#110 君のいる黄昏
[君のいる黄昏]
不意を衝いて染まる
重く鎮まる秋の空は君の心?
喉の奥に詰まった
形になれない言葉が呼び合う
読めない心の文字は宵色
ゆっくりと溶け出して
恋しさの隙間を突っついて
感傷に滲み込む
君の輪郭を浮き上がらせて
僕の恋しさに繋がって…
木々の影と夜空の間
滲んでいく地平線
街路樹の枝葉を揺らす
シルエットに重なりながら
君の影と僕の影から
混ざり合っていく宵闇
空の五線譜にしがみつく
乾いた淋しげなメロディー
アスファルトに転げ落ちては
時折りふたりを覗き込む
愛しさを繋いで
白い息の温もりの近さまで
そっと触れる手を
ポケットの中で大切に温めて
黄昏は好きですか
君のことだけを考える黄昏が好き
側に君がいる
君だけしか見えない黄昏が好き
ポエムとは関係ありませんが、
12月15日でブログペットが終了するのだそうです。
サイドバーのひめこがいなくなっちゃうよぉ~
背景作ったり、俳句も面白かったのに、寂しいなあ…
12月15にちにはパーツ外そうと思います。
それまでどうぞ可愛がって下さい。
因みにある日のひめこの俳句↓傑作!
このワサビ 入っているので 刺身かな
な~るほど。寿司かもよ。
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