Colors of Breath

★オリジナルソング・絵・詩・写真・猫・心ブログ('07.11.4開始)★『Breath』音楽活動('11.9.4開始)

COLORSも17年目。

◆私のオリジナルソングを公開しています。(ヘッドホンorイヤホン推奨)◆世界に於ける日本の役割は原発技術を広めることではなく、自然エネルギーの活用技術を広め世界を牽引することじゃないのかと思う。◆イジメとジサツと…イジメがなければその子がジサツしない可能性は?限りなく100%に近いと思う。

いつも沢山のアクセスありがとうございます

2009-07-11 21:30:34 | 1.ご挨拶&ご案内&プレゼント





梅雨も後半に入り、本格的にそれらしいジメジメさが続いています。
皆さんお体は大丈夫でしょうか?

巷では新型インフルエンザが相変わらず不気味に勢力を広げています。
じわじわと季節型の夏風邪も流行っているようです。
この時季は食中毒も気を付けなければいけませんね。
どうぞ健康管理には十分にお気をつけて、日々をお過ごし下さい。


常日頃たくさんの方にご来訪頂いているCOLORSですが、
勝手ながら少し更新をお休みしたいと思います。
特に大きな理由はありません。
ちょっとのんびり個人的なことを片付けています。
そんな、ほんの個人的理由ですので、どうぞご心配無用です。

多分3~4日?、1週間?
案外すぐ更新するかも知れませんが…
もし更新が途絶えていてもどうぞ気にせずに
のんびりと過去記事などを散歩して頂ければ幸いです。

コメントに関しては気付いたらその都度お返ししようと思いますので、
過去記事でも気兼ねなく皆さんのコトバを残して頂けたら嬉しいです。


皆さんとの無限の繋がりに感謝しています。
ichiiでした。ペコリ。



 

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もういっちょ続・続・我輩はシャム&偽シャムなり(完結)

2009-07-11 20:30:19 | 15.写真(家猫の銀&姫&文太)


先日、『彼女が酒と煙草が好きだという話を書こうと思ったけど、
終わらなくなりそうなので、又次回に。』ということで終わったので、
今日はその話を。

【過去記事】
我輩はシャム&偽シャムなり
続・我輩はシャム&偽シャムなり



彼女が犬のようにリードで散歩し、ドライブ好きという他に、
特異な性質はまだまだある。

ある時、友人と、粕漬けでイッパイ呑んでいた。
その頃私はまだ煙草を吸っていて(今はもう止めましたが)、
友人と二人煙草を吸いながら、粕漬けをツマミに(シブイでしょ)
ビールを飲みながら世間話に花を咲かせていた。
ふと見ると、彼女、粕漬けを舐めているではないか。
不味ければ止めるだろうと様子を見ていたのだが一向にやめる気配がなく、
いくらなんでもやばいでしょと止めさせたら、足がふらつき酔っ払っていた。
おまけに煙草の煙を、鼻の穴を広げて吸っている…。
鼻の穴を大きく開き、空中に漂う煙を追うように上向きに首を伸ばして、
くんくんと何度も嗅ぎうっとりとしている姿はちょっと引く。
煙草に火を点けるとすぐさま寄ってきて傍に座り、この仕草をする。

時にコップに入っているビールを舐めることもあり、
何とも頼もしい人間臭い猫だった。

また、普通猫は歩く時に物を落とさぬように歩くものだが、
彼女は自分の進路が塞がれるのをとても嫌い、
前に塞がるものを決して避けず、尽く蹴散らし進むのだった。

だから仕事から帰ってくると部屋の中は凄まじく荒れて、
棚の上の飾りや小物が散乱していることがしょっちゅうだった。
ティッシュは箱から全部引き出され、鉛筆などは穴だらけ、
うっかり彼女の手の届く所に煙草を置こうものなら、
1本残らず引き出され牙の穴が…。
当然その煙草は最早スカスカで吸えません…。

冬はコタツの真ん中で堂々と身体を伸ばして陣取っているのだが、
下手に足を伸ばすと噛み付かれるので(特に男性)、
遊びに来る友人達は皆この子を怖がっていた。
なかなかの『ボディガード』兼『用心棒』振りを発揮していた。

しかし彼女もお年頃になり、ある時ついに発情。
私はその頃、雀の涙ほどの給料で生活するのにメイッパイで、
避妊手術をしてやるだけの余裕もなかったので、
彼女は本能の、それも積極的なシャムの血の騒ぐがままに吼える声に
私は毎晩のように悩まされた。

私も沢山の猫の盛り声は聞いて慣れているつもりだったが、
彼女の毎夜繰り返される吼声の凄まじさは想像を絶するものだった。
(いや~、ほんと、サファリパークの猛獣です。)

結局彼女を狭いアパートに閉じ込めておくのは無理だと悟り、
彼女を実家(田舎のそれなりに大きい農家)で生活させることにした。
勿論、あれほど同居人のように生活を共にしていたので
離れるのは辛かったし寂しかったです。


↓実家の庭を探索する彼女

しかし彼女はすぐに家族に馴染み、田舎でも沢山の武勇伝を繰り広げ、
家の近所だけでなく、まさかと思うような遠方まで名前を知れ渡らせたようだ。

道の真ん中を堂々と歩き、車が来ても退かないので仕方なく車の方が退く。
実に危なっかしいと言う、苦情に等しい笑い話で名前が知れていた。
田舎は車の往来が少ないから笑い話で済むのだけれど。

またあるときは道の真ん中で自分の何倍も大きな犬と睨み合い、
犬の方が尻尾を巻いて逃げたという。
犬にでも喧嘩を売られたら買うという根性だ。
近所の犬も彼女には一目おいていたらしく、犬より強い猫という評判だった。
その行動範囲は10キロも離れた村で見かけたとか、
隣村の田圃道を歩いていたとか、オス猫並のテリトリーだったようだ。

彼女が車好きというのも有名だった。
父が車で出かけようとするとドアを開けた途端、
父より先に乗り込み当たり前のように待っているという話だった。

これが自家用車に限るならまだしも、来客の車でも同様で、
お客さんが用件を済ませ帰ろうと車のドアを開けると、
いつの間にかひょいと乗り込むので、
気付かないで発進しそうだと、しばしば来訪者を驚かせていたようだ。

 


カリカリキャットフードで育ったせいかは分からないが、
彼女もまた実家のお米の猫飯を食べるのが下手で、
必ず鼻の頭にご飯粒が1個ついていると、母が笑って話してくれた。
勿論、この子も爪を出したままカツカツ歩くので、そのことも笑話だった。
でも肝心の鼠は捕らなかったらしい。(田舎では一番、猫に望む仕事?)
彼女の性格だと、「小物には興味ない」といった感じなんだろうか?
田舎の家族はとても不思議がっていた。

彼女が田舎で産んだ子供たちもとても賢く、彼女以上に父母に可愛がられた。
見ると思いっきり普通の雑種だが、食事時には子供のように父母と一緒に、
膝の上、或いは肩の上に乗って(左の子)食卓についていたらしい。
(父が付けた名前が可愛い。はなこ&たまこ。)



大きくなってもこんな風に上手に肩に乗って、
人が口に運ぼうとする食べ物を催促していたらしい。



こんな個性的な彼女との別れは突然だったけど、実に不思議な別れだった。

何年ぶりだったか忘れたが、それは雪の冬に実家に帰った時だった。
私が家にいる時に、近所の人が笑いながらやってきた。
「○○さんとこの猫が車が来ても道の真ん中からちっともどかないから、
さっぱり車が進まない。堂々と歩いてるねえ。」
そんな話しを耳にしたのは雪の轍がくっきりと2本残る晴れた午前中だった。

午後になって外で近所の誰かが母と話す声がした。
「そこで猫が轢かれて死んでるけど、お宅のとこのじゃないかい?」
私は不安を押さえ付けて平常心を装って家の前の道へ出た。
雪に埋もれ更に幅の狭まった、真っ白な道の真ん中に、
出血した様子もなく彼女が既に息絶えて冷たくなっていた。

私が何年ぶりに帰省し、翌日に帰るというその前日だった。
まさか自分が実家にいる、とても限定された時間に、
彼女を天国に送ることになるなんて思いも寄らないことだった。
父母も私も悲しいと言うより、どこか安堵の気持ちだった。

一緒に生活した懐かしい場所へ、
あの頃のように一緒に車に乗り込んで帰りたかったのかな…って。

みんなそう思ったのだった。
今でも私の中では彼女はとても思い入れの強い1匹である。
そして、もしも叶うなら広々とした自然に囲まれた場所で、
またいつかシャムを飼いたいものだと思う。

で、今一緒にくらしているのがこやつです。


違う意味で非情に猫ばなれした人間臭い猫です。

この状態で静止、、、何を見ているのか、、、
ぼ~~~っとしている……ゾンビのポーズ



もしも銀ちゃんにシャムの要素があるというなら、

目つきの悪い三角の顔と、やかましくておしゃべりというところかな。
銀はとにかく男の癖によく喋る(啼く)のだ
(「ぎゃんた、うるさい!」と言われることがしょっちゅうです。)

 銀ちゃん、元気でいてくれよ~
そして天然おとぼけキャラでこれからも癒しておくれ~

 
長い時間お付合い頂きありがとうございます。
皆様のペットに愛と幸せが降り注ぎますように。

 

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続・我輩はシャム&偽シャムなり

2009-07-11 19:30:40 | 15.写真(家猫の銀&姫&文太)


前回のシャム記事で、超純血種のシャムを貰い飼うことになったと記した。

前回の記事こちら〔我輩はシャム&偽シャムなり

ちゃらら~ん『ごくしゃむ』
アタシはシャム組4代目~

(「ごくせん」パクリました




ここでちょっとシャム猫についておさらいを。

ピューマみたいな顔ですね。(ichii)






シャム〔短毛種〕
美しいということばがもっとも似合う猫

原産地:タイ
ボディタイプ:オリエンタル
発生スタイル:自然発生
カラー:シールポイント、チョコレートポイント
ブルーポイント、ライラックポイント等

歴史:タイが原産地。歴史はとても古く、シャムの国の書物にも度々登場している。
「門外不出の宝」として宮廷や寺院で大切に飼われていた。
ヨーロッパに紹介されたのは19世紀末のことで、爆発的な人気を呼び、
それ以後ずっと人気を保っている。

特徴と性格:手、脚、頭、耳、尾など体の末端に表れる濃い色(ポイント)が特徴。
細長いボディとそのしなやかな動きは、猫の中でもっとも美しいといわれる。
人なつっこくて賢くて、やかましくて積極的
そのすべてがほかの猫より際立っている。
感受性がとても強いが、飼い主には献身的な愛情を示す。
ただ最近はとても大人しいタイプも出回っている。

:長く先細りのくさび型。中くらいの大きさでボディとよくつり合っている。
横から見ると、頭のてっぺんから鼻の先端まではまっすぐ
鼻はまっすぐで長く、マズルはくさび型で細い。
顎の先端は鼻と垂直な平面上にある。
かなり鼻が長いということか(ichii)
 
:とても大きくてとがっている。付け根は幅広い
くさび型の線の延長線上にある。

四肢:長くてほっそりとしている。後ろ脚は前脚より長い
足先は華奢で小さく、卵型をしている。

:長くて細い。先端に向かって先細りしている。


↓凄い顔だ。可愛いとは言えない…。発情すると当に左の顔そのまんまです。(ichii)


(参考:〔新星出版社 世界の猫カタログ〕)

ついでにネットのリンクも→シャム


私が社会人になって一人暮らしをするようになったある日、
趣味繋がりの友人が子猫の貰い手を探していた。
私はアパート住まいだったから飼えなかったけれど、
何かの繋がりで里親の話が舞い込んで来るかもしれないと思い、
猫種や飼い主さんの猫事情だけでも聞いておこうと思った。

そのお宅は社会的には中流よりやや裕福なようだった。
環境も経済的にも猫の多頭飼いには何の差し障りもないようだった。
そのお宅で飼われていたのは血統書付きの純粋シャムだった。

そのうち1匹ではかわいそうだと思ったかどうか、結婚させて2匹になり、
あれよあれよと言う間に子供が産まれ、純血種のシャムが増えていった。
増えても困らないだけのお宅だったせいか避妊や虚勢をすることなく、
自然に任せ、猫の気の向くままに繁殖させたようで、
1世代、2世代、3世代、そして4世代と増えていった。
(血が濃すぎると遺伝的に問題が、と思うも、でしゃばった事も言えず…。
だからそれ以上は敢えて触れません。)

そんな話を聞いた私はその猫三昧の時間を味わいたくなり、
「うわ~、いいなあ、見てみたい」とぽろっと言ってしまったが為に、
その友人にまんまとそのお宅に連れられて行ってしまった。

幸い産まれる度に、数匹は貰い手がついていたようだったので
増えるがままを全て飼っていたわけではなかったようだ。
友人と私が伺った時は夫婦猫とその子供が3匹、
その2代目の子が結構な数を産んでいて、又その子供が?匹で、
何代目の子か分からないけれどさらに小さいの(生後1ヶ月位)が4匹程
大きなロングソファーをよじ登ったり所狭し走り回ったりしていた。
総勢15匹位はいたかもしれない。

家の中、四方のどこに目をやっても、あの独特の色彩の
茶色で耳と顔の黒い猫数匹が、猫団子になってじゃれているという、
猫好きには堪らない光景が広がっていた。

仔猫とじゃれているうちにあまりの可愛さに結局…、
結論を言うと1匹貰い受けてしまったのだが。

その頃はデート(一応私も、ね)には必ずこの子も同席して、
車での外出はどこへ行くにも一緒だった。
ドライブの運転席のヘッド部分が彼女の指定席で、車が走り出すと、
窓側に向いてヘッド部分をガッチリ抱え込んで身体を固定していた。
公園などは週末彼女と一緒によく行ったものだ。


 

個性的な靴下は見なかったことにして下さい。

小さい時から連れ歩いているせいか、いつもケージなしだった。
どこへ出かけても物怖じすることなく、リード一本でOKだった。
その毛色と、やたら堂々とした歩き姿は通り掛かった人によく犬に間違われた。

すれ違う人誰もがはっと驚いた表情になり、
「あら、ワンちゃんだと思ったら猫ちゃんだ」と思わず声を発するのだ。
サービスエリアなどでは特に飼い主を得意な気分にさせてくれた。

公園等でリードを外してもちゃんと飼い主との距離を確認しているようで、
離れてもせいぜい4~5m程度を保ち、時々後ろを振り返り、
名前を呼ぶとまるで犬のように必ず駆け戻って来る。



ビビットな服の色は見なかったことにして下さい。


写真、女の子にしては目つきがイカツイというか、
自信に満ち溢れているようにみえませんか?

公園で寛ぐ周りの犬には興味を示さず(眼中にない感じ)、
飼い主とのひと時、或いは自然の空気を楽しんでいるようだった。
彼女は小さい時から肩に乗るのが好きで、
実に上手にバランスを取りながら肩の上で高見の見物を楽しんでいる。





普段のドライブの車内では運転席のヘッド部分が彼女の指定席だが
(そこから窓の景色を眺めていたようだ←これマジです。)
高速道路を使って遠出した時などは、高速に入った途端、
「景色が見れないからつまらないわ」とばかりに後部座席に移動して、
すかさず寝る態勢に入った。何時間の移動だろうと大丈夫だった。
そんな風で外出には全く心配のない猫だった。

あれ~相当長くなったぞ~。
彼女が酒と煙草が好きだという話を書こうと思ったけど、
終わらなくなりそうなので、又次回に。

 

お宅のシャム&偽シャムの特徴はいかがですか?
共通箇所はありますか?

本日も長々と根気よくお付合い下さりありがとうございます。 

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我輩はシャム&偽シャムなり

2009-07-11 18:30:01 | 15.写真(家猫の銀&姫&文太)


最近新しくご『偽シャム団の秘密基地』というブログと縁が出来ました。

このブログ管理人のさくらさんの言葉を借りまするに、偽シャムと言うのは、
本物ではないけれど見た目はシャム猫っぽい姿をしている猫のことだそうです。
猫の毛模様は多々あれど、確かにシャムはその種類を象徴するシャムだけの
特徴ある独特の色の付き方をしていて、他の猫種とはかなり違います。

純粋種では、猫でありながら人間に対して犬のような主従関係を見せたり、
賢いが故飼い主と同等意識でまるで人間のような振る舞いをしたりします。

猫らしい高貴なプライドと併せて、『俺について来い』『俺がお前を守る』的な、
何事にも物怖じしない頼もしいリーダーシップを生まれ持っているように思います。
テリトリーを護ると言う意識に於いては臆病な犬よりよっぽど番犬の才能があり、
いざとなれば自分より大きなものにも立ち向かう勇敢さを持っています。

このとても生意気で猫らしくない性格は遺伝子的にかなり優性なのか、
他の種との雑交配でもしっかりと受け継がれることが多いようです。
主な特徴が、体の毛色とブルー系の瞳、強い愛情と正義感でしょうか。

これまで私は数匹のシャム&偽シャムと関わって(飼って)きました。
今回『偽シャム団の秘密基地』とご縁ができたことで、昔一緒に暮らした
我が家のシャム族の、特に個性的なシャムのことを思い出したので、
天国の彼らへの供養の気持ちも込めて少し綴りたいと思います。


ここから使用する写真は、古い写真をカメラで写したものなので、
あまり写りはよくありませんがご勘弁を。
あなたの飼っている猫ちゃんにそっくりな子が登場するかも。


まずシャム族猫との初めての出会いは右のこの子。
初代シャム系猫(偽シャム)です。手足が白いです。
もしかしたら、スノーシューという種類かもしれません。


 

 
左のキジトラのオチビちゃんたちは、この子が二度目の出産で産んだ仔猫です。
(家族の間では、隣家のキジトラ猫がパパだという専らの噂だった。笑)

この子が来るまでは、我が家の猫は何故か代々全身キジトラ模様の猫でした。
近所で見かけるのもせいぜい茶トラか白黒の猫でした。

ある日、長距離トラックに乗っていた叔父が関東方面へ走った帰り道に
サービスエリアで纏わり付いてきた迷子のこの子を連れて帰って来ました。
(当時この子を迷子にしてしまった飼い主さんはきっと悲しんだ事でしょう。
それを思うと、叔父のこの行動が決して良いとは言えませんが、
この子は我が家で子孫を残しとても大事に育てられました。)

初めてこの子を見た時、なんと美しい毛色の猫なんだろうと衝撃でした。
そして水色の瞳は魅惑的で、異国のお姫様のようでした。
外国とは全く縁のない(しいて言うなら洋画劇場と英語の授業くらいか)
どっぷりと和のニオイのするド田舎でのこの子との出会いは
私にとっても家族にとっても異国の宝石を手にしたくらい特別な感動でした。

我が家に来て間も無くこの子は子供を産みました。
来る前から妊娠していたのか、来てから妊娠したのか
子供だった私の記憶にはその辺定かではありませんが、
彼女は2匹の白い仔猫を産みました。
生まれた時確かに白かったその2匹は日が経つにつれ
炙り出しのように体の部分部分が薄汚れたように黒ずんできて、
瞳の青さが目を惹くようになった頃には写真のような模様になりました。


手前の、見るからにシャム模様のは男の子で後ろの子が女の子です。
まだ目ヤニがようやく取れて青い瞳だとわかるようになった頃です。


 

私が、確かペトリのカメラを活用していた時に撮った写真です。(又写し、ですが)
左の子が何かと癖があって可愛くてしょうがなかったです。
例えばご飯の時は顔中汚れるとか、牙がいつも出ているとか。

そして左の彼が大きくなったのが下の写真。
ね、牙がでてるでしょ。

そして、ますます磨きがかかった顔の黒さ。
暗闇では全く顔が分からず、目だけが光ってる。
でも、どことなく憎めない愛嬌のある顔です。

 

この頃母猫は2回目の出産をし、2匹のキジトラの仔猫を生んだ分けです。


シャム模様の強いこの子はとても甘えっ子で、いつもこんな風に寝てました。
もう1匹の妹は家人に纏わり付いてたのかな。

 


その後私は社会人になり家を離れてしまったので、
この子達とそれ以上深く関わる事は出来ませんでしたが、
この子達は家族の一員として父母やその他の家人に大切にされ、
猫生を全うしたようです。


そして次に私はたまたまある縁がもとで、
純潔種のシャムの4代目を貰い飼うことになりました。
見た目は上の写真の子と区別がつかないね。

 

この子がまたまた超個性派で数々の武勇伝を持つのですが、
長くなるので続きは又明日。

そういえば、シャムって爪が引っ込まないのか?
歩く時に爪が出たままで、カツカツ音をたてて歩く子がいる。
上の2匹ともがそうでした。
皆さんとこの子は如何ですか?



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