MINの目

MINの目が見つけた事柄をつれづれなるままに綴ります

歩き遍路 14番札所奥の院 2巡目 ⑥ 2019 生木地蔵尊

2019年09月09日 | お遍路好き(発心・徳島)


14番札所奥の院 慈眼寺

奥の院は14番札所のお隣で歩き遍路で通る場所にあります。
14番札所の階段を降りて左へ向かう遍路道をの先にあります。
前回の記憶はないのですが、多分通ったような。。。途中で普通の道に入ってしまったかな?
ここには木をくりぬいて作った「生木地蔵尊」があるという事で今回はきちんとお参りしました。

小さいながらも十一面観音が本尊の本堂と大師堂があり、その一角に生木地蔵のお堂がありました。
説明の立て札などもあり、読んでみると
通夜の修行大師が夢に現れて「本堂の桧に地蔵尊を勧請せよ、祈願する者には必ず一願をかなへしめん」とお告げがあって、
中喜八さんが四国巡礼中に彫刻したものとありました。

正直。生木??と思ったのです。

昭和29年9月に台風の被害で裂けて倒れてしまったそうで、
尊像は無事でその像がお堂に安置されているとのことでした。
拝みに近づくとその姿がはっきりと見えました。
思っていた以上に迫力があり、大きなものでした。そして優しいお顔。
急ぐばかりの遍路では出会えなかったと思いました。
是非、お隣の奥の院にも立ち寄ってみてほしいです。



参道の階段を降りる途中を左へ


ちょっと不安になりましたが、石標がありました。


本堂(なぜか写真が斜めに。。)


大師堂


生木地蔵尊が安置されているお堂




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歩き遍路 14番札所 2巡目 ⑥ 2019 やっと逢えたアララギ大師

2019年09月05日 | お遍路好き(発心・徳島)
14番札所 常楽寺

14番札所の常楽寺は地層が隆起している珍しいお寺です。

13番札所を出発し、昨日の宿の前を通ります。
宿の旦那さんからはまずは川に沿って進めば良いからと教えていただき、そのように進みました。
途中、カラフルな美しい鳥を見かけました。
キジでした!!日本の国鳥ですよね!
はじめて見たかもしれません。野鳥ですよね?!

私のカメラは普通のデジカメなのですが、このお遍路を期に望遠のアタッチメントを購入しました。
望遠と言ってもたかが知れているのですが、せっかく持ってきたのだし使ってみることに。
結局使ったのはこの時だけでしたが、よく撮れました。

何か良い日になりそうな、落ち込んだ気持ちから前向きになり始めました。

実際には見えていない川沿いを歩くも何度か不安になる分かれ道がありました。
一つ目はその分かれ道の真ん中にお地蔵さまがいて、よくよく下の方を見ると石標に左方向の印がありました。
次は農家さんの倉庫の壁に落書きのように印がありました。。いいのかな?
ここも良く見れば石標が方向を示しています。
手前が歩き遍路道ではありますが、そのまま真っすぐ行っても川にぶつかるのでそこを右でも大丈夫です。

歩き遍路道を進むと橋が見えてきます。
ここを渡ろうとすると沢山の燕が川岸の水溜りに集まっています。
巣の材料を集めているのか、水を飲んでいるのか??
旋回するトンビが近づくと逃げて、また集まるを繰り返していました。
その様子を写真に収めていると13番札所で会った青年が通り過ぎて行きました。
軽く会釈。
私の進みが遅いわけですが、さすがに若い人の足取りは軽い気がします。
10代に見えました。今は若い人でもお遍路をする人がいるのだと改めて感心しました。

大通りから左に曲がり進むと分かりにくい場所にはお寺の大きな看板が立てられていてスムーズに進めます。
すると何か視線を感じました。。。

ウルトラマン?!

ウルトラマン?!がそっと応援のポーズ
お遍路道にはたまにクスっと笑ってしまうオブジェに出逢います(*^^*)
また心が和みました。

最後左に曲がるポイントには神社があり、お寺の施設があります。
私も何故か1巡目の時に迷ってしまったのですが、この時、車のお遍路さんも迷っていました。
この道を奥に進めば着いたはずだけど車は通れなかったかな??
変な記憶が蘇り「歩き遍路だとこのまま進むんですけど。。。」と曖昧な返事をしてしまいました。
とりあえずグーグルで調べるとこの先をグルっと回り込んだ方がいい感じもする。

すると、迷った時に現れるお大師様が登場です!
通りすがりの地元のおじさんが教えてくれました。

車もこの道を進めばいいそうです。

境内の前に小さな駐車場がありました。その奥にも大きな駐車場があるようです。
桜が見事で、その車のご夫婦がお互いに写真を撮ろうとしていたので、お二人を写して差し上げると、
私も撮ってくださるとの事。喜んでお願いしました。(多少、反省が活かされています。。)
すると、桜が風に飛ばされ花吹雪に♪
するとご主人が「いい写真が撮れた!もう一枚」と映してくださいました。
カメラを渡してくれる時に「花吹雪は映ったかなぁ?」とご主人
とても良い笑顔の写真でした!ありがとうございます♪♪

このお寺はお気に入りのお寺の一つです。
本堂手前の地面が波打つように地層が隆起していて、それを乗り越えて本堂に向かう感じです。
そして忘れてはいけないのが「アララギ大師」です。
本堂の前にある大きなイチイの樹にいらっしゃるはずです!
お参りして、振り返ると。。。見つけられません。
そこへ団体お遍路さんのガイドさんが説明を始めました。
その指さす方向を見ると、、、、いらっしゃいました♪

やっと逢えた♡

今日は11kmのんびりペースだったので、もう一つやろうと思っていたスケッチとしてみることに。
「アララギ大師」をスケッチしてみることにしました。
先ほどまで団体さんや一般の人もいて賑やかだったのに、誰もお寺に居ない時間もあるのだと知りました。
穏やかな時間です。
次のお寺を目指す前に少し気になる地層を写真に納めていると、
地層かと思いきやカエルが!枝かと思いきやヒル??も居ました。
ゆっくり歩むと色々なものが見えてくるんですね。
今日はなんだか色々な生き物と遭遇する日です。

雉に出逢いました♡


最初の分かれ道は左へ


分かりやすかったですが。。。落書きじゃないと良いですね。石標もあります。


燕が大集結していました。材料集めかな?


分かりやすい看板。その先に視線が!


ウルトラマン?!が応援してくれています♡ たぶん。


花吹雪が美しかった桜


境内の様子


お判りになるだろうか「アララギ大師」


いらっしゃいました


お判りになるだろうか。地層かとおもいきや。。


蛙!


蛭!!ヒル対策には塩みたいです。靴紐に塗るのも良いらしい



1巡目ブログ ほぼ歩き遍路 14番札所~16番札所④
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歩き遍路 13番札所 2巡目 ⑥ 2019 お説教

2019年09月03日 | お遍路好き(発心・徳島)
13番札所 大日寺 

朝食は皆さんと一緒にとることが出来ました。
皆さんの話題は「錦札」100回以上の方が納めることの出来るお札です。
車で回られているご夫婦で100回以上の方が宿泊されていたそうです。
お守り代わりに頂けば良かったと皆さん後悔されているようでした。既に出発されている様子。

今はお休み中のBS12のチャりお遍路でも100回お遍路をされていた方と出会っていました。
映像では私も見たことがある錦札。一度本物を見たいという思いがありました。

頂けなくても見てみたかったな。。。私も。

なかなか出会える人では無いと思うし、私も昨日の失敗でチャンスを逃したと皆さんと一緒に落ち込みました。
そして、お守り代わりに欲しいものなのだと知りました。
今日は17番札所まで、約11kmの道のり。打って変わってとても短いのです。。
のんびり出発でも良かったのですが、そこは遍路宿、のんびりもしていられません。
出発です!!

宿を出ると杖代わりの荷物車を引いたおばあさんが現れました。
「おはようございます」と私。
「今日はどこまで?」と聞かれたので、
「今日は17番札所までです。昨日は30km近く歩いてやらかしてしまって、計画ミスでした。。。」と私。
すると
「昨日、宿の到着が遅れた娘かい?!」とおばあさん。。

宿のおばあさんでした! そしてめちゃ怒られました。。。

「最初は5km、10kmにして慣れて大丈夫だったら30kmもあるだろうけど、暗くなるような時間になるお遍路はダメだよ!!」
「愛媛の方では夜遅くに歩いていて引っ張り込まれたっていう事件もあったんだから!」
「はい」と「すいません」しか言えませんでした。
ごもっともで、こんなおばあさんにまで私は心配をかけていたのか。。。とまた反省です。

お寺と宿は目と鼻の先。。この短い距離でめっちゃ怒られました。
もう怒られるような歳ではないはずの私、怒ってくれる人も少なくなった私です。
怒っていただけて有難いと思いました。

信号のない車通りの多い県道を渡ろうとしていたおばあさんを心配していたのですが、
しっかりとした足取りで渡って行かれました。

私より遥かにしっかりしておられる。。

13番札所はルルドのマリア様のような、しあわせ観音様が印象的なお寺です。
山門は平成18年に復元して出来たもので、武家や医家の門として用いられる薬医門というスタイルだそう。
他にも明治の神仏分離でもともと一宮神社が13番札所だったが大日寺に変わり、
神社の十一面観音が大日寺に移りご本尊になったのだとあった。
大日寺の元々のご本尊は大日如来で格が上なのに十一面観音様の横にいらっしゃるとのこと。
色々と珍しいお寺の様でした。

納経所に行くとご住職がいらして御朱印を押して頂くことが出来ました。
韓国から嫁入りし後を継いでお寺を守っていらっしゃるとの事。
生まれ育った国とは違う宗教を引き継ぐというのは大変な事だと思います。
納経所を出るとはっさくのご接待がありました。
前回もあったので、ちょっと期待していました(^^;)一ついただきます。

手水舎のところに杖を置いているのでそれを取りに行くと、休憩中の青年がいました。
挨拶をすると5個入のオレンジのビニール袋を差し出し「どうぞ」と言ってくださいました。
既にはっさくを一つ頂いていたので、、「私も納経所で頂きました」と断ってしまいました。。

またまた失敗です。。本当に人間が出来ていない私です。

せっかく若い青年が声を出して差し出してくれたのだから有難くいただけば良かった。
物静かな男の子だったのできっと勇気を出して声を掛けてくれたのだと思うのです。

大人げなかった。本当にダメな私です。

境内の様子(山門の薬医門から)


本堂


大師堂と納経所(左)


納経所前、お接待のはっさく


くりから龍剣(不動明王の立像が右手に持つ剣。不動明王の象徴そのものであり、貪瞋痴の三毒を破る智恵の利剣)



1巡目のブログ ほぼ歩き遍路 13番札所④
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歩き遍路 別格2番札所 ⑤ 2019 マムシ?!甘く見ていた26km

2019年08月29日 | お遍路好き(発心・徳島)
別格2番札所 童学寺

植村旅館の手前の道を右に入ると歩き遍路道です。少しショートカットできます。
さらに田畑の案山子が遍路道を彩っています。本当に人がいるのかと思うほどです!!
気持ちが和み元気が出ました。しばらく進むと次は清水が滲み出ていて足もとが悪い場所を通ります。

とうとう出くわしてしまいました。。。マムシかと思われます!!!

清水で濡れている場所で、カエルの声がそこかしこからしていました。
カエルを撮りたいと思いカメラを出してカエルを探しいた瞬間です!
足元に長い紐のようなものが通りました!
え?!
よく見ると自慢げにカエルを咥えて通るヘビでした。。。
後々考えれば、あのカエルが居なかったら私が噛まれていたかもしれない(><)
そんな話を後々会った人に話すと「お大師さまが身代わりになってくれたのかもねー」と言われました。
確かに。。結構ショックだったのですが感謝の気持ちに変わりました。

カエルの居る場所は特にマムシに注意かもしれません!!

ショックを受けながら弱肉強食、捕食者と被食者の関係、生と死。。。
ぐるぐると考えながら歩き進むと色々な人のブログで見かけた人一人分の幅の沈下橋が見えてきました。
ここにあったんだ!!気になっていた沈下橋♪自撮りをしてみたり、楽しみました♪
気持ちの良い道、楽しい道はここまで、ここからは車通りのある大きな道を歩き続けます。
川を挟んで2つの遍路コースがあり、途中にもっと大きい整備された道の方へ渡る橋が何度かありました。
別格2番を次の日にするのであれば渡ってしまっても良かったのですが、まだ迷っていたので北側の古い県道20号を歩き続けました。
別格1番で出会ったI川さんからもギリギリまで古い道の方が車通りも少ないので良いと聞いていた事もあります。
整備された道は、樹木も少なく日影が少ないのです。歩いているから暑いのか、日陰がないから暑いのか。。。
どんどん体力を奪われます。
すると、湧き水が出るのか、車で乗りつけてペットボトルで作業している女性を見かけました。
「こんにちは、暑いですね〜」と私。
「大変だね〜。今日は25度以上になっているとニュースで言っていたよ!」とおばさま。
え〜〜まだ春先なのに!これもこの日の誤算。。
知ってしまうとさらに体力を奪われていく感じになりヘトヘトになりました。
しばらく進むと親水エリアらしい公衆トイレもある休憩所があり、自販機が!今日二回目の自販機です!!
甘いものが飲みたくなりました。

元気になってしまった私は、この時点で15時、納経所が閉まるまでには2時間はあると
この先の別格2番への分かれ道で別格2番への道を選んでしまいました。。。
これも誤算。

道が登り坂になり始め、初めてのトンネル通過です。
しかも長い!しかも登り坂!!これも誤算!もう少し平らな道を進めると思っていました。
しだれ桜とレンギョウ並木があったのが救いでした。
トンネルを出ると、登った以上に下り坂。。
この道をまた戻ることになるので、帰りはまた登るのかと微妙な気持ちになります。

I川さんはショートカットの道は無いと言っていたけど、どなたかのブログにあったショートカットの道に行ってみました。
これも誤算。。
本当に行けませんでした!
お寺の方に聞くと昔は通れたようですが、住宅ができて通り抜けられなくなったそうです。
また戻り、坂を下り切ります、、『急がば回れ』でした。

貯水池の堰を渡ってたどり着いた童学寺はとても広いお寺でした。
山門はなんとなく顔に見えて可愛い感じでした。
空海が7歳から15歳までこの寺で書道や密教などを学び、『いろは歌』を創作したと伝わるお寺で、いろは大師の像などもあります。
そして、四国88ケ所、西国三十三観音のお砂踏み道場の舟形石仏がずらっと並び圧巻でした。
納経所はプレハブで、この時は何も知らず改築中なのかな?と思ったのですが、平成29年に火災があったようでした。
ご本尊などは無事だったようです。
納経所横の駐車場かな?と思った広い場所が本堂だったようです。
納経を済ませて、荷物の整理をしていると水場があることに気が付きました。
ご本尊は薬師如来。薬師如来のお寺にはこういった霊水があるようです。
時間も遅くなっていましたが、頂いてみることに。
飲めば緒病はことごとく治癒し、硯にたくわえ書道の修練に用いたならば誰でも筆達者になれる等の言い伝えがあるようです。

そうこうしているうちに16時半を過ぎてしまいました。
知らせていた到着時間には間に合わないので、宿には連絡を入れなくてはいけません。
どのくらい遅くなるかグーグルで検索すると19時近くになると出てしまいました!
自分の予想では18時ぐらいには到着できる距離と思っていたのですが、とんでもありませんでした。
K盛さんから最悪お迎えに来てくれるという話を聞いていたこともあり、
どこかに迎えに来てもらおうかな。。などと思い電話しました。
時間を読み間違えて到着が19時ぐらいになってしまうと伝えると。
「分かりました~お気をつけて。」というお返事。19時はセーフなのかな??
「宿までの来かたは分かりますか?」と聞かれたので、
「なんとなくは分かります。」と伝えました。
すると、細かく行き方を説明してくださったのですが、私の土地勘が無さ過ぎて、
行けば分かるだろうと思った橋がどの橋か分からず、自己流でとにかく19時までに到着すれば大丈夫と思って進みました。
最後の大きな橋を通り過ぎた時にここで渡った方が良いかな?と思ったのでが、少し進みます。
すると、犬の散歩に出てきた女性に出会ったので尋ねてみると、どちらから行っても同じぐらい。
こっちの方が楽かもしれとそのまま進むことをアドバイスしてもらいました。
確かに車通りも少なくて良かったのですが、逆に暗くなるとそれが怖かったりします。。。
どうにか、最後の橋にたどり着き渡りました。沈下橋でした。
多分この橋を進めるとは思えないから、さっきの大きな橋で渡ってと言っていたのだと思いました。
渡った先にはセブンイレブンが!
爪の先が靴に当たっ痛くなっていました。これは爪が剥がれるパターンだったのでコンビニで絆創膏とお水を購入。
もうすっかり暗くなっていたので、コンビニで逢った女性や道で会う人が感心してくれつつも心配してくれて
「13番札所はもうすぐだから」と声掛けしてくださいました。

丁度19時に到着!セーフかな??

食堂で食事中の皆さんが温かく迎え入れて下さいました。
皆さん心配してくださっていた様でした。
宿のオーナーも心配して迎えに来てくださっていたそうです。
橋を間違えたせいで行き違いになってしまったようです。。。

ごめんなさい。心配をかけて。。

本当に大反省です!
前にも、旅行中に予定に無かったところへ足を延ばした結果大失敗したのに、また同じ様なことをしてしまった。。。
もっとゆとりをもって計画するか、予定以外の場所にはいかない、無理はしない。
これを守らなければいけないと肝に銘じました。

反省したはずなのにまたやらかしてしまった。。

植村旅館の手前を右に曲がります。


畑に人が居ると思ったら


案山子さんでした!リアル!!


どこへ行っても枝垂れ桜が見事と思ったら、推進している方がいらっしゃるらしいです。


お判りになるだろうか。。。。マムシと思われます。


歩行者専用沈下橋が見えてきました。


人ひとり分の幅です


川をはさんで一段高い場所に見えるのが新しい側の県道です。


ピンクと黄色。桜とレンギョウが美しかった(別格2番札所へのトンネル手前)


はじめてのトンネル。登りきったところで下ります。


近道の左折ポイントでしたが


住宅が建って抜けられなくなっていました。


可愛い感じがする山門が見えてきました。


いろは大師


本堂


大師堂


お砂踏み道場の舟形石仏がずらっと並び圧巻でした


霊水がありました。左側が開けていたので元本堂があった場所だと思います。


お水を頂けます


徳島市に入りました。薄暗くなってきた。。。


宿手前の沈下橋を渡りました。もうけっこう暗い。。。


19時に到着しました。真っ暗です。。。皆様ご心配をおかけしました。


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歩き遍路 杖杉庵 ⑤ 2019 甘く見ていた玉ケ峠!植村旅館まで

2019年08月27日 | お遍路好き(発心・徳島)
杖杉庵

前回のお遍路で30km以内にした方が良いというアドバイスを頂いてたので、一応25km前後で計画を立てました。
皆さん13番まで行かれているので私も大丈夫だと思っていたのですが、
色々な計算違いの積み重ねで大失敗!反省する道のりとなりました。。。

長くなりすぎるので焼山寺から杖杉庵、泊ればよかった植村旅館までの内容です。

13番札所への歩き遍路道は山門の階段を下りて右です。
バス停のある「おへんろ駅」までは経験のある道♪と思ったら
前回は見えていなかったらしく、わき道にそれる旧遍路道を発見!
「一宮道」とありました。
広い歩き遍路道は大正時代に馬車で荷物を運ぶために造成された道とありました。
せっかくなので一宮道に行ってみることに。
なかなか荒れたみちでしたが、杖杉庵までは近道だったと思います。
杖杉庵手前の車道に出るとそこには岩から滴り落ちる水場がありました。
その美しさに見とれていると

「フンガフンガブヒブヒ」

豚のようなでも少し低音。。イノシシかな???
少し音声を撮っているとその音が大きく、多くなっている気がしました。。。
怖くなってその場を離れました。
今通ってきた道のすぐ横にいたのかな???

杖杉庵は先に御朱印を頂いた時に「必ず納経してくださいね」と強く言われました。
今回はきちんとお参りし、お墓にも手を合わせました。
ここは遍路の元祖といわれる「衛門三郎」のお墓があるところです。
衛門三郎がお大師様と出逢うことが出来た場所で、ここで力尽きて亡くなってしまったのだそうです。

さてさて、先は長い!急がなくては!!

とにかく桜が綺麗で足取りも軽く進みます。
おへんろ駅の周りも変わらない印象でしたが、噂の通り「すだち館」が閉店していました。
淋しいですね。

おへんろ駅を少し先に歩き遍路道が現れます。
石標などもありますが、植村旅館の看板が目印です。
最初は気持ちの良い道が続きます。一瞬現れた舗装した道で玉ケ峠のポイントを通ったのかと勘違い!
ここからが想像を絶する遍路道でした!峠をなめていました!!
最初の誤算です。
心の準備がなかったからかもしれませんが、焼山寺までの遍路ころがしより険しかった気がします。
この峠を越えた瞬間素晴らしい風景が広がります。「天空の遍路道」だそうです♪
しかし、これを知ったのは後々。納得です!本当に気持ちのよい道でした。
天空のお遍路道を進むととても綺麗に手入れをされた芝桜の花壇を持ったお家の前を通ります。
癒されました。そしてそのすぐ先に神山という遍路小屋が現れます!トイレ完備の絶景の遍路小屋です♪
時間にゆとりがあればしばらくいたい場所でした。峠で達成感がありましたが、まだまだ先が長いのです。。
次の目標は鏡大師と植村旅館です。
ここからどんどん下ります。
途中にある工務店の外の水道には「お遍路さんへご自由にお水ご使用ください」との看板がありました。
ありがたいことです。なんでこんなに優しいんだろうと感心するばかりです。
どんどん下ります!大きな道に合流すると大きな集落、町と感じる開けた場所に出ます。
そこは、カカシ人形の町でした。一息できる長いベンチがあり、そこにも案山子人形一家が!
自動販売機もあったのでちょっと休憩です。
下りだと疲れ知らずで降りてきて意外にも疲れているようです。甘いものが欲しくなりました。
ここに開けた町があって良かった♪元気回復です!このすぐ先に植村旅館がありました。

K田さん夫妻が正解です。
今日はここがゴールだと良かったかも。。。これも誤算です。

一宮道への分かれ道(右方向へ)


ロープがあって助かりました(一宮道)


けっこう荒れていました(一宮道)


落ちてもなお美しく咲く椿(一宮道)


イノシシの声が聞こえた清水


銀杏の木が目印♪杖杉庵が見えてきました。


杖杉庵の境内の様子


気持ちの良い遍路道


綺麗な鳥がいました。


すだち館(本当に閉店していました。。)


桃の花でしょうか?美しかった


おへんろ駅を通り過ぎ歩き遍路道へ、植村旅館の看板が目印♪


それなりにキツイけど気持ちの良い遍路道


この石標からが大変だった!


登り始め!


木札仮名無ければ、本当に遍路道なのか?!どこが遍路道なのか分からない。。


途中に石標(さらにゴツゴツ石の所を登っていきます)


玉ケ峠!


天空の遍路道①


本当に素晴らしい天空の遍路道


美しい桜が!


美しく手入れされていた芝桜に癒されました(その向こう側に遍路小屋)


ヘンロ小屋 第36号 神山


ありがたいお水のご接待♡


植村旅館のある案山子の町へ


こちらの案山子ファミリーとしばし休憩♡ 癒される時間でした。


泊まればよかった植村旅館!の手前の道を右へ曲がります。
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