ichiiです。日食資料をアップしにちょこっと戻ってきました。
明日は日食ですね。
COLORS来訪者の中にも皆既日食観測可能な地域へ
出かけられている方がいらっしゃいますか?
出かけられない方のために、日食メガネが手に入らなかった人のために、
日食関連ホームページ各種を抜粋したメモです。参考にどうぞ。
各地の日食の時間帯が分かります。
各地の皆既日食・部分日食 時間詳細 ←クリックでどうぞ
●日食を観察する時に、、、
太陽は私たちに身近な天体ですが、とてもまぶしく危険でもあります。
折角の日食が、暗い思い出になっては残念です。
そこで、まず、注意事項をまとめます。安全に日食を観察しましょう。
◎良いこと◎
日食めがねで見る
さらに、ちらっ、ちらっと、できるだけ短時間で見ましょう。
3年後の2012年5月には、名古屋で金環日食があります。
つまり今回買っておけば、2回、安全に楽しめるのです。
ピンホールで見る
ピンホールで映し出した太陽は安全です。詳しくは下のほうで。
木漏れ日で見る
晴れたら、暑いです。涼めるという意味でも良いです。
詳しくは下の方で。
事前によく調べる
このホームページを見たり、プラネタリウムで事前チェック!
科学館の観望会に参加する
安全、楽しい、大迫力。
×よくないこと×
直接見る
網膜を傷める場合があります。欠けていてもダメです。
黒い下敷きで見る
まぶしくないって思っても、目に見えない赤外線が透過して、
目を痛めるからだめです。感光した黒いフィルムも同じ。
写真用のNDフィルターも赤外線を透過しているのでダメです。
ガラスにすすは、うまくできれば良いですが、むらが有るとだめです。
というわけで、専用の日食めがねを使いましょう。
望遠鏡や双眼鏡で見る
絶対、ダメです。失明の危険があります。一つ間違うと火が点きます。
日食めがねを組み合わせてもダメです。熱で割れたり融けたりして、
その瞬間に直射日光が、、、大変な事故につながります。
太陽専用の投影装置もありますが、取り扱い方によっては
事故の危険性がありますから、初めての方は、やめたほうが良いです。
じっと見つめる
たとえ、日食めがねを使っていても、長時間見たら結局たくさんの光を
受けることになります。5-10分おきに、ちらっとがオススメです。
がまんして見る
暑かったら、部屋に入って水分を十分に取りましょう。
折角の日食で日射病になっては残念です。
世界天文年の日食安全観察pdfはこちらです。
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●お手軽! 日食観察グッズ
ピンホールカメラの原理で、小さな穴のあいたものに太陽の光を通すと、
欠けた太陽の姿を映し出すことができます。
晴れた日に、30-40cm程度離して、太陽を映してみましょう。
きれいに丸くなったらOKです。大きな穴ほど遠くに離してやってみましょう。
テレカ程度の穴がオススメ。テレカじゃなくても良いですよ。
台所用品がいろいろ楽しいです(写真をクリックすると大きくなります)。
上から、穴あきお玉、調味料入れのふた(塩)、調味料入れのふた(こしょう)
●もっとお手軽! 木漏れ日を見よう
木の葉の隙間から漏れる、木漏れ日。これもピンホールの原理で太陽の像を結んでいます。背が出来るだけ高い広葉樹の根本が良いです。下の写真のように、きれいな円形になっていれば大丈夫。これが見事に欠けて行くでしょう。いい天気の日に近所で探してみてください。
皆既日食・部分日食
各地の皆既日食・部分日食 時間詳細 ←クリックでどうぞ
メモ:次回は2012年5月21日に、太陽がリング状に見える金環食があります。
トカラ列島、屋久島、種子島、九州・四国・近畿・中部・東北の一部、
関東の大部分などで観れるということです。
晴れた時は、鉄骨組の屋外立体駐車場、木漏れ日、穴開きお玉&金属製落し蓋。
水溜りがある日は、水溜りの中。雲がかかって眩しくてもかなりよく見えます。
「日食」でブログ内検索出来るように、日食記事に付け足しておきます。