口の中がまだシュワシュワです。
冷たくて口当たりもいいので、最初は美味しかったけど、だんだん、なんだ、この味は?
コレって、シブ柿を食べた感じだ。
勿体ないから、半分食べたけど、
口だけじゃなく、胃もヘンだよ。
もうしばらく、おいておけば、甘くなるかな、メロン!
今日は、
の1日でした。
そんな日は、読書ですね。
村上 春樹 「国境の南、太陽の西」 (1992年)
仕事にも成功し、幸せな生活を築いていても、「孤独」からは逃れられない・・・のかな?
それは、過去の自分の「寂しかった時間」を、引きずっているから。
一気に読んでしまったけど、まぁ、おばちゃんには無縁の世界。
私には、そんな人との接点はないなぁ、と思いいつつ、そんな世界に生きている人とちょっと接触してみたい気もする。でね、30後半で、奥さんもいて、かわいい女の子が2人もいるお父さんなんだから、しっかりしなさい!って、どやしつけたくなるかもね
では、最近読んだ本をメモメモ、と。
森 絵都 「風に舞いあがるビニールシート」 第135回直木賞受賞作(2006年上半期)
東京のUNHCRに勤務する女性の愛と転身を描いた作品。
他に、上司である天才的ケーキ職人に翻弄され結婚との狭間で揺れる女性を描いた「器を探して」、捨て犬の世話をするボランティア活動に一主婦が献身する姿を描く「犬の散歩」、大学二部で学ぶ男性がレポートの代筆を依頼するため伝説的な先輩学生を探す「守護神」、仏像修復に尋常ならざる情熱を燃やす不器用な職人と親方との確執を描く「鐘の音」、クレームへの謝罪に赴く中堅の出版社社員と若い玩具メーカー社員の世代間ギャップを描く「ジェネレーションX」がおさめられている。
一番おもしろかったのは、やはり表題作の「風に舞いあがるビニールシート」
きっと、今の若い世代の女性には、憧れや目標となる小説かもしれない。でも、亡き元夫の赴任先であるアフガニスタンへ、へ?行くの?・・・と最後で、自分の年を感じてしまった。20歳ぐらい若かったら、共感したかもね~と貸してくれた友達と意見が一致。
「犬の散歩」は犬の里親探しをボランティアでしている女性のお話で、その資金捻出のため夜のお仕事を始めるのだ。その発想は、おもしろいけどね・・・
中村 航 「100回泣くこと」 (2007年)
愛犬・ブックが死にそうだという知らせを受けて、実家に帰ることするところから始まる話だったので、どうしよう・・・と思ったけど、「犬は死なないよ」と友達が言うから、読み始めた。結婚を前提に、まず同棲から始めましょうというのを、「練習」という言い方をしてるのがおもしろい。離婚が増えてることを考えれば、これから、ますます「練習」した方がいいかもしれないね・・・あ、本題からはずれましたが、結局、彼女はがんで死んでしまうのだ。主人公の「僕」の献身ぶりに感動。描写が淡々としてる分、とても静かな静かな小説だった。でも、ブックも死んでしまうのよ。
海堂 尊
チーム・バチスタの栄光(2006年)
ジェネラル・ルージュの凱旋(2007年)
おもしろい!
やっぱ、こういう本の方が、読み終わって
宮部 みゆき 「ぼんくら」(2000年)
(上)を読み終え、今(下)
宮部作品 やっぱ
村上 豊さんの表紙や扉絵がいいです。
さて、「ぼんくら」の語源は、何かというと
盆暗と書く賭博用語で、盆の中のサイコロを見通す能力に暗く、負けてばかりいる人のことをいったことからきてるんですね。で、ぼんやりして物事がわかっていないさま、間が抜けたさま、更にそういった人を罵る言葉として使われるようになったそうです。
と、本日のおまけでした。