以心伝心

書・旅・本などのメモ。

人魚はア・カペラで歌う

2013年02月20日 | ま行や・ゆ・よ
人魚はア・カペラで歌ふ
丸谷 才一

文藝春秋

面白くて、高い教養とユーモアのセンスが抜群です。

漢詩・俳句はもちろん文学・歴史とお話が楽しいです。

文章は歴史的仮名使いで「思ひます。」「せうでしょう。」と書かれています。

「小股の切れ上がったいい女」といふのは、私も子供もころからどんな美人なんだろうと

思っていました。^^

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2 コメント

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Unknown (ステラ)
2013-02-20 20:15:18
べべさんへ   こんばんは~!

この本、図書館で借りたのですが面白かったです。
違和感なかったですよ。こんな素敵なオジサマのお話は楽しいですね。昨年亡くなられてしまって・・・。
子供のころ、「これがまた小股の切れ上がったいい女でね~」なんてテレビとかラジオで聴いて
目が切れ長で涼しげで柳腰?みたいなイメージだったのですが、着物のすぞがまくれ上がって足がすっきりしてる?感じのようです。
吉行さんや瀬戸内さんの話なんかもでてきたけど「荘子」とか魯山人とか高尚かつユーモアたっぷりです。
「小生」って文士みたいで硬いですね。
丸谷さんは、「わたしは・・」でした。
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Unknown (べべ)
2013-02-20 19:10:51
こんばんは~。

歴史的仮名使いって、今はどうなんでしょうね。ちょっと違和感があったりするかもしれないですね。
むかーし、文学学校の先生からの手紙で、「小生」と書かれていたときはちょっとびっくりしました。
「小股のきれあがった~」ってどんな女性でしょうね。お尻がきゅっとあがった女の人かな~と思ってしまいます。
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