先日からくすぶっている島根出張問題に進展がありました。(続きの記事はこちら)
順追って説明したいと思います。
先週月曜日。
この件について初めてオフィシャルな打ち合わせがありました。
PLであるM尾さんから実作業者に対して作業内容やスケジュールを初めて公に説明する場なんですが、これはつまり、ここで説明する内容は全て確定事項であることを意味します。
いやいやいや
私から言わせたらなんの承諾もしていない話なのに、M尾さん的には本プロジェクトを何事もなく粛々と進めていたおつもりなんでしょう(笑)
この打ち合わせの場に、M尾さんは強力な助っ人を用意しておりまして。
これもまた彼らしいんですが、私からなにがしらのクレームが飛び出すことを予想し、そうなったら助けてもらおうという事なんでしょう。
ガツガツ系の昭和感満載の先輩H口を同席させたんです。
H口さんは年齢も社歴もスキルも全て格上のチーム内ではサブリーダー的な立ち位置の人です。
ここでひとつ補足事項があります。
実はこの案件。
私ともう一人作業者がいるんです。
3ヶ月ほど前に入ったブラジル国籍の29歳男子のRさんがもう一人の作業者で、彼は私とは別ルートの(私の移動日と同じ日に)三重県の松阪→金沢移動担当になっていました。
生まれはブラジルの日系5世?くらいでしょうか。
Rさんが中学校の途中で家族ごと日本に移住したため、両親は日本語はほぼ話せないのですが、彼はトリプルリンガル(英語、ポルトガル語、日本語)を操る、ぱっと見外国人には見えないちょっと濃い目の顔をした日本人?みたいなビジュアルのイケメンです。
漢字も書けるし、会話する日本語も全く違和感がありません。
で、このRさんの松阪→金沢ルートのほうが実は過酷なんです。
私の場合、浜松の作業が比較的軽いので、トラブらず予定通り行けば島根到着19時なのに対し、Rさんの松阪の作業は予定終了時刻が18時。
そこから金沢移動・・・で組んであるため、トラブルもなく、予定通り行ったとしても金沢入が24時近くになるんです。
これはもう最初っから破綻しています。
万が一18時に終わらなかったら、松阪から名古屋に戻り、その足で夜行バス(あるかないか知らんけど)かなにかで移動するしかないという無茶苦茶なルートです。
私は自分のルートだけでなく、Rさんの金沢についてもクレームを付けていました。
こんな日程でRさんを移動させるという発想はどっからくるんですか??と普通に呆れていったんです。
するとM尾の返事は
「本人に聞いたら『構いません。大丈夫です』って言ってたんで。本人了承済みですから」
はぁああ?
おかしいでしょそれ。会社としてそんなルート強要するのだめでしょ??
と何度言っても、M尾の返事は一貫して「本人がいいっていうんで」でした。
そんなこんなの背景を持ちつつ始まった打ち合わせ。
案の定、私がなにか意見を言うたびにM尾を制してH口がかなり高圧的に発言する形で進行されていきました。
勿論それはM尾さんに矛盾点があればH口は容赦なく突っ込みをするので、ある意味公平といえばそうなんですが、そもそもスケジュールに無理があるという本件の一番の問題点に対しては
「お客さんと握っちゃってるからスケジュールの変更はありえないから!これで行くしかない!」
と、一歩も譲りません。
私が事前にスケジュールについて考慮してくれと伝えていた事などは言う場もありませんでした。
というか、M尾が「本人たちにはスケジュールについては事前了承貰ってます。その上での最終確認のこの打ち合わせです。」
ってことで進んでいるため、冒頭で書いたように、ここでの内容はすべて確定事項であり、行けるか行けないかの意志確認する場では最早ないのです。
例の5,6回乗り継いでの鉄オタが作成したかのようなルートは却下されました(笑)
さすがのH口も「これに関しては楽なルートで行ってもらえばいいです」とすんなり受け入れたんですが、この時の私のM尾さんに対する言い方がH口の癇に障ったようです(笑)
こういう時に派遣とプロパーの壁を思い知らされます。
いわゆる派遣で働くあるあるなんですが、呆れるようなルートを編み出し、なんの配慮もできないポンコツプロパーであろうとも、プロパーはプロパーをかばいます。
「お前・・・このルートはないよ(汗)こんなルートで行けっておかしいでしょ?」
といった言葉は打ち合わせの場では絶対に出ないのです。
よって私が「5回乗り継ぎで行くこのようなルートをどうやって作ったんですか?常識的に考えて変ですよね?」の発言は、チーム一昭和感満載のH口からしたら「派遣のくせになに意見してんじゃ!!」的な思いを生む可能性はあります。
現に、私の隣に座るRさんは(私よりも過酷な状況に置かれているにも関わらず)なんの文句もなく大人しくしてるんですから(笑)
私ももう、なにがどうあってもスケジュールの変更がされないことは解っていたので、自分の中で(この打ち合わせに出る前段階で)昇華していたんです。
ですが、ひとつだけ譲れない事がありました。
それは移動を優先してほしいという事です。
作業で不測の事態が起き、予定終了時刻が押してしまうような場合は本社からリモートで作業するとか、M尾さんが電話でお客様と連携し、お客様自身の手で実行するなどなんらかの対応してもらえないかということです。
これに対しM尾が食い気味に
「遅れるようなことは絶対にありません」
と意見し、ですからこちらからフォローするようなプランはあり得ないとまるで受け付ける気配はありません。
「絶対ってないですよね?勿論作業を途中で投げ出して移動させてくれと言っているんじゃありません。移動に多く見積もって7時間かかるので、万が一の場合はそれを考慮していただき、移動を優先という形で・・・・」
と、ここまで話した時点でH口がめちゃくちゃ高圧的にこう言ってきたんです。
「そもそもさぁー!Mikiさんがしくじらなければ万が一って起きないわけだよね?!!」
とんでもないところから意見してくるH口に私も一瞬怯みまして(汗)
そのすきにH口は畳み込むかのように・・・・
「しくじらずにやればトラブらないっしょ?(笑)万が一なんかあって遅れたとして、移動に7時間かかったとしてもさぁー、あれっしょ?ホテルついて寝るだけなんでしょ?次の客先があるとか、待ち合わせがあるとかじゃなくて寝るだけっしょ??島根到着が遅くなることになんか問題あるの?(笑)」
言葉を失うとはこのことです。
怒りが頂点に達すると人間って言葉がすぐに出て来ないんですよねぇ(笑)
そういう意味ではとんでもないことでも脳直結で口に出せるH口ってのは人間ではないのかもしれません(笑)
「しくじることなくちゃんとやってもらって、で、終わり次第移動!それでいいんじゃないの?寝るだけなんだし。遅いってったって22時とか、最悪でも当日中に着くんだよね?なんか問題あんのかなぁ?ははははは」
笑いながらいう堀口に私は
「深夜近くに着くこと自体問題じゃないんですか?」と反論しました。
「だって作業終わるのが遅くなったんならしかたないよね?(笑)そもそもしくじらずちゃんとやれば普通の時間に着くんだから(笑)」
間髪入れずめっちゃ大声で言ってくるH口。
殺意を覚えるレベルです(笑)
いやマジで。
この業界の方ならお分かりだと思いますが、作業自体にミスがなくても不測の事態って起こるんですよ。
お客さんの使ってるハードがこちらが想定した以上にHDDがパンパンで動作が遅いとか、それを使ってる人がたまたま体調不良で休んでしまってパスワードが分からなくてログインできないとか、とんでもないような事が起きたりするんですよ。
そういうリスクもひっくるめて「不測の事態」と私は言ってるわけで、そんなどうしようもないことが起こった場合は移動を優先してもいいでしょ??
って言ってんだよこっちは!!
500キロも離れた場所に行くんだぞ!!
ちったぁ考えろやボケ!!
と、はらわた煮えくり返ってんですが、それをクレバーな言葉に置き換えて言い返すほどのスペックは私は持ち合わせておらんのです。
残念ながら(笑)
明らかに怒ってる私のワナワナした感じが伝わったんでしょうね(笑)
場の空気に耐えられなくなったRさんが急に参戦してきました。
「あの、私は全く問題ないですから。何時だろうと、移動時間が何時間だろうと、問題ないです。」
「お!さすが!男だねぇ~」
すぐにH口がそれに乗っかり私を笑いながら見返してきました。
ほらね?
あなたの言ってることのほうがわがままなんだよ?
とでも言いたいのでしょう(笑)
結局、私の意向は何一つ受け入れられず打ち合わせは終了。
この日は怒りで仕事も手につかず、腐った状態のまま帰宅したのでした。
でーーー!!!
ここから私の反撃が始まるのです!(笑)
記事があまりにも長くなったので後半戦は次回で・・・。
順追って説明したいと思います。
先週月曜日。
この件について初めてオフィシャルな打ち合わせがありました。
PLであるM尾さんから実作業者に対して作業内容やスケジュールを初めて公に説明する場なんですが、これはつまり、ここで説明する内容は全て確定事項であることを意味します。
いやいやいや
私から言わせたらなんの承諾もしていない話なのに、M尾さん的には本プロジェクトを何事もなく粛々と進めていたおつもりなんでしょう(笑)
この打ち合わせの場に、M尾さんは強力な助っ人を用意しておりまして。
これもまた彼らしいんですが、私からなにがしらのクレームが飛び出すことを予想し、そうなったら助けてもらおうという事なんでしょう。
ガツガツ系の昭和感満載の先輩H口を同席させたんです。
H口さんは年齢も社歴もスキルも全て格上のチーム内ではサブリーダー的な立ち位置の人です。
ここでひとつ補足事項があります。
実はこの案件。
私ともう一人作業者がいるんです。
3ヶ月ほど前に入ったブラジル国籍の29歳男子のRさんがもう一人の作業者で、彼は私とは別ルートの(私の移動日と同じ日に)三重県の松阪→金沢移動担当になっていました。
生まれはブラジルの日系5世?くらいでしょうか。
Rさんが中学校の途中で家族ごと日本に移住したため、両親は日本語はほぼ話せないのですが、彼はトリプルリンガル(英語、ポルトガル語、日本語)を操る、ぱっと見外国人には見えないちょっと濃い目の顔をした日本人?みたいなビジュアルのイケメンです。
漢字も書けるし、会話する日本語も全く違和感がありません。
で、このRさんの松阪→金沢ルートのほうが実は過酷なんです。
私の場合、浜松の作業が比較的軽いので、トラブらず予定通り行けば島根到着19時なのに対し、Rさんの松阪の作業は予定終了時刻が18時。
そこから金沢移動・・・で組んであるため、トラブルもなく、予定通り行ったとしても金沢入が24時近くになるんです。
これはもう最初っから破綻しています。
万が一18時に終わらなかったら、松阪から名古屋に戻り、その足で夜行バス(あるかないか知らんけど)かなにかで移動するしかないという無茶苦茶なルートです。
私は自分のルートだけでなく、Rさんの金沢についてもクレームを付けていました。
こんな日程でRさんを移動させるという発想はどっからくるんですか??と普通に呆れていったんです。
するとM尾の返事は
「本人に聞いたら『構いません。大丈夫です』って言ってたんで。本人了承済みですから」
はぁああ?
おかしいでしょそれ。会社としてそんなルート強要するのだめでしょ??
と何度言っても、M尾の返事は一貫して「本人がいいっていうんで」でした。
そんなこんなの背景を持ちつつ始まった打ち合わせ。
案の定、私がなにか意見を言うたびにM尾を制してH口がかなり高圧的に発言する形で進行されていきました。
勿論それはM尾さんに矛盾点があればH口は容赦なく突っ込みをするので、ある意味公平といえばそうなんですが、そもそもスケジュールに無理があるという本件の一番の問題点に対しては
「お客さんと握っちゃってるからスケジュールの変更はありえないから!これで行くしかない!」
と、一歩も譲りません。
私が事前にスケジュールについて考慮してくれと伝えていた事などは言う場もありませんでした。
というか、M尾が「本人たちにはスケジュールについては事前了承貰ってます。その上での最終確認のこの打ち合わせです。」
ってことで進んでいるため、冒頭で書いたように、ここでの内容はすべて確定事項であり、行けるか行けないかの意志確認する場では最早ないのです。
例の5,6回乗り継いでの鉄オタが作成したかのようなルートは却下されました(笑)
さすがのH口も「これに関しては楽なルートで行ってもらえばいいです」とすんなり受け入れたんですが、この時の私のM尾さんに対する言い方がH口の癇に障ったようです(笑)
こういう時に派遣とプロパーの壁を思い知らされます。
いわゆる派遣で働くあるあるなんですが、呆れるようなルートを編み出し、なんの配慮もできないポンコツプロパーであろうとも、プロパーはプロパーをかばいます。
「お前・・・このルートはないよ(汗)こんなルートで行けっておかしいでしょ?」
といった言葉は打ち合わせの場では絶対に出ないのです。
よって私が「5回乗り継ぎで行くこのようなルートをどうやって作ったんですか?常識的に考えて変ですよね?」の発言は、チーム一昭和感満載のH口からしたら「派遣のくせになに意見してんじゃ!!」的な思いを生む可能性はあります。
現に、私の隣に座るRさんは(私よりも過酷な状況に置かれているにも関わらず)なんの文句もなく大人しくしてるんですから(笑)
私ももう、なにがどうあってもスケジュールの変更がされないことは解っていたので、自分の中で(この打ち合わせに出る前段階で)昇華していたんです。
ですが、ひとつだけ譲れない事がありました。
それは移動を優先してほしいという事です。
作業で不測の事態が起き、予定終了時刻が押してしまうような場合は本社からリモートで作業するとか、M尾さんが電話でお客様と連携し、お客様自身の手で実行するなどなんらかの対応してもらえないかということです。
これに対しM尾が食い気味に
「遅れるようなことは絶対にありません」
と意見し、ですからこちらからフォローするようなプランはあり得ないとまるで受け付ける気配はありません。
「絶対ってないですよね?勿論作業を途中で投げ出して移動させてくれと言っているんじゃありません。移動に多く見積もって7時間かかるので、万が一の場合はそれを考慮していただき、移動を優先という形で・・・・」
と、ここまで話した時点でH口がめちゃくちゃ高圧的にこう言ってきたんです。
「そもそもさぁー!Mikiさんがしくじらなければ万が一って起きないわけだよね?!!」
とんでもないところから意見してくるH口に私も一瞬怯みまして(汗)
そのすきにH口は畳み込むかのように・・・・
「しくじらずにやればトラブらないっしょ?(笑)万が一なんかあって遅れたとして、移動に7時間かかったとしてもさぁー、あれっしょ?ホテルついて寝るだけなんでしょ?次の客先があるとか、待ち合わせがあるとかじゃなくて寝るだけっしょ??島根到着が遅くなることになんか問題あるの?(笑)」
言葉を失うとはこのことです。
怒りが頂点に達すると人間って言葉がすぐに出て来ないんですよねぇ(笑)
そういう意味ではとんでもないことでも脳直結で口に出せるH口ってのは人間ではないのかもしれません(笑)
「しくじることなくちゃんとやってもらって、で、終わり次第移動!それでいいんじゃないの?寝るだけなんだし。遅いってったって22時とか、最悪でも当日中に着くんだよね?なんか問題あんのかなぁ?ははははは」
笑いながらいう堀口に私は
「深夜近くに着くこと自体問題じゃないんですか?」と反論しました。
「だって作業終わるのが遅くなったんならしかたないよね?(笑)そもそもしくじらずちゃんとやれば普通の時間に着くんだから(笑)」
間髪入れずめっちゃ大声で言ってくるH口。
殺意を覚えるレベルです(笑)
いやマジで。
この業界の方ならお分かりだと思いますが、作業自体にミスがなくても不測の事態って起こるんですよ。
お客さんの使ってるハードがこちらが想定した以上にHDDがパンパンで動作が遅いとか、それを使ってる人がたまたま体調不良で休んでしまってパスワードが分からなくてログインできないとか、とんでもないような事が起きたりするんですよ。
そういうリスクもひっくるめて「不測の事態」と私は言ってるわけで、そんなどうしようもないことが起こった場合は移動を優先してもいいでしょ??
って言ってんだよこっちは!!
500キロも離れた場所に行くんだぞ!!
ちったぁ考えろやボケ!!
と、はらわた煮えくり返ってんですが、それをクレバーな言葉に置き換えて言い返すほどのスペックは私は持ち合わせておらんのです。
残念ながら(笑)
明らかに怒ってる私のワナワナした感じが伝わったんでしょうね(笑)
場の空気に耐えられなくなったRさんが急に参戦してきました。
「あの、私は全く問題ないですから。何時だろうと、移動時間が何時間だろうと、問題ないです。」
「お!さすが!男だねぇ~」
すぐにH口がそれに乗っかり私を笑いながら見返してきました。
ほらね?
あなたの言ってることのほうがわがままなんだよ?
とでも言いたいのでしょう(笑)
結局、私の意向は何一つ受け入れられず打ち合わせは終了。
この日は怒りで仕事も手につかず、腐った状態のまま帰宅したのでした。
でーーー!!!
ここから私の反撃が始まるのです!(笑)
記事があまりにも長くなったので後半戦は次回で・・・。