春夏秋冬 花 mikio

季節のサボテン花、多肉植物の栽培と紹介、地域の花々、
巨樹、自然風景の紹介 造園士。

安行発祥地 安行桜 

2020-02-27 | 植物、花

桜の名称に地区の名が付くのが全国に有ります。前に載せた伊豆小室桜、熱海桜、河津桜

今日は地元安行の安行桜を載せます。 別名沖田桜は昭和20年ごろに沖田氏が

現在の植物振興センタ-の近くに早咲きの桜を見つけ、接ぎ木をして育て上げた

後に沖田桜と命名した過去があります。 ピンクの色彩が濃く、小ぶりの花、ソメイヨシノより

一足早く満開を迎えます。沖田氏が栽培した沖田桜は、安行の密蔵院に初めて植えられた

桜、今では境内の参道脇に数多く、巨木になり、満開を迎えました。後に川口市内の様々な

場所に植栽され、見事な桜を見せてくれてます。 2017年3月に安行桜満開の時期に永眠され、

享年98歳、葬儀が行われた際にお手伝いをした、思い出があります。

密蔵院境内の参道、山門前

至る所で花満開

 

 

 

 

 

 

 

       

 

 

 

 

 

地元川口グリーンセンターに、沢山の安行桜を見ることが出来ます。

 

 

 

 

 

    

 

 

 

安行地区には小さな河川が多くあります。

その両側には沢山の安行桜が植えられてます。

 

 

    

 

各地にはまだ名称が付く桜が多く存在いたしますが、一番はやはりソメイヨシノ桜

しょう。東京都駒込の駅前から続く染井通りには多くの古木が残ってます。

昔の六義園のお抱えの植木職人が作り上げた桜は当時の染井町の名を冠して

全国に広まりました。 毎年染井よしの桜公園、では祭りが繰り広げられます。

この近くに昔馴染みの加工業者の駐車場が有りそこに留め置き、毎年訪れて見物してた、過去があります。

去年の撮影。

 

 

 

 

   

 

この染井町の昔の職人さんたちが

のちに全国に広がり我が町、川口安行にも流れてきて

安行の基礎を作った経緯が有ります。

いつも山野草の栽培士の口癖が

俺の祖先は六義園の職人の親方であったと自慢します。聞き流してます。