我が国を代表する左翼論壇も絶賛の名ジャーナリスト、
池上彰氏はガザ地区まで危険を承知で取材に赴き、
そこの役所に日本に感謝する紙が貼られていることをスクープした。
断続的に空爆が行われている地域だからこそ、
焼け跡や、住処を破壊された人々が、その後どう暮らしているのかを撮影し、
世界に向けてイスラエルの残虐な仕打ちを訴えるべきなのにこいつは…と普通の人は思うだろう。
だが、岩波書店しかり朝日新聞しかり、コミュニスムを憎む自称リベラル勢力は
池上彰や佐藤優氏といった客を魅了する論客にむけての個人崇拝は止められないようだ。
通常なら、こんな毒にも薬にもならないような取材をするヘボ記者は早々に切り捨てる
だろうに、購読者が増えるかもしれないという個人的欲望によって彼らを放置している。
こういう有様なので、パレスチナの惨状については自然、他国のメディアに頼るしかない。
とはいえ、この場合、実際に害を被っている国から発信されたものでなくてはなるまい。
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数百人のパレスチナ人が、
避難する所がないことを理由にガザ地区の墓地で生活しています。
スカイニュース・アラビア語放送によりますと、シオニスト政権イスラエルによるガザ攻撃で、
数千棟のパレスチナ人の住宅に被害が及んでいるということです。
昨年夏のシオニスト政権軍によるガザ攻撃で、
この地区の多くが破壊されましたが、各国や国際機関による復興作業は遅延し続けています。
また、ガザ地区の多くの建物が破壊されたまま放置されています。
また、シオニスト政権がガザ地区への建築資材の搬入を阻止していることから、
同地区では破壊された建物の再建が困難となっています。
ガザ地区のパレスチナ人の家族の多くは、依然として学校や仮設住宅で生活しています。
ガザ地区は、総面積が36万平方キロメートルしかないにもかかわらず、
およそ200万人の人々が生活しており、世界で最も人口密度の高い地域とされています。
シオニスト政権はこの6年間で、3回にわたってガザ地区を攻撃しており、
その第1回は2008年から22日間、2回目は2012年で8日間、
さらに3回目は昨年夏の51日間でした。
昨年夏の50日間にわたったガザ攻撃は、この地域の住民の抵抗により終結しましたが、
この中で2200人以上のパレスチナ人が殉教、1万1000人以上が負傷したほか、
この地区のインフラや数千人住居が破壊され、さらにおよそ11万人のパレスチナ人が難民化しています。
http://japanese.irib.ir/news/latest-news/item/52533
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池上氏が映したガザは、まさに平穏な土地だった。
そこには、空爆によって住処を失った人間の姿は一切登場しない。
だが、それは実際、池上氏個人の責任ではなく、
被害者側の視点で物事を見る訓練を忘れた、あるいは忘れさせた学者に責任がある。
(といっても、パレスチナ研究者は、過去何度もこのジェノサイドについて訴えているのだが)
彼らの問題であると同時に、われらの問題として考えなくてはならないだろう。
池上彰氏はガザ地区まで危険を承知で取材に赴き、
そこの役所に日本に感謝する紙が貼られていることをスクープした。
断続的に空爆が行われている地域だからこそ、
焼け跡や、住処を破壊された人々が、その後どう暮らしているのかを撮影し、
世界に向けてイスラエルの残虐な仕打ちを訴えるべきなのにこいつは…と普通の人は思うだろう。
だが、岩波書店しかり朝日新聞しかり、コミュニスムを憎む自称リベラル勢力は
池上彰や佐藤優氏といった客を魅了する論客にむけての個人崇拝は止められないようだ。
通常なら、こんな毒にも薬にもならないような取材をするヘボ記者は早々に切り捨てる
だろうに、購読者が増えるかもしれないという個人的欲望によって彼らを放置している。
こういう有様なので、パレスチナの惨状については自然、他国のメディアに頼るしかない。
とはいえ、この場合、実際に害を被っている国から発信されたものでなくてはなるまい。
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数百人のパレスチナ人が、
避難する所がないことを理由にガザ地区の墓地で生活しています。
スカイニュース・アラビア語放送によりますと、シオニスト政権イスラエルによるガザ攻撃で、
数千棟のパレスチナ人の住宅に被害が及んでいるということです。
昨年夏のシオニスト政権軍によるガザ攻撃で、
この地区の多くが破壊されましたが、各国や国際機関による復興作業は遅延し続けています。
また、ガザ地区の多くの建物が破壊されたまま放置されています。
また、シオニスト政権がガザ地区への建築資材の搬入を阻止していることから、
同地区では破壊された建物の再建が困難となっています。
ガザ地区のパレスチナ人の家族の多くは、依然として学校や仮設住宅で生活しています。
ガザ地区は、総面積が36万平方キロメートルしかないにもかかわらず、
およそ200万人の人々が生活しており、世界で最も人口密度の高い地域とされています。
シオニスト政権はこの6年間で、3回にわたってガザ地区を攻撃しており、
その第1回は2008年から22日間、2回目は2012年で8日間、
さらに3回目は昨年夏の51日間でした。
昨年夏の50日間にわたったガザ攻撃は、この地域の住民の抵抗により終結しましたが、
この中で2200人以上のパレスチナ人が殉教、1万1000人以上が負傷したほか、
この地区のインフラや数千人住居が破壊され、さらにおよそ11万人のパレスチナ人が難民化しています。
http://japanese.irib.ir/news/latest-news/item/52533
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池上氏が映したガザは、まさに平穏な土地だった。
そこには、空爆によって住処を失った人間の姿は一切登場しない。
だが、それは実際、池上氏個人の責任ではなく、
被害者側の視点で物事を見る訓練を忘れた、あるいは忘れさせた学者に責任がある。
(といっても、パレスチナ研究者は、過去何度もこのジェノサイドについて訴えているのだが)
彼らの問題であると同時に、われらの問題として考えなくてはならないだろう。