`*:;,.☆ いつも笑顔☆・:.,;*

テツ、ミルキー、虎徹、そしてランとともに

アナザーフェイス

2018年03月23日 | 
堂場 瞬一作 アナザーフェイスシリーズ

好きなシリーズです。


アナザーフェイス6「高速の罠」より





終わってしまった過去には意味はない。
そう考えても、どうしてももう一つの現在に思いを馳せてしまうのだ。



時に、想い出が人を強くすることもあるのだから。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

9月なのに寒いよ~(>_<)

2017年09月19日 | 







というタイトルには関係ない。




〈おかーさん、何か美味しい物?〉







ちゃいますよ、虎徹クン






泣いた・・・

ミルキー・・・





〈おかーさん、ボクがいるでしょ〉


そうだね、虎徹。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ビブリア古書堂の事件手帖

2015年09月24日 | 





面白かったです。


人物のなぞを、古書を通して解いていく物語。


本にもそれぞれ歴史あり・・・ですねぇ~


1冊目の「栞子さんと奇妙な客人たち」のあとがきに、作者 三上 延さんはこう書かれています。

「・・・本の扱い方は千差万別で、きれいに保管している人にも、栞の使い方や帯の取り外しにもちょっとした癖があったりします。古本をめくっていると、内容だけではなく、どういう人が持っていたのかに興味を惹かれることがよくありました。・・・・」



なるほどねぇ~



今や新潮文庫の本にしかない紐の栞のことを「スピン」ということも初めて知りました。



2冊目の「栞子さんと謎めく日常」


第二話  福田定一 「名言随筆 サラリーマン」(六月社)

読んでいて、思わず「え!」って声が出てしまいました。

司馬遼太郎さんが本名で書いた本でした。
昭和30年に刊行された本で、その頃司馬遼太郎さんは、新聞記者、そうサラリーマンでしたね。

司馬遼太郎さんの話でもう1つ、へぇ~と思ったのは、

「豚と薔薇」

社会派ミステリィーがブームだった頃、出版社の要請で書いたそうです。

その本の作者のあとがきには

「・・・べつに動機はない。推理小説がはやつているからお前も書け、ということで、誌面をあたえられたのである。
 私は、推理小説にほとんど興味をもつておらず、才能もなく、知識もない。書けといわれて、ようやく書いた。むろん、推理小説というものはこれ一作で、生涯書くまいとおもつている。」


と書いてあるそうで、そう書かれていると、読んでみたくなりますね。

1960年に書かれたもので、文庫化もされていないので、本の装丁の点からも残りにくいこともあり、古書価格は大変高価になるそうです。


そして、

第三話   足塚不二雄 「UTOPIA 最後の世界大戦」


足塚不二雄は、藤子不二雄のデビュー当時のペンネーム。昭和28年出版。

当時30歳ぐらいで、すでにベテランといわれていた敬愛する手塚治虫にあやかって付けたペンネームのようで、

「手より足のほうがずっと下にある」というという意味だったそうです。


話の本筋以外にも、興味のある話が盛りだくさんの、とても楽しい本でした。

続きが楽しみ♪


ところで、「ビブリア」ってどういう意味なんでしょう。


調べてみました。


「ビブリア(Biblia)」はギリシア語で「本」「書物」、
ラテン語では「本を愛する人」という意味があるそうです。
「聖書」はギリシア語のビブリアbibliaに始まるとのことでした。


三上さんって、すごい人ですね!






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

LA GALETTE GEANTEとTotto-chan, la petite fille à la fenêtre

2013年11月20日 | 




息子が見つけてきました。




ぐりとぐら

窓際のトットちゃん
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シブ!

2010年08月05日 | 
口の中がまだシュワシュワです。

冷たくて口当たりもいいので、最初は美味しかったけど、だんだん、なんだ、この味は?

コレって、シブ柿を食べた感じだ。

勿体ないから、半分食べたけど、
口だけじゃなく、胃もヘンだよ。

もうしばらく、おいておけば、甘くなるかな、メロン!





今日は、の1日でした。

そんな日は、読書ですね。


村上 春樹 「国境の南、太陽の西」 (1992年)

仕事にも成功し、幸せな生活を築いていても、「孤独」からは逃れられない・・・のかな?
それは、過去の自分の「寂しかった時間」を、引きずっているから。

一気に読んでしまったけど、まぁ、おばちゃんには無縁の世界。
私には、そんな人との接点はないなぁ、と思いいつつ、そんな世界に生きている人とちょっと接触してみたい気もする。でね、30後半で、奥さんもいて、かわいい女の子が2人もいるお父さんなんだから、しっかりしなさい!って、どやしつけたくなるかもね

では、最近読んだ本をメモメモ、と。

森 絵都 「風に舞いあがるビニールシート」 第135回直木賞受賞作(2006年上半期)

東京のUNHCRに勤務する女性の愛と転身を描いた作品。
他に、上司である天才的ケーキ職人に翻弄され結婚との狭間で揺れる女性を描いた「器を探して」、捨て犬の世話をするボランティア活動に一主婦が献身する姿を描く「犬の散歩」、大学二部で学ぶ男性がレポートの代筆を依頼するため伝説的な先輩学生を探す「守護神」、仏像修復に尋常ならざる情熱を燃やす不器用な職人と親方との確執を描く「鐘の音」、クレームへの謝罪に赴く中堅の出版社社員と若い玩具メーカー社員の世代間ギャップを描く「ジェネレーションX」がおさめられている。

一番おもしろかったのは、やはり表題作の「風に舞いあがるビニールシート」

きっと、今の若い世代の女性には、憧れや目標となる小説かもしれない。でも、亡き元夫の赴任先であるアフガニスタンへ、へ?行くの?・・・と最後で、自分の年を感じてしまった。20歳ぐらい若かったら、共感したかもね~と貸してくれた友達と意見が一致。
「犬の散歩」は犬の里親探しをボランティアでしている女性のお話で、その資金捻出のため夜のお仕事を始めるのだ。その発想は、おもしろいけどね・・・


中村 航  「100回泣くこと」 (2007年)

愛犬・ブックが死にそうだという知らせを受けて、実家に帰ることするところから始まる話だったので、どうしよう・・・と思ったけど、「犬は死なないよ」と友達が言うから、読み始めた。結婚を前提に、まず同棲から始めましょうというのを、「練習」という言い方をしてるのがおもしろい。離婚が増えてることを考えれば、これから、ますます「練習」した方がいいかもしれないね・・・あ、本題からはずれましたが、結局、彼女はがんで死んでしまうのだ。主人公の「僕」の献身ぶりに感動。描写が淡々としてる分、とても静かな静かな小説だった。でも、ブックも死んでしまうのよ。


海堂 尊

チーム・バチスタの栄光(2006年)
ジェネラル・ルージュの凱旋(2007年)

おもしろい!

やっぱ、こういう本の方が、読み終わって


宮部 みゆき 「ぼんくら」(2000年)

(上)を読み終え、今(下)

宮部作品  やっぱ
村上 豊さんの表紙や扉絵がいいです。



さて、「ぼんくら」の語源は、何かというと

盆暗と書く賭博用語で、盆の中のサイコロを見通す能力に暗く、負けてばかりいる人のことをいったことからきてるんですね。で、ぼんやりして物事がわかっていないさま、間が抜けたさま、更にそういった人を罵る言葉として使われるようになったそうです。

と、本日のおまけでした。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする