MINの目

MINの目が見つけた事柄をつれづれなるままに綴ります

ほぼ歩き遍路 総本山金剛峯寺

2017年09月04日 | お遍路好き(プレリュード)
高野山の奥の院に行き、その日泊まる予定の宿坊へ戻る途中に金剛峯寺があり、
行くことにしました。
本当に勉強不足で、本当は先にお参りすべきでした。総本山のお寺ですから。。。

目的であった奥の院へ足を運んだあとだったので、焦りはなく落ち着いてお参り
できたのは良かったです。
お寺を尋ねるとなにやら住職の皆さんが記念撮影をしていました。
記念撮影を待ってからお参りをして、御朱印を頂きに中へ入ると内観も出来るとのこと。
建築に興味がある私は内観料を払い中へ入らせて頂きました。

時間がとれる方には本当にお薦めです。

お庭もすてきですし、襖などの美術品も素晴らしかったです。
お庭は日本最大級の石庭だそうです。
江戸時代以降使われてきた「台所」も興味深い場所でした。

奥まで進んでいくと、お接待と言われてお茶とお菓子を出して頂きました。
メインの写真がそうです。

今、思えばこれが最初のお接待でした。

まだ「お接待」がしっくり来ていなかったので戸惑いましたが、
法話も聞くことが出来るようだったので中に入りました。
このお部屋169畳あるそうです。
その空間に女性のグループ一組と独人が3組

どこに居るのが良いか判断がつかないほど広い中にポツリ。


しばらくすると、お寺の僧侶の丁寧な法話を聞くことが出来ました。

今回の旅で何度となくテーマーのように聞く機会、考える機会に恵まれた
「さとり」についてでした。

最終的には私の中ではここでも聞くことが出来た
「さとり」とは「自分を知ること」というのがしっくり来ています。


日本最大級の石庭

NHKブラタモリで2017年9月9日から毎週土曜日に3回続けて高野山の特集のようですね。
たのしみです♪

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ほぼ歩き遍路 高野山へ

2017年07月31日 | お遍路好き(プレリュード)

高野山へは、極楽橋駅でケーブルカーに乗り換えます。
このケーブルカーの勾配が半端ない!初めての経験でした。
切れるはずがない太いケーブルなのに切れたら。。ものすごい勢いで落ちるな。。。
などと余計な想像をしながら登っていくケーブルカーを楽しみ、終点の高野山駅へ。

この駅から各お寺へのアクセスは、バス専用道路を通過することから必ずバスに乗ることになります。
ケーブルカーとバスは連絡していて、時刻表はありますが、混み具合によっては増発されるようです。

このケーブルカー、15度から30度弱の勾配があるようです。
スキー場で30度といったらほとんど崖みたな印象ですよね。
そう考えるとやっぱり凄いですね。

この日泊まる福智院さんに荷物を置いて、いざ!奥の院へ!

いや、奥の院は八十八ヶ所結願後のお礼参りをして満願のするながれと知ったのはほぼ直前。
高野山で数珠をつくってから八十八ヶ所を回りたいと思っていので、スケジュールを変えずにいきなり高野山の奥の院にお参りしました。。。

奥の院への参道には多くの著名な方々のお墓から”しろあり”さんのお墓まで様々なお墓がありました。
2キロに渡る参道には長い年月を感じる趣のある高野杉が続きます。
お墓なのですが怖さはありませんでした。心が落ち着く感じがしました。

超初心者の私は奥の院の深さを知らず。。。奥の院へ参っていなかったと知ったのは結願後でした。
沢山のお墓を抜けて右と左の分かれ道を左に行き、橋を渡って更に奥でした。
奥の院だけにそう簡単には現れないのでした。

すぐに目に入ったお堂で拝んで、納経所へ。
納経所の方が帳面をめくられて「これからですか?」
私「はい。。順番が違うかもしれませんが。。。」
納経所の方「では、結願したらまたお参りにきてくださいね」
私「その予定です。」

今となってみれば、あの時、ちゃんと奥の院に行けていなかったのです。。
結願後はきちんとお参りできました。
そういうものだったのかもしれません。

このあと総本山金剛峯寺へお参りに行きました。
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ほぼ歩き遍路 九度山へ

2017年07月12日 | お遍路好き(プレリュード)


高野山に登る少し手前に大河ドラマの「真田丸」で有名になった九度山という場所があり、途中下車しました。
真田丸フィーバーで盛り上がっているかと思いきや、静かな町でゆっくりと時が流れている印象。

静かな町でしたが、見どころはいっぱいでした。

ドラマにも出てきたさ「真田紐」を実際に見てみたい、買いたいと思っていました。
金剛杖を持ちやすくするための工夫に紐をつかう方法があり、これに利用したいと思ったのです。
最終的には美しすぎて使わずにおみやげとなりました。
私が見つけたのは「梅下百貨店」小さなお店でしたが、住む人にとっては色々揃うお店といった感じです。
店先と店に一歩入った所に真田紐が売られていました。本当に実用的なものである上に美しい紐でした。

真田家が住んでいた場所(個人宅)、真田の抜け穴伝説(実は古墳の入り口)
展示が良かった「真田ミュージアム」、弘法大師のお母様のお寺「慈尊院」などに立ち寄りました。

真田ミュージアムはとてもお勧めです。
体験型の展示方法も面白かったですし、大阪の陣の陣の動きを映像で表現しているのですが
とても分かりやすく出来ていました。
広すぎないので、ゆっくり見て楽しむことが出来たと思います。

慈尊院は今回のお遍路の流れで行きたかったお寺の一つです。
女人高野といわれる場所で、昔の高野山は女人禁制でだった為、女性がお参りできたのはここまでだったそうです。
ですから、空海のお母様もこのお寺までだった為、空海さんは晩年このお寺で過ごされた母公に会うために
ここまで降りてきたそうです。このお寺の横の道から高野山に行くことの出来る参道があるようです。
授乳や乳がんなど女性に関するお願いごとに乳房型絵馬を奉納する女性が多く訪れるそうです。

梅下百貨店


真田ミュージアム


慈尊院


真田抜け道伝説


九度山マップ






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ほぼ歩き遍路 三弘法参り

2017年07月11日 | お遍路好き(プレリュード)


計画当初は全く知らなかったのですが、調べて行くうちに、
高野山が総本山であることを知り、それならばと高野山に挨拶してから行こう、
高野山で数珠が作れるらしいから数珠を作ってスタートしようなどと計画を立てていました。

そんなことを決めていてほぼ予定が組み終わりそうな頃に三弘法巡りがあることを知り、
動揺しました!予定の組み直しです。
完璧な歩き遍路ではないけど、順に回っていきたい。。。
そもそも、高野山は最後にお礼参りするのが順番の様だったので違うと言えば違うのですが。。

三弘法参りとは

昔、西の方に住んでいた人たちが、
東寺で菅笠、神光院で納札箱、仁和寺で金剛杖を調達して、
お遍路の安全を祈願したという習わしがあったそうなのです。

そして、今はそれがストラップのお守りとして再現されていました。

まずは東寺です。
新幹線からいつもみていました。修学旅行以来かもしれません。。
いつ見ても東寺の五重塔は素敵です。
本当は内部の公開をしていたので、見たかったのですが、到着が遅れたので叶わずです。
駐輪場は駐車場の片隅にありました。
入り方が悪かったのかようで、広い敷地をウロウロしながら
御影堂でお参りし、
案内に従って、食堂でお参りし、
初めての御朱印をいただきました。(東寺の御朱印が一番のお気に入りです。)

そして、神光院へ。東寺から10kmほどのところにあります。
住宅街を抜けてたどり着いた神光院は
静寂につつまれた落ち着いた感じのするお寺でした。
目のご利益があるとのことです。

最後の仁和寺
神光院でナビのセットをすると、「閉まっているかもしれません。。」
との案内。間に合わなかったら明日にしよう。
間に合わなかった時の事を考えながら自転車を走らせました。
ギリギリ到着!まだ門は空いています。
仁王門をくぐるとはるか向こうに、中門!こんなに広かった?
せっせと歩いていると「急がないと閉まっちゃいますよ」との忠告を頂き急ぐと。
中門から金堂までがさらに遠い。
しかし、ここまで来れば金堂の近くに納経所もあったはず!
金堂までたどり着いて納経所を確認すると閉まってます(^^;)
ここまで来たのだからお参りはしよう!
お参りをして閉まってしまった納経所に立ち寄ると御殿で受け付けてくれるとの案内があり、
だめもとで訪ねました。
御朱印を書いてくださる方も帰り支度されていることろ、快く対応してくださりました。
最後の金剛杖のお守りも奥から出してきてくださり、無事に揃いました。
ありがとうございます!!
仁和寺と言えば、修学旅行で来たり、古文の時間に徒然草で勉強した親しみのあるお寺です。
仁王門の前は昔訪れた時よりも整備されて、門全体を離れたところから見やすくなっていました。

またゆっくり訪れたいです。
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ほぼ歩き遍路 青春18きっぷでまずは京都へ

2017年07月10日 | お遍路好き(プレリュード)


一度、のんびり電車の旅をしたいと思っていました。
そこで「青春18切符」を利用することを考えました。
これ、学生とか若い人だけ。。と思っていました。
でもたまにそうじゃないということも聞いていたので調べていると、
学生の夏休みや冬休み、春休みの時期に利用出来る期間限定のきっぷでした。
年齢に制限は無し!鈍行、快速までは日本中どこまでも利用OK!
ただ、新幹線や特急などは乗車券も含めて払う必要があり、利用不可。。。
(北海道に渡るときは使える特例もあるようです。)
5回分あり、1回分は1日乗り降り自由♪ 
5人で使う時は日帰りならその日一日みんなで乗り放題という利用方法もある。
連日続使用しなくてもOK!指定の期間内ならいつ利用してもOK!
こんなところが、私の疑問を解消した部分です。
内容も変わっていくかもしれないので、利用の際はJRのHPをチェックしてみてください(^^)b

私の場合は行きと帰りにひとまず利用することにしました。
それだけでも元は取れちゃうんですよね(^^;)

まずは、最寄りの駅の始発に乗り、大船へ。
大船→熱海→浜松→豊橋→大垣→米原→京都
と乗り換えて京都へ。

熱海での乗り換えに30分ほどあったので、途中下車して朝食を買いに出てみました。
熱海→浜松でのんびり海を見ながら朝食をと思っていたら、ベンチシートで通勤時間。
これは失敗でした。

そして途中いくつもの事故があったようで度々電車は止まり、
乗り換えが必要になって反対側のホームへダシュもありました。。
予定は見事に崩れて、予約していたレンタサイクルに電話するなど
一日目から不安な始まりでした。。

予定より一時間以上遅れて到着。その日中に三弘法参りをしたいと思っていたので、
巡りきれるか超初心者の私はドキドキでした。

自転車の時間計算としては、1km=5分(自転車)で計画しました。
そして次のような計画。

レンタサイクル→2.5km(15分)→東寺(30分)→10km(50分)→
神光院(20分)→5.9km(30分)→仁和寺(30分) →8km(48分)→レンタサイクル

お寺もゆっくり拝観したいと思っていたので、30分~40分はとっていたのですが。。。
本当に拝んで、御朱印を頂いて、次!っといった具合でした。
次回、バタバタな三弘法参りでしたが、その事をブログに残したいと思います。

JR京都駅から徒歩3分(西洞院口)と駅から近く利用しやすい事、
東寺へ行くにも通る場所だったので、京都サイクリングツアープロジェクト
でレンタサイクルを借りました。

駅でロッカーが見つからなかった場合、ホテルに預けてから向かうことになると思い、
その場合は少し遅れますと相談したところ、荷物を預かることも出来ると言って頂き、
お言葉に甘えました。電車の到着が遅れたので、本当に助かりました。

初日はのんびり鈍行電車の旅と言うことにはなりませんでしたが、
初鈍行列車の旅でした。
今思えば初めてづくしで、これが冒険のはじまりでした!

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