MINの目

MINの目が見つけた事柄をつれづれなるままに綴ります

ほぼ歩き遍路 奈良② 2017

2019年02月12日 | お遍路好き(ポストリュード)
二月堂

東大寺大仏殿の方に言われるがままに二月堂へ
初めての場所でした。
階段の上、斜面の上に立っている二月堂からの景色やお堂の雰囲気はとても良いものでした。
まずはお参りして、しばし二月堂に見惚れていました。
大仏殿の方にばかり気をとられて周辺にこのように素晴らしい場所があるとは知りませんでした。
さて、いよいよ納経所へ。。。書いてもらえるか。

やはり、断られました。。

問題は八十八か所専用の納経帳だからのようです。
大仏殿の方から二月堂でもらってと言われたことを伝えると、

「観音様繋がりでそう言ったのかな?」と困惑気味
本来二月堂は西国三十三の番外札所とのことです。
お互い困惑のまま時間が止まってしまいました。。
やっと解決策??
「もうこの納経帳は使わない?」と聞かれました。
私はお遍路さんは一回だけするものだと思っていたこと、この場所を最後にしようと思っていたこともあり、
「ここが最後です」と伝えました。

やはり、本意ではない様子でシブシブ書いていただきました。
しかしながらとても素敵な御朱印でした。

我儘をきいてくださり、ありがとうございました。

このあと、平城京跡近くにとった宿に向けて出発しました。
途中、佐保川という川沿いを歩いて帰ったのですが、ずーっと桜並木ですばらし場所でした。
まだ咲き初めだったのすが、これが満開になったらすごいだろうなと思いながら歩くと
4kmがあっというまでした。

次の日は朝から平城京へ

遷都1300年の時にも足を運んだのですが、その時は長蛇の列でゆっくり見ることは出来ませんでした。
今回は朝というのに数組の観光客の人がいることにも驚きましたが、ゆっくり見ることが出来、
博物館にも足を運ぶことが出来ました。
説明を聞くことも出来て有意義な時間を過ごすことが出来ました。

京都に向かいます♪

二月堂


二月堂からの景色①


二月堂からの景色②


二月堂への階段には柄が!!


自然派の鹿たち(二月堂からの帰り)


視線頂きました♪


佐保川の桜


鴨がのんびり


樹齢170年の桜


親水エリアもありました。


めちゃめちゃ広い平城京


大極殿内部


大極殿の天井(前回は気が付かなかったけど可愛らしかった)


博物館で見た出土品(この時代からベルトがあったんですね)


博物館(管理が大変そうです。湿地であるから原形に近い状態で出土されるのだそうですが)


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ほぼ歩き遍路 奈良① 2017

2019年02月08日 | お遍路好き(ポストリュード)
 
青春18きっぷを利用していたので、どのようにして帰る考えた末、
大好きな奈良から京都、気になる大垣を通って帰ることにしました。

奈良のお寺はどれもスケールが大きくて好きなんです。
特に東大寺♪奈良に来た!って感じがする場所です。修学旅行の時の印象ですかね??
なので、東大寺に御朱印の場所があったら最後にここで頂いて終わろうと思っていました。
前回来た遷都1300年時も外国の人が多いことに驚きましたが、その時の何倍もの海外の人で賑わっていました。

いつも行くときは車なので初めてのJR奈良駅でした。
旧奈良駅は観光案内所になって駅周辺はきれいに整備されていました。
観光案内所で私も聞きたかったのですが、海外の人の対応が中心のようでした。
丁度お昼時だったので東大寺を目指しながらお店を見つけることに。
途中すぐに奈良めしと書いてある板焚屋さんを見つけて一息。
少しずつ美味しいものが食べれて良いランチでした。
元気が出たところで出発です。外に出て写真を撮って歩き始めるとおじさんが話しかけてきました。
しばらく商店街を一緒に歩きながら色々話しました。
おじさんは剣道で段を持っていてこれから囲碁を打ちに行くと話してくれました。
もう無いと思っていた人との交流がまたあって嬉しかったです。

おじさんと別れ進むと五重塔が見えてきました。興福寺です!
ずっと見たかった阿修羅像を拝観することが出来ました。
教科書などでしか見たことが無かったので感動的でした。また見たい♪
奈良公園を抜けて東大寺へ向かうといました!いました!!鹿の皆様!!
餌のせんべいももう飽きたのか?海外の観光客があげているのに無視している鹿さんもいました。。

修学旅行の時におじさんが教えてくれたんですが。
おせんべいを高く上げると頭を下げて挨拶してくれるのでそれからあげると良いと。。
今もそれは通じるのかな??途中海外の観光客のカバンに嚙みついている鹿さんもいたなぁ。

分かっていましたが、東大寺も観光客で溢れていました。
さすがの迫力です!この迫力が好きなんですよね♪中に入ってお参り!
あの大仏様の鼻の孔と同じ大きさの孔も健在です!!修学旅行で通り抜けました♪♪
今は、、通り抜けられるか自信がありません(^^;)多分だめだと思います。
こちらも大人気で順番待ちです!
さて、最後の御朱印を頂こうを受付に向かうとここも長蛇の列です!!
本当に御朱印ブームなんだなぁと実感!
さて、やっと私の順番です!
納経帳を差し出すと断られました!!
「これには出来ないなぁ」とお寺の方。。
「最後に東大寺の御朱印を頂いて終わりにしようと思っていたんです」と私
「これは二月堂さんに行ってもらってみて」とお寺の方

今日はこういう日なのだ!

散々並んで悲しすぎますが、仕方のないこと諦めて二月堂へ向かいました。



JR和歌山線の優先席!めちゃめちゃ主張しています♪


旧奈良駅


中は観光案内所


お昼を頂いた奈良めしのお店の外観


興福寺(阿修羅像を観ました)


御幕の柄が素敵でした


氷室神社の前の枝垂れ桜が美しく咲いていました


東大寺全景


東大寺の大仏様


大仏様の鼻の孔と同じ大きさ♪通り抜けられると幸せになると聞いています。

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ほぼ歩き遍路 高野山 奥の院 2017 満願

2019年02月07日 | お遍路好き(ポストリュード)
高野山 奥の院

88番札所をお参りして、徳島で一泊し、再びフェリーで高野山を目指しました。

最初に念珠を作りたくて高野山に行ったのですが、せっかくなので奥の院のある場所までお参りしました。
しかしながら、まだ真言宗のお寺のスタイルを分かっていなかったので、大師様が居る弘法大師御廟までたどり着いていませんでした。

なんか変だなとは思ったのですが。。。

西の高野と呼ばれる21番札所の太龍寺でやっと気が付いた次第です。。
色々調べて御廟橋の先に弘法大師御廟があることを知りました。
そして太龍寺と同じように本堂の裏に回ると大師様が今も修行を続けているという場所があることを知りました。

今度はちゃんとたどり着かなくちゃ!

ケーブルカーに乗ると流石の急勾配と感心していると雪が降ってきました!!
4月なのに。。確かにたまに4月の始めに雪が降ることはあるか。。
初めて訪れた時に残った雪を見て、雪の高野山も素敵だろうななんて思ったからかな???
うっすら積もり始めた奥の院の雰囲気はなんとも言えませんでした。
今度は間違えなく御廟橋を渡り弘法大師御廟へ写真も禁止です!!
橋を渡った途端にまた空気が違う感じがしました。
お堂の中もまた雰囲気が違っていました。
さらにお堂の左から奥に回り弘法大師様が今も修行されている場所へ。
言い表せない厳かな雰囲気です!
お経を唱えお参りしましたが、私のようなものが唱えて良いものか恐縮しました。

今度はちゃんとお参り出来て良かった。

さて、宿に向かいます♪
沢山ある宿坊ですが、4月ともなると予約も大変でした。
遍照光院にお世話になることにしました。白河上皇の御座所でもある歴史あるお寺です。
海外からの団体の方も多くいらしていました。
雪の降る静かな時間何か出来ないかと思っていると「写仏」を部屋ですることが出来ると知り、用意していただきました。
初めての高野山で泊った福智院さんでの写仏は塗り絵のようなものらしかったので予定通りに念珠をつくりました。
色々な仏様や観音様の絵があり選ぶことが出来ます。
私は大日如来様を写仏させていただくことにしました。
なかなか筆運びが難しかったですが、どうにか完成してお寺に預けます。
念珠もそうでしたが、それだけではただの腕輪、絵に終わってしまいますが、
お祈りをしていただくことで魂が入ったものとなるようです。

朝のお勤めには海外の方も沢山いらしていました。
お勤めの後に貴重な国宝を見ることが出来るのですが、日本語グループと別れて英語を話せるお坊さんが対応していました。

チェックアウトの時に宿坊のお代を払い、祈祷していただいた写仏を受け取りました。
ちょっとぶっきらぼうな感じで偉い感じのお坊さんが対応してくれました。
私の写仏をバサッとただ渡そうとしていたのですが、もう一度見てくれて、合格だったのか??
綺麗に丸めて笑顔で手渡してくれました。

笑顔って大事ですね♪

外は真っ白になっていました。
玄関の彫り物が素晴らしかったので写真を撮っていると、ゴロゴロゴロと音がします。
海外の人がスーツケースを引きづりながらチェックアウトをしに来たのです。
日本人的には木の床が!!このお寺も歴史があって大切な建物なのに。。と内心。
これからはこういった対応も考えて行かないといけませんね。

ふと見ると貼り紙が!
「腹が立つのは 相手が悪いのではなく 腹を立てる 自分があるからだと 思って生きてみよう」
なかなか難しいけどそうだなと思いました。。。

が、しかしです。この後すっかりこの貼り紙を忘れて自分本位になってしまう出来事がありました。。

バス停に向かうと十数人以上の海外の人が待っています。
ドイツから来たとの事でした。
しばらくすると二十数人以上の海外の人が!

バスに乗れるのかな??

これだけ団体だとツアーバスとかチャーターしそうなものだけど。。と内心。
バスはなんとか臨時便が出たようでしたが、すし詰め状態。
さらに停車場ごとに次々海外からの団体さんが乗ってきました。

予想外!!予想外の状況に動揺してきました!

駅に行くとその団体さんが個々に切符を買っています。。
こんなに沢山なのにツアーじゃないんだ。。
ケーブルカーに間に合わない??さらに動揺です!
次のケーブルカーでもいいじゃないかという余裕もなくなっています。
やっと、券売機が私の番になりました。
奈良まで行きたかったのですが、乗り継ぐ為のボタンが見つからず。
(自分の常識ではある思っていました。。。自分の常識ほど怖いものはありません。)
さらに動揺します。後ろの海外の人もちょっとイライラしている感じ。。。
仕方ないので、窓口へ。そこも並んでいます。。。
やっと自分の順番が回ってきたときに自分の常識をぶつけてしました。

もう。お遍路やりなおしです(ToT)
あの貼り紙はお大師様から私への忠告だったのでした。

なんてことはない。。。
バスで着いた人たちがちゃんと切符を買ってケーブルカーに乗り込むまで出発しませんでした。
その後の電車も待っていました。
そういえば、新幹線が遅れた理由で在来線が調整すること有りますよね。

自分の予想や筋書きと違う事起きると慌ててしまう性格直さないと。。

奈良へ向かいます!ここでも出会いがあっりました。

徳島からフェリーで和歌山へ渡りました。


フェリーで朝食(いい感じのお弁当が売っていました)


ケーブルカーに乗っていると雪が降り始めた!


一の橋からスタート


雪の奥の院への道①


雪の奥の院への道②


雪の奥の院への道③(灯篭の灯りも美しかった)


印象的なお墓


真っ白になった奥の院 御供所周辺


周辺のお寺も美しく雪化粧をしていました


宿坊の遍照光院(京都御所の建春門と同じ型式をとったもの)


遍照光院の玄関の美しい彫り物


お大師様からの忠告


どうにか乗れたケーブルカー

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