近隣 ・・・ 元集団避難所の中庭
さきほど 一ヶ月ぶりに訪ねてこられたAさんをみて
薬のせいだったのだ ・・・
会った瞬間の顔の輝きで 確信を持ちました。
活気がなくなり 意欲もなくなり
歩くこともままならなくなり
呂律もまわらなくなり
尿失禁まで出現して ・・・
このような状況下に
家人から相談があったのが 一ヶ月前でした。
まずは 「 ○○が極めて怪しい ちょっと服用を休んでみましょうか 」
と提案しました。
さきほどは
しっかりとしゃべるようになっていました。
正月前には
一人で近くの温泉にでかけたそうです。
今は安易に
抗不安剤 / 睡眠剤 / 抗うつ剤 が処方されています。
非常に由々しきことだと思います。
短い期間に限って うまく処方するのであれば
さほど問題にならないかもしれませんが ・・・
それは
処方する医者が責任を持ってホローする
・・・ という前提のもとでの話です。
薬を処方するということは
すなわち 毒を盛るということです。
したがって 非情な決断が要求されますし
ふつうは 身の引き締まる思いを持つものでしょう。
うがった見方になるかもしれませんが ・・・
ゆっくりと患者さんと向き合って
言葉を交わす時間を割愛するために
睡眠剤や 抗不安剤で お茶を濁しているような
・・・ そんな印象を強く受けるのですが ・・・
確かに 使いようによっては 有用な薬剤ですが
やはり 薬剤は薬剤
・・・ 連用は避けるのが自然だと思いますね。