昨日想定外の事態が起きた。
え・・・?? マジ? そんな事で? って感じの出来事です。
「雪景色」とのタイトルでアップした記事をご記憶でしょうか。
その時の写真がこれなのですが
この旦那のマウンテンバイク。
このバイクは部屋のドアの前に置いてあるわけです。
と ここまでは前置き・・・
昨日帰宅した旦那が、玄関先でなにやらごそごそガタガタとやっている。
ガタガタ音はするが、ちっとも部屋に入ってこないので
痛い腰を抱えながら、玄関まで見に行った私。
すると・・・・摩訶不思議な光景が・・・
旦那が玄関に置いてある私の傘を握りしめ、ほんのちょっとだけ開けたドアの隙間から外に向かって
「おりゃ、えいや! くっそぉーー これ なんだよぉ どうするん!」
などと 独り言を発しながら、傘をぐりぐり~っと伸ばしている。
「なにやってんの?」
「あ! おい! 大変だぞ! ドアが開けられない!」
「は?」
意味不明の旦那の発言に、何が何だか理解できない私。
「くっそぉーー 傘じゃ駄目だぁー あぁーー なんとかならんか!」
「だから 何やってんの?」
「自転車が倒れたんだよ!」
「ふぅーん。 倒れたって・・・起こしてくれば?
傘持って何やってんの? 意味不明だけど」
「だからぁーー 自転車がドアに向かって倒れてるんだよ!
自転車の重みでドアがあかねーんだ!!」
「え・・・・!!」
ようやく事態が呑み込めた私。
自転車がドアに倒れ掛かっている為、ドアは10センチほどしか開ける事が出来ず、その隙間から旦那なりに考えた方法が、傘による攻撃。
つまりは、傘で倒れている自転車をなんとかグイと起こせないものかと格闘してた模様。
「か・・・傘でなんて起こせるの?」
「があああああああ 無理だっちゅうの!!」
何故かキレてる旦那。
「無理でしょ」
「無理だよ! くっそぉお あっかん。お前なんかいい方法考えられるか?」
完全にパニクッてる旦那。
「まずは落ち着こうよ。一緒に考えよう」
「そだな なんかいい方法あるかもしれん」
夫婦二人玄関ミーティング。
外に出て自転車を・・・起こす・・・?
いやいやいや マンション4階だし?
どうやって外に出るのだ。外への出入り口は玄関だけ。
マジで・・・あの、自転車が倒れただけでうちらもう外に出れないわけ??
事態の深刻さがいまいち伝わってこない私達。
なんとか方法あるでしょ? という甘い考えがどうしても頭から離れない。
旦那の部屋は玄関にいちばん近い北の部屋。
西側の窓から脱出し、壁を伝いエイヤッ! と 玄関前に飛び降りる?
いやいやいや そんなジェームズボンドみたいな芸当無理だし!
ベランダから・・・降りて・・・下まで・・・
どうやって降りるのだ!
ベランダに設置されている非常用のロープ状のはしご。
あれは、火災とか地震とかそのような天災以外で使用しても構わないのか?
いやいやいや 無理でしょ!
あの梯子は、災害時の緊急脱出用でしょ?
つか・・・これって すっごい緊急事態ですけど? うちら外に出れないんよ?
まさに緊急事態でしょ! 緊急事態ですよね?
使えないわけ? つかっちゃあかんの??
使うとなれば・・・・3階から下の住人に許可取らないと降ろせない・・・。
てか・・・どうやって住人に連絡取るの?
他の世帯の連絡先なんて知らないよ? それよりなにより、
こんな夕方の6時前にみんな帰宅してるのか?
ちーーーーん・・・・手詰まり
「あぁああ ないわ。 誰かにお願いして外から自転車を起こしてもらうしか方法がない!」
との結論に達するまで5分くらいかかりました。
バカっぽいけど、マジで2人して、あれやこれやと玄関先で話し合ったのだ。
「てか・・・もう一度傘攻撃は?」
「あほか! こんな傘、何の役にも立たんわ!!」
無意味にキレる旦那。いや・・・お気持ちお察しいたします。
「だからさ・・あんな場所に自転車なんて置いてるからだよ」
「今それを言うな! 言ったって始まらん!」
益々キレる旦那。 いやいや・・・キレてても始まらん。
で、どうしたかって言うと、隣の人にお願いしよう。
これしかないわけで・・・・。で、どうやってお隣に?
そこですよ。
玄関先から出れるのであれば、チャイムを鳴らしてお隣さんに声が掛けれます。
それが出来るのであれば、自転車も起こせるってもんです。
「ベランダから・・・声かける?」
「・・・そうだな・・それしかないな。てか、聞こえるのか?ベランダからの呼びかけが聞こえると思う?」
「わからん。でもやってみない事には」
「そだな! おっし やるか!」
意を決した旦那。
ベランダに飛び出しお隣さんに向かって大声で
「すいませーーーん すいませーーーん!! となりの○○でぇーすぅ!」
と 発しだした。
声・・・でけーし。
てか・・・旦那の声に反応して、どっかの犬がめちゃ吠え出してるし!
「すいませーーーん 隣の○○ですぅーーー すいませーーーん!!」
「わおーーーーん わんわんわん わおーーーーん わんわん」
旦那の大声と、犬の遠吠えが交互に・・・
なんとも・・・おかしな光景に リビングでバカ受けする私。
こういう緊急事態によくある事なのですが、緊急であればあるほど
なぜか笑えてくるこの性格。
だってさぁ 間抜けジャン? 間抜けだよね?
自転車が倒れただけで一生外出れないかもしれないって間抜けじゃん?
犬まで吠えちまってるし わーーっははははは
5分ほど呼びかけたでしょうか。
お隣のお嬢さん(中学1年)がベランダに出て来てくれました。
事情を壁越しに説明し、玄関先に来てもらいました。
「これでいいですかぁ?」
「あ、はい! その自転車がですねぇ 倒れてしまって・・・」
と ドアの隙間から必死で覗き込み、事の説明をしようとする旦那のセリフが最後まで終わらない内に、あっけなく自転車は中学生の手によって起こされたのだ。
そう・・・あまりにもあっけなく。
「あ・・・・あの 起こせました?」
「はい」
ぎゃぁああああ こんな一瞬で 解決してしまった。
本当にありがとうね。お隣のお嬢様。
旦那の声に気づいてくれてありがとう。
興奮した犬の遠吠えは治まらず、ワンワン聞こえてくるリビングで
ほっと安心した私たちなのでありました。
マンションにお住いの皆様。
自転車は玄関前に置かないようにいたしましょう。
万が一の時、外に出れなくなります。
え・・・?? マジ? そんな事で? って感じの出来事です。
「雪景色」とのタイトルでアップした記事をご記憶でしょうか。
その時の写真がこれなのですが
この旦那のマウンテンバイク。
このバイクは部屋のドアの前に置いてあるわけです。
と ここまでは前置き・・・
昨日帰宅した旦那が、玄関先でなにやらごそごそガタガタとやっている。
ガタガタ音はするが、ちっとも部屋に入ってこないので
痛い腰を抱えながら、玄関まで見に行った私。
すると・・・・摩訶不思議な光景が・・・
旦那が玄関に置いてある私の傘を握りしめ、ほんのちょっとだけ開けたドアの隙間から外に向かって
「おりゃ、えいや! くっそぉーー これ なんだよぉ どうするん!」
などと 独り言を発しながら、傘をぐりぐり~っと伸ばしている。
「なにやってんの?」
「あ! おい! 大変だぞ! ドアが開けられない!」
「は?」
意味不明の旦那の発言に、何が何だか理解できない私。
「くっそぉーー 傘じゃ駄目だぁー あぁーー なんとかならんか!」
「だから 何やってんの?」
「自転車が倒れたんだよ!」
「ふぅーん。 倒れたって・・・起こしてくれば?
傘持って何やってんの? 意味不明だけど」
「だからぁーー 自転車がドアに向かって倒れてるんだよ!
自転車の重みでドアがあかねーんだ!!」
「え・・・・!!」
ようやく事態が呑み込めた私。
自転車がドアに倒れ掛かっている為、ドアは10センチほどしか開ける事が出来ず、その隙間から旦那なりに考えた方法が、傘による攻撃。
つまりは、傘で倒れている自転車をなんとかグイと起こせないものかと格闘してた模様。
「か・・・傘でなんて起こせるの?」
「があああああああ 無理だっちゅうの!!」
何故かキレてる旦那。
「無理でしょ」
「無理だよ! くっそぉお あっかん。お前なんかいい方法考えられるか?」
完全にパニクッてる旦那。
「まずは落ち着こうよ。一緒に考えよう」
「そだな なんかいい方法あるかもしれん」
夫婦二人玄関ミーティング。
外に出て自転車を・・・起こす・・・?
いやいやいや マンション4階だし?
どうやって外に出るのだ。外への出入り口は玄関だけ。
マジで・・・あの、自転車が倒れただけでうちらもう外に出れないわけ??
事態の深刻さがいまいち伝わってこない私達。
なんとか方法あるでしょ? という甘い考えがどうしても頭から離れない。
旦那の部屋は玄関にいちばん近い北の部屋。
西側の窓から脱出し、壁を伝いエイヤッ! と 玄関前に飛び降りる?
いやいやいや そんなジェームズボンドみたいな芸当無理だし!
ベランダから・・・降りて・・・下まで・・・
どうやって降りるのだ!
ベランダに設置されている非常用のロープ状のはしご。
あれは、火災とか地震とかそのような天災以外で使用しても構わないのか?
いやいやいや 無理でしょ!
あの梯子は、災害時の緊急脱出用でしょ?
つか・・・これって すっごい緊急事態ですけど? うちら外に出れないんよ?
まさに緊急事態でしょ! 緊急事態ですよね?
使えないわけ? つかっちゃあかんの??
使うとなれば・・・・3階から下の住人に許可取らないと降ろせない・・・。
てか・・・どうやって住人に連絡取るの?
他の世帯の連絡先なんて知らないよ? それよりなにより、
こんな夕方の6時前にみんな帰宅してるのか?
ちーーーーん・・・・手詰まり
「あぁああ ないわ。 誰かにお願いして外から自転車を起こしてもらうしか方法がない!」
との結論に達するまで5分くらいかかりました。
バカっぽいけど、マジで2人して、あれやこれやと玄関先で話し合ったのだ。
「てか・・・もう一度傘攻撃は?」
「あほか! こんな傘、何の役にも立たんわ!!」
無意味にキレる旦那。いや・・・お気持ちお察しいたします。
「だからさ・・あんな場所に自転車なんて置いてるからだよ」
「今それを言うな! 言ったって始まらん!」
益々キレる旦那。 いやいや・・・キレてても始まらん。
で、どうしたかって言うと、隣の人にお願いしよう。
これしかないわけで・・・・。で、どうやってお隣に?
そこですよ。
玄関先から出れるのであれば、チャイムを鳴らしてお隣さんに声が掛けれます。
それが出来るのであれば、自転車も起こせるってもんです。
「ベランダから・・・声かける?」
「・・・そうだな・・それしかないな。てか、聞こえるのか?ベランダからの呼びかけが聞こえると思う?」
「わからん。でもやってみない事には」
「そだな! おっし やるか!」
意を決した旦那。
ベランダに飛び出しお隣さんに向かって大声で
「すいませーーーん すいませーーーん!! となりの○○でぇーすぅ!」
と 発しだした。
声・・・でけーし。
てか・・・旦那の声に反応して、どっかの犬がめちゃ吠え出してるし!
「すいませーーーん 隣の○○ですぅーーー すいませーーーん!!」
「わおーーーーん わんわんわん わおーーーーん わんわん」
旦那の大声と、犬の遠吠えが交互に・・・
なんとも・・・おかしな光景に リビングでバカ受けする私。
こういう緊急事態によくある事なのですが、緊急であればあるほど
なぜか笑えてくるこの性格。
だってさぁ 間抜けジャン? 間抜けだよね?
自転車が倒れただけで一生外出れないかもしれないって間抜けじゃん?
犬まで吠えちまってるし わーーっははははは
5分ほど呼びかけたでしょうか。
お隣のお嬢さん(中学1年)がベランダに出て来てくれました。
事情を壁越しに説明し、玄関先に来てもらいました。
「これでいいですかぁ?」
「あ、はい! その自転車がですねぇ 倒れてしまって・・・」
と ドアの隙間から必死で覗き込み、事の説明をしようとする旦那のセリフが最後まで終わらない内に、あっけなく自転車は中学生の手によって起こされたのだ。
そう・・・あまりにもあっけなく。
「あ・・・・あの 起こせました?」
「はい」
ぎゃぁああああ こんな一瞬で 解決してしまった。
本当にありがとうね。お隣のお嬢様。
旦那の声に気づいてくれてありがとう。
興奮した犬の遠吠えは治まらず、ワンワン聞こえてくるリビングで
ほっと安心した私たちなのでありました。
マンションにお住いの皆様。
自転車は玄関前に置かないようにいたしましょう。
万が一の時、外に出れなくなります。