同じ研修生の立場で採用され 今月の頭から出社して来ていた28歳のA君。
つまりは 私の後輩に当たるわけなんだけど、そのA君 2ヶ月目の会社との更新を断り、7月の頭で会社を辞めて行く事になった。
そこに至るまでの経緯がもうなんと言うか…(苦笑)
私から見たらありえないような話で…
私みたいな最初からハンデを(年齢とか スキルとかキャリアとか)抱えているわけでもないA君は、殆ど私と同じかそれに毛の生えた位のスキルしかないにも関わらず、会社側の将来的な判断から、すぐに配属先もあてがわれ順風満帆に行くはずだったんですよ。
A君の行くはずだった部署は 私が最初に面接を受け、課題をクリアしたにも関わらず、「入れる隙がない」みたいな理由で見事に落とされた部署です(笑)
そこの部署の人間が体調不良で長期入院したらしく 急遽人手が必要になったとの事…。
(運がある子って こういうタイミングなんだよなぁ)
勿論 会社も甘くはないので、将来的な観点で判断すればより若い人材を育成した方が (サポートとして第一線でモノになるには最低でも2年はかかるらしい)
会社に対する長期的な貢献度が見込めるし、業務内容の面から判断しても
(サポート部隊は)将来的に土日休日出勤月1~2ペース、夜勤シフト等々
過酷な条件でもある為、女性よりも男性を… と望むのは当然の事です。
それなのに… A君… 条件面を告げられた途端、頭のてっぺんから出すような声で…
「えぇええ 土日休日出勤なんて嫌ですよぉ。無理です。そんなの最初から聞いてないですしぃ… 土日休日出勤あるって分ってたらこの会社受けてませんからぁ~」
え…? な… なに??
私と私らを採用した上司は さらりと言ってのけたA君の発言を 最初何を言っているのか意味が分らなかったくらいにびっくりした(笑)
「いやあのね? A君 いいか?」
上司もここで引いてはいかんと思ったのか 呆れながらも諭すように(笑)
優しい口調で切り出した。
「土日出勤はね、将来的に責任を持たせられる位に君が成長したらの話だよ?
スキルもない者に最初からクライアント先を任せるはずないだろう?
君が現場の第一線で活躍出来るようになったらの話なんだ。
今すぐそうなるわけじゃない。分るか?」
「はい 分ってまぁす。 でもぉ あれですよね?1~2年後には土日出勤しなくちゃいけなくなるんですよね? それ僕嫌ですしぃ」
実は私 既にこの時点でA君に対してキレかかっていた(笑)
上司は懐が深いというか そんな若者に慣れ切っているのか それでもまだ柔らかい口調で…
「A君、君が1~2年後に確実にモノになるかどうかなんてのは
はっきり言って現状では未知数なわけだ。しかし会社は(あくまでも可能性の部分で)
君にそうなるべくポテンシャルがあると判断した上で、君を育成していくわけだ。
可能性だよ? 可能性 分るか?」
この上司の言葉にA君。 「この人は何を僕にこうもしつこく言ってるんだ」
とばかりの少々うんざり気味の感じで(私にはそう見て取れた(笑))
「あのぉ… ですから僕は可能性の話じゃなくて… 僕にとってこの先休日出勤したくなる可能性はないんです。将来的にする気がないのは明白なのに、その条件を呑んだ形で働くという事は、僕は嘘をついた形で働くわけで…。1~2年後(休日出勤)出来ません… って断る事を考えたら、最初からはっきり出来ません って言っておくのが嘘をつかない事になるんです!嘘は嫌なんですよ 嘘は」
てか… 何言ってんだ? あのぉ どうなってんの頭の中? って感じ?(笑)
言ってる事は理解できるが 分らない つぅか分りたくない。
いやいや 大人として、社会人として、元を正せば人として分ってはいけない(笑)
A君は「言い切ったぞ」みたいな満足感でいっぱいの表情でこうも付け加えた。
「土日休日勤務、将来的にも絶対になし って場所で働きたいです。そういう部署をお願いします」
あのぉお… 呆れてモノが言えないってのは こういう事を言うんだろうなぁ。
自分の意見は主張する。 これを言っておかないと後々まずい事になる
てな感じで 自分の希望は はっきりと言い切る。
だからと言って 自分の置かれている立場を理解した上での発言ではない事は
(当の本人を除いて)明白である。
「じゃさ A君…」
上司は それでも何とかならないか みたいな願いを込めてA君にこう切り出した。
「Mさん(私の事です)の配属先と 君が行くはずだったサポートとチェンジしよう。 こっちなら休日出勤の可能性は低い。そこにするか? そうしよう。 君たち二人の配属先をチェンジする」
おぉおお! やたぁあああ と心の中で喜びかけた私の横で A君またまたあっさりと…(笑)
「無理無理! 無理ですぅ! 出張はもっと嫌ですからぁ」
さすがに上司もそれ以上説得しようとはしなかった(笑)
おそらく何を言っても彼の耳には入らないだろうから…
なんと言うか… 土日出勤だめ 出張はもっと嫌…これってどうよ?(笑)
はっきり言ってそれくらいの条件を呑めなければフィールドに立つ事は不可能になる。
この業界だから という事ではなく、ある程度の責任を任せられるような仕事に就けば、そんな事は必須条件だと思っているのは、私達くらいの世代までなんだろうか…?
世代の問題ではなく 人間の資質の部分での問題である事を切に願う。
今の20代が みんなA君みたいな考えの持ち主だとしたら、この先の日本はどうなっちゃうの??(笑)
なーんて大袈裟な事まで考えてしまう私なのでした。
月曜からの研修 一人で参加だよ。
一緒に行くはずだったA君にまかせっきりで 研修場所とか把握してないんだよなぁ… グーグルで地図検索しとこ~っと(笑)
つまりは 私の後輩に当たるわけなんだけど、そのA君 2ヶ月目の会社との更新を断り、7月の頭で会社を辞めて行く事になった。
そこに至るまでの経緯がもうなんと言うか…(苦笑)
私から見たらありえないような話で…
私みたいな最初からハンデを(年齢とか スキルとかキャリアとか)抱えているわけでもないA君は、殆ど私と同じかそれに毛の生えた位のスキルしかないにも関わらず、会社側の将来的な判断から、すぐに配属先もあてがわれ順風満帆に行くはずだったんですよ。
A君の行くはずだった部署は 私が最初に面接を受け、課題をクリアしたにも関わらず、「入れる隙がない」みたいな理由で見事に落とされた部署です(笑)
そこの部署の人間が体調不良で長期入院したらしく 急遽人手が必要になったとの事…。
(運がある子って こういうタイミングなんだよなぁ)
勿論 会社も甘くはないので、将来的な観点で判断すればより若い人材を育成した方が (サポートとして第一線でモノになるには最低でも2年はかかるらしい)
会社に対する長期的な貢献度が見込めるし、業務内容の面から判断しても
(サポート部隊は)将来的に土日休日出勤月1~2ペース、夜勤シフト等々
過酷な条件でもある為、女性よりも男性を… と望むのは当然の事です。
それなのに… A君… 条件面を告げられた途端、頭のてっぺんから出すような声で…
「えぇええ 土日休日出勤なんて嫌ですよぉ。無理です。そんなの最初から聞いてないですしぃ… 土日休日出勤あるって分ってたらこの会社受けてませんからぁ~」
え…? な… なに??
私と私らを採用した上司は さらりと言ってのけたA君の発言を 最初何を言っているのか意味が分らなかったくらいにびっくりした(笑)
「いやあのね? A君 いいか?」
上司もここで引いてはいかんと思ったのか 呆れながらも諭すように(笑)
優しい口調で切り出した。
「土日出勤はね、将来的に責任を持たせられる位に君が成長したらの話だよ?
スキルもない者に最初からクライアント先を任せるはずないだろう?
君が現場の第一線で活躍出来るようになったらの話なんだ。
今すぐそうなるわけじゃない。分るか?」
「はい 分ってまぁす。 でもぉ あれですよね?1~2年後には土日出勤しなくちゃいけなくなるんですよね? それ僕嫌ですしぃ」
実は私 既にこの時点でA君に対してキレかかっていた(笑)
上司は懐が深いというか そんな若者に慣れ切っているのか それでもまだ柔らかい口調で…
「A君、君が1~2年後に確実にモノになるかどうかなんてのは
はっきり言って現状では未知数なわけだ。しかし会社は(あくまでも可能性の部分で)
君にそうなるべくポテンシャルがあると判断した上で、君を育成していくわけだ。
可能性だよ? 可能性 分るか?」
この上司の言葉にA君。 「この人は何を僕にこうもしつこく言ってるんだ」
とばかりの少々うんざり気味の感じで(私にはそう見て取れた(笑))
「あのぉ… ですから僕は可能性の話じゃなくて… 僕にとってこの先休日出勤したくなる可能性はないんです。将来的にする気がないのは明白なのに、その条件を呑んだ形で働くという事は、僕は嘘をついた形で働くわけで…。1~2年後(休日出勤)出来ません… って断る事を考えたら、最初からはっきり出来ません って言っておくのが嘘をつかない事になるんです!嘘は嫌なんですよ 嘘は」
てか… 何言ってんだ? あのぉ どうなってんの頭の中? って感じ?(笑)
言ってる事は理解できるが 分らない つぅか分りたくない。
いやいや 大人として、社会人として、元を正せば人として分ってはいけない(笑)
A君は「言い切ったぞ」みたいな満足感でいっぱいの表情でこうも付け加えた。
「土日休日勤務、将来的にも絶対になし って場所で働きたいです。そういう部署をお願いします」
あのぉお… 呆れてモノが言えないってのは こういう事を言うんだろうなぁ。
自分の意見は主張する。 これを言っておかないと後々まずい事になる
てな感じで 自分の希望は はっきりと言い切る。
だからと言って 自分の置かれている立場を理解した上での発言ではない事は
(当の本人を除いて)明白である。
「じゃさ A君…」
上司は それでも何とかならないか みたいな願いを込めてA君にこう切り出した。
「Mさん(私の事です)の配属先と 君が行くはずだったサポートとチェンジしよう。 こっちなら休日出勤の可能性は低い。そこにするか? そうしよう。 君たち二人の配属先をチェンジする」
おぉおお! やたぁあああ と心の中で喜びかけた私の横で A君またまたあっさりと…(笑)
「無理無理! 無理ですぅ! 出張はもっと嫌ですからぁ」
さすがに上司もそれ以上説得しようとはしなかった(笑)
おそらく何を言っても彼の耳には入らないだろうから…
なんと言うか… 土日出勤だめ 出張はもっと嫌…これってどうよ?(笑)
はっきり言ってそれくらいの条件を呑めなければフィールドに立つ事は不可能になる。
この業界だから という事ではなく、ある程度の責任を任せられるような仕事に就けば、そんな事は必須条件だと思っているのは、私達くらいの世代までなんだろうか…?
世代の問題ではなく 人間の資質の部分での問題である事を切に願う。
今の20代が みんなA君みたいな考えの持ち主だとしたら、この先の日本はどうなっちゃうの??(笑)
なーんて大袈裟な事まで考えてしまう私なのでした。
月曜からの研修 一人で参加だよ。
一緒に行くはずだったA君にまかせっきりで 研修場所とか把握してないんだよなぁ… グーグルで地図検索しとこ~っと(笑)