以心伝心

書・旅・本などのメモ。

小倉百人一首65

2008年05月12日 | 


恨みわび ほさぬ袖だに あるものを
    恋に朽ちなむ   名こそ惜しけれ         相模

(恨んだ末に、もう恨む気力もなくなって、涙を乾かす間もない
 袖さえ惜しいのに、まして、この恋ゆえに世間に浮名を渡して
 朽ちてしまうであろう我が名前が、いかにも惜しいことです。)

 報われぬ恋によからぬ評判を惜しむ。恋に苦しむ女心・・。
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