ミモザの花咲く庭から

一期一会に感謝     写真中心のブログです

一日

2011-08-12 | 月・星・雲、空
             花と雲と月

           今宵は十三夜の月。
           灯りを消して月の光りを楽しんでいます、
                
           ほんとにきれいな月ですね

    

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ぬばたま

2011-08-12 | 万葉の花・歌碑・故地など (自己記録)

         庭で檜扇が咲き始めました。
         檜扇は万葉では<ぬばたま>と詠まれています。
         
         咲き終わった檜扇には黒い実(種)がつき、その実をぬばたまという。

              (ぬばたま=黒髪、夜、闇などにかかる枕詞)

         
           居明かして君をば待たむぬばたまの我が黒髪に霜は降るとも  (巻二・89)

             来ぬ人を待つ女性の気持ちが出ていると思います。
             古代は妻問婚でした。

             (じっとここであの方を待ちましょう。たとえ私の黒髪に霜が降りようとも)
              二句切れでまず先に結論を言い、倒置しています。

           ぬばたまの夜の更けゆけば久木生ふる清き川原に千鳥しば鳴く (巻六・925)              

             (久木=アカメガシワ )


                    

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