21番札所 太龍寺
太龍寺へ向けて出発です!
鶴林寺の宿坊横に太龍寺への下山ルートがあります。
この時は知らなかったのですが、鶴林寺には宿坊があるのですね。
けっこうな傾斜をとにかく下る感じです。
途中、逆打ちではなく、観光?なのか、おばさまとすれ違います。
「あとどのくらい有りますか?」と聞かれました。
全体を知っていれば、あとちょっとと表現しても良かったとおもいますが、
少し悩んだ後に「あともう一息です!」と伝えました。
降りていく道すがらこれを上ってきたのかと感心しました。
逆打ちの大変な場所の一つではないでしょうか??
途中、昨年の雨の被害か、倒木のある場所も有りましたが、遍路道は確保されていました。
一旦車道に出て渡り、進むと一直線に降りていく階段があります。
そこに「トイレ」の文字! すぐ近くにあるのか?行きたくなりました。。
一巡目でもどこか分からなかった事を思い出しました。
確認したところ・・・麓の廃校になった小学校の外トイレでした。
看板から1kmはあったのではないかな??
トイレの案内を見るとすぐ近くにあると思いがちですが要注意です!
一巡目は渡る橋の近くに休憩場所があると知らなかったので下山した麓にあった神社で休憩しましたが、今回は四国みちの休憩所でお昼にしました。
さかもとさんで用意していただいたおにぎりを戴きます♪
みかんも付いていました♪♪
のんびり休憩をしていると、一見お遍路さんに見えないおじさんからが休憩所に現れました。
やはりお昼休憩だったようです。パンを食べていました(*^^*)洋風なお遍路さんという印象。
降りるのも大変でしたね~と話をすると同じように先ほどの逆打ち方向で登ってこられたご婦人に感心された様でした。
この方とは22番札所の平等寺まで縁がありました。
一足お先に出発しましたが、案の定追いつかれ、先に行ってもらいました。
一巡目の印象は「そんなに大変ではなかった」太龍寺への遍路道。
この油断で後々後悔することに。
暫く気持ちのよい遍路道で最後に一気に登る印象です。
一気に登る場所もそれなりにきついけどそんなに大変では無いと思っていたのです。
登山口まではのんびり、小川も流れて気持ちの良い遍路道で記憶の通り。
しかし、登り始めると甘く考えていたからなのか体力も気力もダウン気味に。
よくよく考えてみれば、宿から鶴林寺の遍路登山口まで歩いたぶんは一巡目では無かった訳でその分の疲労も出てきていたようです。
しかしながら、心積もりが甘かったことが90%は占めていると思われます。。
どうにか山門に辿り着きましたが、またここから少し坂道が続きます。
この坂から鶴林寺の五重塔がみえます。
登りきると納経所のあるエリアに出ます。
納経所のとなりにある持仏堂の広縁の天井に高知県安芸出身の竹村松嶺が描いた迫力のある龍の画があります。
一巡目の時は窓が開いていたのですが、今回は開いていません。。
窓の外から覗き込み、そーっと開けて拝観させて頂きました。
さて、本堂へ♪ すると・・
鶴林寺で丁寧にお参りしていた姿に感心した海外のお遍路さんが納経所へ向かっているところでした。
海外から来日して熱心にお遍路している方には見逃してほしくなかったので、
勇気を振り絞って、「龍天井は見ましたか?」と聞いてみると知らないようでした。
案内すると嬉しそうにしてくれました。
よかった♡
鐘楼門をくぐり、さらに高い場所にある本堂へ向かいます。
1巡目でも感じたけど本当に空気が違う!満願の為に行った高野山奥の院で感じた空気に似ている。
本当に素敵なお寺です♪
本堂からお参りしました。ご本尊は虚空蔵菩薩さまです。地の仏が「地蔵」に対して天の仏が「虚空蔵」。
だからなのか高い場所にいらっしゃる印象の仏様です。
さらに高野山の奥の院を想わせる大師堂へ!
一巡目で教えていただいた様にお堂の裏へまわり、御廟(トップ写真)の前でお参りさせていただきました。
とても清々しい気持ちになりました。
今日は朝からずっと清々しい一日だった訳です!
納経所に行き、納経帳を「お願いします」と差し出すと電話が!
どうも、周辺の宿からだったようです。
聞き耳を立てるとどうも3人組の外国人の方が予定の時刻になってもいらっしゃらないようで、
その問い合わせだったようです。
3人組の外国人?!
先ほど太龍寺への山道で抜かされて、私が山門をくぐったところでお参りを終えたところをまたすれ違った3人組かな??
電話中には割り込めなかったので、終わったところで「女性二人で男性一人のカナダからの方ですか?」と聞くとそのようでした。
30分ほど前に山門の所ですれ違った事を伝えました。
海外の方は必ずしも納経所で御朱印を頂かないんですね(^^;)
日本の方でもそういった方はいらっしゃる訳で。
このタイミング、たまたま挨拶をしていたこと。。。縁なのですかね(^^;)
納経所の方が私の宿を尋ねて下さり、ロープウェイで降りてそわかさんに泊まり、
明日またロープウェイで登って南舎心嶽からいわや道を通って平等寺へ向かう予定と伝えると
「南舎心嶽の納経もしておきましょうか?」と聞いて下さり、
今回のお遍路で楽しみにしていた南舎心嶽なのでお願いをしました。
「一に焼山、二にお鶴、三に太龍」徳島の難関を終えてほっとしました。
巨木の杉の木や圧巻の石垣を見つつ、ゆっくりとロープウェイ乗り場に向かいます。
ロープウェイ乗り場の待合室には有名人のサインがいくつかありました。
その中にあの「チャりお遍路」の二人の色紙も!その横には前園さんのサインもありました!
今回のお遍路ではこの二組のお遍路が話題で、前園さん支持派とチャりお遍路支持派で
よくどちらが面白かったなどという話で盛り上がっていました。
私は前園さんのお遍路番組には気が付かなったので、残念ながら分かりませんが、
チャりお遍路は人間味があるというか面白かったです。
高知で終了してしまっていますが・・再開されるかな?? 続き期待しています!
前園さんのお遍路を放送したNHKさん再放送お願いします♪
ロープウェイは日にちが変わっても往復切符で利用できるとの事で往復を購入!
そわかさんに向かいます♪
夕食では休憩所のお昼で一緒になったお遍路さんがお隣でした。
リタイアにしては若く見える方でしたが、リタイアして家族から一定期間の約束でお遍路を始めたそうです。
そわかさんには可愛いパグちゃんがいるのですが、私ではなくずっとこのおじさま狙いでした。
人は見た目ではないかもしれませんが。。。
確かにお家でも良い旦那さんでありお父さんであろう雰囲気のある方でした。
ドラマではそんな配役になりそうな雰囲気です(^^;)
パグちゃんもそれを感じ取っていたのかな?
そわかさんの大浴場は温泉ではないのですが、何か気持ちよいお風呂で食事の前の後と2回入りました。
食後のお風呂では話しかけられました。その女性は広島の呉からいらしたとのこと。
昨年は大変でしたねという話と呉には行ったことがあったので話が盛り上がりました。
今回のお遍路は広島の方と縁がある気がします♪
ちょっと多く用意しすぎたと思ったお礼の納札でしたが、なんとすべて使ってしまいました!!
お部屋でさらに数枚用意してから就寝しました。
ありがたいことです。
宿坊横のここから下ります
この案内のトイレは1kmほど先です!
そのトイレがあるのがこちらの貴重な木造の廃校です。
素敵な野草が!マムシグサと言うらしいです。
カナダからの3人のお遍路さんに先を譲ったところ
気に入ったお遍路札
新しい命が芽吹いています
山門が見えてきました!
山門の先も坂道が続きます
札のある場所から鶴林寺が臨めます
臨んでみました!お判りになるだろうか
五重塔が見えます
納経所と持仏堂のある境内の様子
本堂は鐘楼門をくぐり、さらに上です
奥に本堂
高野山の奥の院を思わせる大師堂への境内の様子
最も巨大な守護の大杉 境内を風雨雪から守っているのだそう(納経所へ向かうスロープにあります)
朽ちた切り株が花壇になって新しい命を育んでいました
とても可愛らしい枝垂れ桜が咲いていました
見事なお寺の石垣です!
ロープウェイで宿へ向かいます
山頂駅にあったチャり遍路のサイン
自転車へんろ旅のサイン
麓駅にいたお遍路案山子さん♪
そわかのアイドル♪
1巡目ブログ ほぼ歩き遍路 21番札所⑥
太龍寺へ向けて出発です!
鶴林寺の宿坊横に太龍寺への下山ルートがあります。
この時は知らなかったのですが、鶴林寺には宿坊があるのですね。
けっこうな傾斜をとにかく下る感じです。
途中、逆打ちではなく、観光?なのか、おばさまとすれ違います。
「あとどのくらい有りますか?」と聞かれました。
全体を知っていれば、あとちょっとと表現しても良かったとおもいますが、
少し悩んだ後に「あともう一息です!」と伝えました。
降りていく道すがらこれを上ってきたのかと感心しました。
逆打ちの大変な場所の一つではないでしょうか??
途中、昨年の雨の被害か、倒木のある場所も有りましたが、遍路道は確保されていました。
一旦車道に出て渡り、進むと一直線に降りていく階段があります。
そこに「トイレ」の文字! すぐ近くにあるのか?行きたくなりました。。
一巡目でもどこか分からなかった事を思い出しました。
確認したところ・・・麓の廃校になった小学校の外トイレでした。
看板から1kmはあったのではないかな??
トイレの案内を見るとすぐ近くにあると思いがちですが要注意です!
一巡目は渡る橋の近くに休憩場所があると知らなかったので下山した麓にあった神社で休憩しましたが、今回は四国みちの休憩所でお昼にしました。
さかもとさんで用意していただいたおにぎりを戴きます♪
みかんも付いていました♪♪
のんびり休憩をしていると、一見お遍路さんに見えないおじさんからが休憩所に現れました。
やはりお昼休憩だったようです。パンを食べていました(*^^*)洋風なお遍路さんという印象。
降りるのも大変でしたね~と話をすると同じように先ほどの逆打ち方向で登ってこられたご婦人に感心された様でした。
この方とは22番札所の平等寺まで縁がありました。
一足お先に出発しましたが、案の定追いつかれ、先に行ってもらいました。
一巡目の印象は「そんなに大変ではなかった」太龍寺への遍路道。
この油断で後々後悔することに。
暫く気持ちのよい遍路道で最後に一気に登る印象です。
一気に登る場所もそれなりにきついけどそんなに大変では無いと思っていたのです。
登山口まではのんびり、小川も流れて気持ちの良い遍路道で記憶の通り。
しかし、登り始めると甘く考えていたからなのか体力も気力もダウン気味に。
よくよく考えてみれば、宿から鶴林寺の遍路登山口まで歩いたぶんは一巡目では無かった訳でその分の疲労も出てきていたようです。
しかしながら、心積もりが甘かったことが90%は占めていると思われます。。
どうにか山門に辿り着きましたが、またここから少し坂道が続きます。
この坂から鶴林寺の五重塔がみえます。
登りきると納経所のあるエリアに出ます。
納経所のとなりにある持仏堂の広縁の天井に高知県安芸出身の竹村松嶺が描いた迫力のある龍の画があります。
一巡目の時は窓が開いていたのですが、今回は開いていません。。
窓の外から覗き込み、そーっと開けて拝観させて頂きました。
さて、本堂へ♪ すると・・
鶴林寺で丁寧にお参りしていた姿に感心した海外のお遍路さんが納経所へ向かっているところでした。
海外から来日して熱心にお遍路している方には見逃してほしくなかったので、
勇気を振り絞って、「龍天井は見ましたか?」と聞いてみると知らないようでした。
案内すると嬉しそうにしてくれました。
よかった♡
鐘楼門をくぐり、さらに高い場所にある本堂へ向かいます。
1巡目でも感じたけど本当に空気が違う!満願の為に行った高野山奥の院で感じた空気に似ている。
本当に素敵なお寺です♪
本堂からお参りしました。ご本尊は虚空蔵菩薩さまです。地の仏が「地蔵」に対して天の仏が「虚空蔵」。
だからなのか高い場所にいらっしゃる印象の仏様です。
さらに高野山の奥の院を想わせる大師堂へ!
一巡目で教えていただいた様にお堂の裏へまわり、御廟(トップ写真)の前でお参りさせていただきました。
とても清々しい気持ちになりました。
今日は朝からずっと清々しい一日だった訳です!
納経所に行き、納経帳を「お願いします」と差し出すと電話が!
どうも、周辺の宿からだったようです。
聞き耳を立てるとどうも3人組の外国人の方が予定の時刻になってもいらっしゃらないようで、
その問い合わせだったようです。
3人組の外国人?!
先ほど太龍寺への山道で抜かされて、私が山門をくぐったところでお参りを終えたところをまたすれ違った3人組かな??
電話中には割り込めなかったので、終わったところで「女性二人で男性一人のカナダからの方ですか?」と聞くとそのようでした。
30分ほど前に山門の所ですれ違った事を伝えました。
海外の方は必ずしも納経所で御朱印を頂かないんですね(^^;)
日本の方でもそういった方はいらっしゃる訳で。
このタイミング、たまたま挨拶をしていたこと。。。縁なのですかね(^^;)
納経所の方が私の宿を尋ねて下さり、ロープウェイで降りてそわかさんに泊まり、
明日またロープウェイで登って南舎心嶽からいわや道を通って平等寺へ向かう予定と伝えると
「南舎心嶽の納経もしておきましょうか?」と聞いて下さり、
今回のお遍路で楽しみにしていた南舎心嶽なのでお願いをしました。
「一に焼山、二にお鶴、三に太龍」徳島の難関を終えてほっとしました。
巨木の杉の木や圧巻の石垣を見つつ、ゆっくりとロープウェイ乗り場に向かいます。
ロープウェイ乗り場の待合室には有名人のサインがいくつかありました。
その中にあの「チャりお遍路」の二人の色紙も!その横には前園さんのサインもありました!
今回のお遍路ではこの二組のお遍路が話題で、前園さん支持派とチャりお遍路支持派で
よくどちらが面白かったなどという話で盛り上がっていました。
私は前園さんのお遍路番組には気が付かなったので、残念ながら分かりませんが、
チャりお遍路は人間味があるというか面白かったです。
高知で終了してしまっていますが・・再開されるかな?? 続き期待しています!
前園さんのお遍路を放送したNHKさん再放送お願いします♪
ロープウェイは日にちが変わっても往復切符で利用できるとの事で往復を購入!
そわかさんに向かいます♪
夕食では休憩所のお昼で一緒になったお遍路さんがお隣でした。
リタイアにしては若く見える方でしたが、リタイアして家族から一定期間の約束でお遍路を始めたそうです。
そわかさんには可愛いパグちゃんがいるのですが、私ではなくずっとこのおじさま狙いでした。
人は見た目ではないかもしれませんが。。。
確かにお家でも良い旦那さんでありお父さんであろう雰囲気のある方でした。
ドラマではそんな配役になりそうな雰囲気です(^^;)
パグちゃんもそれを感じ取っていたのかな?
そわかさんの大浴場は温泉ではないのですが、何か気持ちよいお風呂で食事の前の後と2回入りました。
食後のお風呂では話しかけられました。その女性は広島の呉からいらしたとのこと。
昨年は大変でしたねという話と呉には行ったことがあったので話が盛り上がりました。
今回のお遍路は広島の方と縁がある気がします♪
ちょっと多く用意しすぎたと思ったお礼の納札でしたが、なんとすべて使ってしまいました!!
お部屋でさらに数枚用意してから就寝しました。
ありがたいことです。
宿坊横のここから下ります
この案内のトイレは1kmほど先です!
そのトイレがあるのがこちらの貴重な木造の廃校です。
素敵な野草が!マムシグサと言うらしいです。
カナダからの3人のお遍路さんに先を譲ったところ
気に入ったお遍路札
新しい命が芽吹いています
山門が見えてきました!
山門の先も坂道が続きます
札のある場所から鶴林寺が臨めます
臨んでみました!お判りになるだろうか
五重塔が見えます
納経所と持仏堂のある境内の様子
本堂は鐘楼門をくぐり、さらに上です
奥に本堂
高野山の奥の院を思わせる大師堂への境内の様子
最も巨大な守護の大杉 境内を風雨雪から守っているのだそう(納経所へ向かうスロープにあります)
朽ちた切り株が花壇になって新しい命を育んでいました
とても可愛らしい枝垂れ桜が咲いていました
見事なお寺の石垣です!
ロープウェイで宿へ向かいます
山頂駅にあったチャり遍路のサイン
自転車へんろ旅のサイン
麓駅にいたお遍路案山子さん♪
そわかのアイドル♪
1巡目ブログ ほぼ歩き遍路 21番札所⑥