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テツ、ミルキー、虎徹、そしてランとともに

ビール好きな方へ~①

2007年04月09日 | ビール
今日は、ビールが好きな主人に登場してもらい、
特別にビールを語ってもらうことにしました。

では、よろしく~♪

しばらくの間お付き合いを願います。
さてビール王国と呼ばれその種800にもなろうと言われているベルギーですが、
中々レア物のビールにはお目にかかることができません。手っ取り早いのは産地へ行き、そこで瓶詰めのものを持ち帰るのが良いのですが、やはりそこで樽出し(Fut)の生ビールを頂くんが最高か思います。
さてそんなこんなでビール好きを長年やってますが、最近頂いたMechelenのビールを紹介させていただきます。Het Ankerという醸造所がありまして、そこでは常時『Gouden Carolus(黄金のカルロス)』と呼ばれる濃いビールを造っています。また『カルロス5世』と呼ばれる、これもまた濃いビールですが、一般に販売しています。と言いますのが、この街はかつて神聖ローマ帝国の首都での皇帝カール5世が住んでいた街で、ブルゴーニュ公国の首都でもありました。古い歴史のある落ち着いた街です。ビール以外にも白アスパラや優良な鶏肉で有名な街でもあります。

おっとどっこいほいさっさ、と。話を元に戻しまして、昨夜頂いたこの醸造所の特別ビールについて続けさしてもらいます。
画像の『Cuvee de l'Empereur(皇帝ビール)』はカール大帝の誕生日である2月24日だけに仕込まれるビールですので数にも限りがあります。地元Mechelenの人々にとっても貴重なビールと言えますね。もちろんコルクの栓で、栓の頭にはシャンパンのような金属製のキャップをつけています。そこにもちゃんと醸造所のトレードマークである「黄金のカルロス」のロゴが入っています。

針金で留め付けられたコルクの栓を抜くと、甘い芳香が漂います。口の広いグラスで頂くのが作法ですが、今回は4人で飲むために小さめのワイングラスで頂きました。何度が適温か分かりませんでしたので、適当に8度程度に冷やして飲みました。アルコール度数は10度程度と思います。さて味は甘みが利いていて、その後に舌の上に苦味が残る深い味わいでした。日本のビールのようにがぶ飲みするもんではなく、時間をかけてその芳香と味を楽しむビールでした。ゴーダチーズが合いそうな味わい。もしどこかで見かけたら少々ムリをしても手に入れたいビールでした。BushビールのPrestigeにつぐ久々のレアビールでした。

ほな。
コメント
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