ここのところ、妙にお尻を気にしていた姫ちゃん。
またもや、この時季恒例のあの病気?!と警戒していたところ。↓昨年の9月末に発症・過去記事
『んぎゃ~!姫ちゃん、あなたまで!』
『姫ちゃん、まだまだ痛い』
『迷惑なニューアイテム』
イキナリきました!肛門嚢(こうもんのう)が破裂です。
私も時々姫ちゃんを捕まえて尻尾を持ち上げてはお尻を覗き込み、
気にかけてはいたのですが、あれよあれよと言う間でした。
日曜日は何ともなかったのに、月曜日にふと見ると、
もう赤く皮下出血のようになっているではありませんか!
それから1時間後くらいには、ヤスリのような舌で舐められ破裂。膿がジワジワからタラタラへ…。
絞るように拭き取るとエビの背ワタのような黒い塊が出てきました。
(これ↑がクセモノ)
前回発症した時に、余分に頂いたお薬が手元にあり、
すぐさまそれを飲ませ…夜には膿も乾燥し…無事、傷は落ち着きました。
薬があって良かったぁ~。
もしも次の日まで持ち越していたら、もっと広範囲に悪化すること間違いなし。
(普段はカリカリエサしかやらないので、食い意地の張っているうちの猫は、
薬錠剤を生タイプのエサに混ぜても気付かずにペロリ。助かります。)
翌日はちゃんと獣医さんへ行って処置して貰いました。
肛門嚢を手術で除去すると言う方法もあるそうですが、全身麻酔で難しい手術。
犬にはよくあることで、定期的に肛門嚢を絞るのだそうですが、
最近は飼猫にも増えているようです。
生活事情がよくなり、シッポやお尻の筋肉を緊張させることがなくなった事、
肥満が元でお尻を舐めて清潔に保つことができない事などが原因みたい。でもやっぱり犬猫にとっても絞られるのは嫌なものらしいです。
これからもこの症状と付き合っていかなきゃならないみたいです。
肛門の方まで膿むとかなりやっかいなので、
何にしても早めの処置が肝心ですね。
肛門腺のチェックとしぼり方
肛門嚢炎(肛門嚢写真図)と、話はここで終わらないのだ。
ヒヒヒ
姫ちゃんがなったということは、もしかして銀もあぶない?!
と言うわけで、この際、銀ちゃんの肛門嚢も搾り出してもらおう!
ついでに、最近ノラ猫との網戸越し接触や侵入もあるので、予防接種も!
それまで「ボクは関係ないね~」と寝転んでいた銀ちゃん、
そんな私の不穏な動きを察知したか、
ギョロ目になって腰を低くし逃げる、そそくさと台所へ逃げる。
(冷蔵庫の上奥へかくれるつもり)
そんなのお見通しよ。
銀ちゃんはあっという間に捕獲されケージの中…、
姫ちゃんと一緒に動物病院です。
因みに姫ちゃんは体重4,2㎏、銀は5,3㎏でした。
(獣医さんは銀の事を大きいと言うが、
明らかにそれより大きいぼっちゃんは何㎏だ?)
姫ちゃんは食欲も元気もあり、普段とあまり変わりなかったのですが、
銀はご飯も食べず次の日の朝までぼーっとして、呼んでも力ない声…。
小心者銀は、予期せぬ肛門嚢絞りと注射に力が抜けてしまったようです。
その後は通常の元気を取り戻しましたが。笑
3日目の今日、姫ちゃんのお尻は順調に回復中です。
カサブタが取れて少しずつ傷が小さくなっていけばもう大丈夫。
参考までにカサブタ状の傷を見たい方は下をクリックして下さい。
それほどグロテスクではありませんが、一応お尻画像なので、↓こっそりアップするね。
姫ちゃんの肛門嚢
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