子の日する野べに小松を引きつれて帰る山路に鶯ぞ鳴く 大中臣能宣
いのちあらばいかさまにせんよをしらぬむし
だにあきはなきにこそなけ
よのなかを、おもひすつまじきさまにし
て、ことなる事なきをとこのもとよりわれ
にすてよといひたるに
しらくものしらぬやまぢをたづぬれともたに
のそこにはすでじとぞおもふ
いのちあらばいかさまにせんよをしらぬむし
だにあきはなきにこそなけ
よのなかを、おもひすつまじきさまにし
て、ことなる事なきをとこのもとよりわれ
にすてよといひたるに
しらくものしらぬやまぢをたづぬれともたに
のそこにはすでじとぞおもふ