負けてらんにぇ ! みんなでなんとかすっぺ !!

南相馬市から新潟県三条市へ集団避難→同市内の雇用促進宅に→2015.2~同市内の戸建に転居 妻と二人暮らし。

老いることは素晴らしい 6

2016-07-20 13:11:41 | 原発震災避難者


遠足(小さな小さな島へ)



「 年よりの面倒を見させられるなんて

かなわんわ ・・・ 」


もっと面白おかしい人生が

どこぞにないか ・・・ 」


なんて思っている人も

なかには ・・・ います。

きっと ・・・ いるはずです。



そういうお嫁さんに

子どもや孫に

悩みを乗り越えて生き抜く尊さというか

年代もののすごさを見せつけるにが

・・・ 年寄りの責任。


・・・ 年寄りにしかできませんもの。



老け込んでなど

・・・ とてもいられないのです。







老いることは素晴らしい 5

2016-07-20 09:09:21 | 原発震災避難者


遠足



だてに年をとったわけではありません。


いろいろな人生経験を積み

失敗や挫折

苦しみをいくつも乗り越えてきた年寄りだから

・・・ 変われる。


「 人生とは ・・・ こんなものよ 」

とわかっているがゆえに

「 よしよし 」

相手を ・・・ ゆるせる。



若いお嫁さんのほうは

そうはいきませんよ。

経験が少ないぶん

苦労が足りないぶん

・・・ 迷いもあるし

まだまだ 人生を

・・・ 受け入れかねています。







老いることは素晴らしい 4

2016-07-20 05:07:43 | 原発震災避難者


遠足(小さな小さな島へ)



自分の足りないところを補う。



頭にニョキッと突き出た角(つの)を削って

まあるい人格になると言いますか

・・・ 自分を円熟させていく。



「 そんなこと言われても

この年になったら もう変われませんわな 」

とおっしゃるおばあさん。


お嫁さんが

「 お早うございます」と挨拶すると

時計をチラッとにらんで

こうつぶやくのです。

「 いま何時だと思ってるのでしょ。

お早うでなくて ・・・ 遅ようで 」



その小憎らしいおババに言いました。


「 おばあさん

そんな憎まれ口きいてたら

尊敬されないよ 

たまには

『 今日は休みだから

ゆっくり寝てなさい

わしが洗濯しておくから 』

と言ってごらん 」


「 そんないい年寄りにはなれん

この年では もうなれん 」



いえ そうじゃない。

この年だから ・・・ なれるのです。