遠足
桃太郎の家来たちは ・・・ さる きじ 犬
十二支になおすと 申 酉( とり ) 戌
桃太郎と家来たちが戦った鬼とは ・・・
「 魔物 」 「 邪気 」 「 けがれ 」 「 災い 」 「 疫病 」
といった不幸 不運を 目に見える形したものだといえますね。
その鬼は 牛のような角を生やし
虎の皮のふんどしをしめています。
家相 風水には
「 鬼門 」 という言葉があります。
よく 「 鬼門の方角にトイレを作るのはよくない 」
などといわれる ・・・ あの「鬼門」です。
邪悪なものが侵入してくる鬼門とは
北東 : 「丑寅(うしとら)」の方角。
鬼が 牛の角を生やし
虎の皮のふんどしをしめている理由が ・・・ わかりますよ ね。
その 「 丑寅( うしとら ) 」 に向かい合っているのが
南西 : 「 未申( ひつじさる ) 」 の方角。
残念ながら 昔の日本には 未( 羊 ) がいなかったので
酉と戌を加えて対抗させた ・・・ とも考えられます。
ところで 酉がなぜ にわとりではなくて、
きじだったのでしょうね。
知恵者の さるは 「 悪が 去る 」
愛情深い きじは 「 災いは 来じ 」
忠義者の 犬は 「 病が 居ぬ 」
桃太郎は 悪 災い 病 から守られていたわけですね。