今年は運気が超低迷してるのか?
と思うほど、立て続けに嫌なことが続きます。
ウチのチームは人数が多く、同じフロアに全員分の席が確保できないため一部のメンバーだけ別のフロアにいます。
今私が関わっている案件のPLが別フロアに居るプロパーなので、2月のとある二日間、午後から約3時間ほどそのプロパーの隣の席で作業してたんです。
二日目の15時頃、私が作業する6Fにイケメンリーダーがふら~っと現れたんです。
「Mikiさんが席に居ないからどこ行ったんだろうって探してたわ(笑)なんだここに居たんだ(笑)」
「はい。昨日と今日は午後からこっちで作業なんです」
「何時に下に戻る?」
「定時少し前には戻る予定です」
「オッケ~んじゃ頑張って」
みたいな軽い会話をし、リーダーは下に戻ったんですが、戻った直後、リーダーが下から内線をプロパーに入れてきたんです。
内線を切ったあと、プロパーが変だなぁみたいな顔で私に・・・・
「あのMikiさん、リーダーが作業はここでやらずに下でやってくださいって言ってます」
「え?今すぐですか?だってついさっきここに来て定時前に降りていきますってリーダーと話しましたけど?」
「はい・・・僕もそれ見てたから今の電話変だなぁーって思ったんですけど、とにかくすぐに降りてきてほしいみたいです」
意味がわからなかったんですが、まぁリーダーが降りてこいっていうんなら行かないと・・・と、PCその他荷物を持ち下に戻ったんです。
で、なにか早急に用事があるものと思ってたのにリーダーから特になにか言いつけられるわけでもなく、なんだったんだ??
と不思議に思い始めた時、リーダーから「ちょっと来て」と会議室に呼ばれました。
え?会議室??
なになに そんな改まっての話なん??
ちょっとドキドキしながら付いていくと、リーダーがめちゃめちゃ意外な予想もしていなかったことを私に伝えたのです。
「実は・・・急に降りてきてもらったのはオレのところにメールが届いてね」
「はい・・・メールですか・・・?」
「そう。さっき上でMikiさんと会話して、で、戻ったらメールが来てたんだよ」
内容を聞かされ、私は狐につままれたような感覚になりました。
そのメールには、私の香水がキツく不快なので6Fに長居しないようにしてほしいという内容だったそうです。
「え?香水・・・ですか?」
「うんそう。気になって仕事にならないんだと。で、頭おかしいやつに正面から相手してもしょうがないと思ったのと、Mikiさんの今やってる作業は3Fでもやれないこともないと判断したんで降りてきてもらったんだよ」
「はぁ・・・香水・・・ですか・・」
「あ、あのね、オレは一度もMikiさんの香水がキツイなんて感じたことはないし、他のメンバーも3Fの人間も誰もそんなこと言ってないから、匂いがキツイとか、迷惑かけてるとかMikiさんは1ミリも思わなくていいからね」
確かに私は家を出る時オードパルファムを体につける。
それはもう何十年もそうで、香りは色々変えてきたけれど、これまで一度もそのようなことを言われたこともなければ、自分でも周囲に匂いが充満するほど香っていると感じたこともない。
すっごく気に入った香りに巡り会ったときなど、むしろ「誰が気づいてくれればいいのに」と思ったほど、私の香水なんて誰も気づいていないものだと思ってた。
「メールを出したのは私の背中合わせの席の人ですか?」
と聞くと、意外なことに、メールを出した人間は私が座ってた席から一番遠い席に座る人物だった。
リーダーも、他部署のいち社員が職制を無視し、直々にメール(しかもクレームメール)を投げてきたことに面食らったそうで、だから「頭おかしいやつ」って思ったらしい。
他部署の人間なのでリーダーも絡んだことは一度もなく、名前と顔を知っているくらいらしい。
組織に属している以上、職制という括りがあります。
一社員が自分の直属の上長を飛び越えて他部署の上長にダイレクトにクレームを投げる事自体、ルールを逸脱しています。
通常の常識を持っている人間であればとてもそんな大それたことをやろうとは思わないでしょう。
ですがこれは「ルールを飛び越えて訴えたいほど不快だった」という側面も持ち合わせています。
私の香水が不快に値するレベルなのかどうかなんて検証できないので、訴えた本人が
「不快です」といえば、それはもう成立してしまうという、なんだかとっても理不尽なものを感じます。
昨今の企業が過剰なほどに敏感になっているハラスメント問題。
これもまさにそんな一部分であることは間違いないのです。
逆に私が自分の所属する派遣会社に「一部のプロパーにパワハラを受けています。メンタル的に追い込まれそうです」と(大げさ目に)オフィシャルに訴えれば派遣会社は当然のことながら動きます。
正式にクライアントにそれについての調査および情報開示を依頼するでしょう。
そうなると大事です(笑)
本人に事情聴取が行われ、事実確認のため社内調査が行われ、報告書を作成し、派遣会社に報告。
それを受けた派遣会社が私に事実確認のための面談が行われ・・・と、ある程度の時間が費やされます。
いつ終わるとも分からないゴールに向かって時間は費やされ、そしてそれはその内の誰かが、あるいは関わった者全員が嫌な思いをして終息するのです。
誰一人ハッピーにならないゴールに向かって走り出すことになんの意味があるの?
と私は思うので、今回のことも自分の中で昇華するんだけども、それはそれでストレスになります。
と、同時に、また一つ人間として成長した気もするのです(ちょっとかっこよく言ってみた(笑))
昭和感バリバリのウチラ世代にとって、今の社会で仕事をしていくには今までとは全く違ったスキルを身に着けないといけないようです。
これをやりにくいと片付けリタイヤするのか、いやいやいやとは言え楽しいことも経済的な面も、そっちのほうが比重が大きいので続けますよ~~の二択なんだけれども、なんともジワジワとダメージを食らう出来事ではありました。
と思うほど、立て続けに嫌なことが続きます。
ウチのチームは人数が多く、同じフロアに全員分の席が確保できないため一部のメンバーだけ別のフロアにいます。
今私が関わっている案件のPLが別フロアに居るプロパーなので、2月のとある二日間、午後から約3時間ほどそのプロパーの隣の席で作業してたんです。
二日目の15時頃、私が作業する6Fにイケメンリーダーがふら~っと現れたんです。
「Mikiさんが席に居ないからどこ行ったんだろうって探してたわ(笑)なんだここに居たんだ(笑)」
「はい。昨日と今日は午後からこっちで作業なんです」
「何時に下に戻る?」
「定時少し前には戻る予定です」
「オッケ~んじゃ頑張って」
みたいな軽い会話をし、リーダーは下に戻ったんですが、戻った直後、リーダーが下から内線をプロパーに入れてきたんです。
内線を切ったあと、プロパーが変だなぁみたいな顔で私に・・・・
「あのMikiさん、リーダーが作業はここでやらずに下でやってくださいって言ってます」
「え?今すぐですか?だってついさっきここに来て定時前に降りていきますってリーダーと話しましたけど?」
「はい・・・僕もそれ見てたから今の電話変だなぁーって思ったんですけど、とにかくすぐに降りてきてほしいみたいです」
意味がわからなかったんですが、まぁリーダーが降りてこいっていうんなら行かないと・・・と、PCその他荷物を持ち下に戻ったんです。
で、なにか早急に用事があるものと思ってたのにリーダーから特になにか言いつけられるわけでもなく、なんだったんだ??
と不思議に思い始めた時、リーダーから「ちょっと来て」と会議室に呼ばれました。
え?会議室??
なになに そんな改まっての話なん??
ちょっとドキドキしながら付いていくと、リーダーがめちゃめちゃ意外な予想もしていなかったことを私に伝えたのです。
「実は・・・急に降りてきてもらったのはオレのところにメールが届いてね」
「はい・・・メールですか・・・?」
「そう。さっき上でMikiさんと会話して、で、戻ったらメールが来てたんだよ」
内容を聞かされ、私は狐につままれたような感覚になりました。
そのメールには、私の香水がキツく不快なので6Fに長居しないようにしてほしいという内容だったそうです。
「え?香水・・・ですか?」
「うんそう。気になって仕事にならないんだと。で、頭おかしいやつに正面から相手してもしょうがないと思ったのと、Mikiさんの今やってる作業は3Fでもやれないこともないと判断したんで降りてきてもらったんだよ」
「はぁ・・・香水・・・ですか・・」
「あ、あのね、オレは一度もMikiさんの香水がキツイなんて感じたことはないし、他のメンバーも3Fの人間も誰もそんなこと言ってないから、匂いがキツイとか、迷惑かけてるとかMikiさんは1ミリも思わなくていいからね」
確かに私は家を出る時オードパルファムを体につける。
それはもう何十年もそうで、香りは色々変えてきたけれど、これまで一度もそのようなことを言われたこともなければ、自分でも周囲に匂いが充満するほど香っていると感じたこともない。
すっごく気に入った香りに巡り会ったときなど、むしろ「誰が気づいてくれればいいのに」と思ったほど、私の香水なんて誰も気づいていないものだと思ってた。
「メールを出したのは私の背中合わせの席の人ですか?」
と聞くと、意外なことに、メールを出した人間は私が座ってた席から一番遠い席に座る人物だった。
リーダーも、他部署のいち社員が職制を無視し、直々にメール(しかもクレームメール)を投げてきたことに面食らったそうで、だから「頭おかしいやつ」って思ったらしい。
他部署の人間なのでリーダーも絡んだことは一度もなく、名前と顔を知っているくらいらしい。
組織に属している以上、職制という括りがあります。
一社員が自分の直属の上長を飛び越えて他部署の上長にダイレクトにクレームを投げる事自体、ルールを逸脱しています。
通常の常識を持っている人間であればとてもそんな大それたことをやろうとは思わないでしょう。
ですがこれは「ルールを飛び越えて訴えたいほど不快だった」という側面も持ち合わせています。
私の香水が不快に値するレベルなのかどうかなんて検証できないので、訴えた本人が
「不快です」といえば、それはもう成立してしまうという、なんだかとっても理不尽なものを感じます。
昨今の企業が過剰なほどに敏感になっているハラスメント問題。
これもまさにそんな一部分であることは間違いないのです。
逆に私が自分の所属する派遣会社に「一部のプロパーにパワハラを受けています。メンタル的に追い込まれそうです」と(大げさ目に)オフィシャルに訴えれば派遣会社は当然のことながら動きます。
正式にクライアントにそれについての調査および情報開示を依頼するでしょう。
そうなると大事です(笑)
本人に事情聴取が行われ、事実確認のため社内調査が行われ、報告書を作成し、派遣会社に報告。
それを受けた派遣会社が私に事実確認のための面談が行われ・・・と、ある程度の時間が費やされます。
いつ終わるとも分からないゴールに向かって時間は費やされ、そしてそれはその内の誰かが、あるいは関わった者全員が嫌な思いをして終息するのです。
誰一人ハッピーにならないゴールに向かって走り出すことになんの意味があるの?
と私は思うので、今回のことも自分の中で昇華するんだけども、それはそれでストレスになります。
と、同時に、また一つ人間として成長した気もするのです(ちょっとかっこよく言ってみた(笑))
昭和感バリバリのウチラ世代にとって、今の社会で仕事をしていくには今までとは全く違ったスキルを身に着けないといけないようです。
これをやりにくいと片付けリタイヤするのか、いやいやいやとは言え楽しいことも経済的な面も、そっちのほうが比重が大きいので続けますよ~~の二択なんだけれども、なんともジワジワとダメージを食らう出来事ではありました。