以心伝心

書・旅・本などのメモ。

ヤブラン

2010年10月12日 | 四季折々
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歴史をさわがせた女たち(庶民篇)

2010年10月09日 | な・は行の作家
歴史をさわがせた女たち 庶民篇 (文春文庫)
永井 路子
文藝春秋


シリーズ3冊目です。
江戸時代から明治時代にかけて強い儒教道徳で女性は、家庭でおとなしく男性に尽くし
夫の後を三歩下がって歩くように教育されましたが、もともとは日本は妻どい婚の国であり、女性が家督を相続し和歌でもって男性が近寄ってきて恋愛が成立すると女性側が男性を扶養し、朝方男性が帰っていくという生活でした。
紫式部や清少納言といった上流階級の女性たちも中宮の家庭教師として仕事をしていました。
日本最古の女性の職業は巫女だったそうです。
そして庶民の女性達はやはり、農作業などして働きましたが、女盗賊の親分とか
丸々と太った女金貸しなどいて庶民篇もなかなか面白いです。
裕福なマダムは、九州から日光まで旅行に出かけたりといろいろ・・。
庶民はたくましく大らかに生きていました。
石田光成の家来、山田去歴の娘で「おあん」という女性が印象に残りました。
鎌倉の東慶寺は、縁切寺で有名ですけどこれも面白く読みました。
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漢詩84

2010年10月08日 | 
キョウ声は毎に蝉声をおうて起こり、
桐葉はすなわち柳葉と兼に凋む。

夏が過ぎて蝉に続いてこおろぎが鳴く。
柳の葉がしぼむと桐の葉が落ちる。
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漢詩83

2010年10月07日 | 


湖上三更月をむかえて飲し
天辺万里舟を挟んで行く。

湖上に舟を浮べて、月を眺めながら夜中まで酒を飲む。
広々とした景色の中、舟に乗って進んでいく。
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三十六歌仙七

2010年10月05日 | 三十六歌仙
いづくとも春の光はわかなくにまだみよしのの山は雪降る   躬恒
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三十六歌仙六

2010年10月04日 | 三十六歌仙
夕されば佐保の川原の川風にともまどはして千鳥鳴くなり    友則
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萩の花

2010年10月03日 | 四季折々





秋の七草の一つ。
「スキナ服ハ、オミナエシ」と覚えるといいですね。
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魚戯

2010年10月01日 | 
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