、生野を通って行く丹後への道のりは遠いので
まだ天の橋立の地を踏んだことがなく、また、母からの手紙も見ていません。)
当意即妙の切り返しで歌才を発揮。
母親の和泉式部が代作をしているという噂がありましたが
藤原定頼の前でたちどころにこの歌を詠み、母などに頼っていないことを
証してみせた。
「ふみ」は、「踏み」と「文・手紙」の掛詞。
まだふみもみず 天の橋立 小式部内侍
(大江山を越え、生野を通って行く丹後への道のりは遠いので
まだ天の橋立の地を踏んだことがなく、また、母からの手紙も見ていません。)
当意即妙の切り返しで歌才を発揮。
母親の和泉式部が代作をしているという噂がありましたが
藤原定頼の前でたちどころにこの歌を詠み、母などに頼っていないことを
証してみせた。
「ふみ」は、「踏み」と「文・手紙」の掛詞。