多可町の山と自然

ふるさと多可町(兵庫県)の自然や登山情報をお届けします。千ヶ峰、笠形山、妙見山、大井戸山、竜ヶ岳、三国岳など

見付~浜松~舞阪 東海道五十三次ウォーク(13日目)

2016年11月25日 | ウォーク 東海道五十三次
11月22日(火)8:00ホテル玄浜松インターを出発。姫街道から東海道に出る。本坂通安間起点から立場跡へ。
県道312号線を進む。
 

松並木を過ぎると六所神社。お宮の松と呼ばれる巨大な松があったが、昭和五十四年の台風被害で伐採された。
  

馬込一里塚跡(日本橋より六十五里目)を過ぎると、たい焼きマークのタイヤやさん看板を発見、ねらい通りよく目立つ。
 

車通りの多い国道152号をひたすらまっすぐ進む。浜松駅前の大ビルは遠くからでもとてもよく見え、目標としては
最高!浜松市と言えば楽器の町♪東海道からも近そうだったので、楽器博物館に立ち寄ることにした。
 

楽器博物館は世界中の楽器が展示されている。それぞれの楽器の音もヘッドホンで聴けるのでゆっくり楽しめます。
   

浜松駅を過ぎると浜松宿、佐藤本陣跡。箱根と並び街道最大の宿だったという。戦災での消失もあり現在はその面影は
ほとんどなく、看板のみが立っている。浜松宿周辺は完全に都市化しており、階段を降りて地下道を進まなければならな
い交差点がある、歩行者にはつらい。


子育て地蔵尊を過ぎ、鎧橋、若林一里塚(日本橋より六十六里目)と続く。
  

若林の二つ御堂は街道の両脇に立っており、平泉の藤原秀衡ゆかりの史跡。
 

国道257号をひたすらまっすぐ進む。松並木を過ぎたところ、雅楽之助ま寿ま寿とろろ総本店で昼食。
豚のショウガ焼きととろろご飯とてもおいしかったです。
 

熊野神社、国道257号から旧道への分岐するところには篠原道標がある。
 

ここからは県道319号をまたまたまっすぐ。明治天皇が休憩した立場本陣跡。お庭の花が癒してくれる。
 

神明宮を過ぎると篠原の一里塚跡(日本橋より六十七里目)。
 

参道口に秋葉灯籠がある愛宕神社と伏見稲荷より勧請された稲荷神社。このあたりは神社やお寺が多い。


JR舞阪駅の近くには春日神社があります。徳川家光より拝領された神社で、社殿前にはお使いの鹿が二頭。
 

15:30JR舞阪駅着。浜名湖弁天島の温泉で汗を流しました。浜名湖に夕日が落ちる姿は絶景。
 

本日の歩行距離約19㎞。浜松宿は戦火により焼かれたため史跡が少なく、幹線道路を歩くつらい道のりでした。何
より左のかかとに直径2㎝のマメができて痛かったー。靴を替えるか、もっと歩きトレーニングをしないといけません。
帰りは御在所サービスエリア「宮きしめん」で濃いだしのきしめんを食べて帰りました。東海道も半分を過ぎ、次回は
いよいよ静岡県を抜け愛知県に入ります!
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掛川~袋井~見付 東海道五十三次ウォーク(12日目)

2016年11月25日 | ウォーク 東海道五十三次
11月21日(月)8:00ドミーインEXPRSS掛川を出発。渋い造りの清水銀行の壁に掛川城主、山内一豊・千代
婦人像がある。一豊は豊臣時代、掛川城に天守閣を築き城下町を整備した武将。後に関ヶ原の合戦で活躍し、
土佐二十万石に栄転する。
 

1時間ほど歩くと大池一里塚跡(日本橋から五十九里目)。連祐寺参道口に看板が立っている。少し進むと
松並木が残っている。驚いたのは刈り取った切り株からまた稲の穂が出てる、これは二毛作?と思ったけど
気候が温暖で成長しただけか…。
  

東名高速の下をくぐるとまもなく善光寺。境内には仲道寺があり、寺名は江戸と京の真ん中を意味しているそう。
 

間の宿原川は茶屋がたくさんあったそうです。金西寺にはたくさんのお地蔵さん。
 

大名行列の同心達が川原で昼食をとったことに由来する同心橋を渡る。
 

同心橋を渡ると袋井市に入った。名栗の立場跡にある花茣蓙公園にはトイレもきれいに整備されていました。
 

花茣蓙を商う店が軒を連ねた名栗、でっかいオブジェがお出迎えです。赤い鳥居は富士浅間宮参道口の大鳥居。
 

少し進むと久津部一里塚跡(日本橋からちょうど六十里目)。すぐそばにあるのは袋井東小学校で「どまん中東小学校」
らしい。(ちなみに西小学校はどまん中西小学校でした)さすがはどまん中宿場、袋井!
 

袋井宿に入る。袋井宿は江戸からも京都からもちょうど27番目の宿。弥次さん喜多さんに扮して写真!どまん中茶屋は
残念ながら、月曜日は定休日でした。
 

茶屋も休みだし、足も痛くて休んでいると、声をかけてくれたおじさんが…。何とかの有名な!袋井宿の見張り番、
クリーニング青島商会の店主、青島政夫さんでした。お話を聞くと東海道は6回完歩。現在御年七十うん歳ですが、
今も現役で100街道制覇を目指しておられるそう。店内には全国のパンフレットやウォーキングバッジ、写真、
サインなど、まるでミニ博物館。
何と2万通も発行されているという東海道袋井宿通過証明書をいただきました。ずっと元気で歩き続けて下さいね!
   

レトロな澤野医院記念館を過ぎる。いよいよ「ちゃんと歩ける東海道五十三次(山と渓谷社)」下巻に突入、やった!
 

沿道にはコスモスがきれいに咲いていました。
 

袋井宿を過ぎると木原一里塚。木原村には家康と信玄の三方ヶ原の合戦、前哨戦が行われた木原古戦場跡や
家康の腰掛石がある許儞神社がある。
  

木原村を過ぎるとすぐ磐田市に入る。全海寺の地蔵堂には徳川の葵紋がかかっている。
 

太田川を渡るとなぐら食堂がある。ソースのすごくいい匂いがただよっていたけど、まだおなかがすかないので、
ここは残念ながらパス。松並木を過ぎ、江戸古道を一気に登る。


緩やかに下り、国道1号を渡ると見付宿。西からの旅人が初めて富士山を見つけたことに由来するそうです。圧巻は
見付小学校跡。明治8年の建築で現存する日本最古の木造小学校跡。


磐田市はJリーグ「ジュビロ磐田」のホーム。町をあげて応援していますね~。
 

府八幡宮を過ぎるとまもなく磐田駅周辺。サッカーボールの外灯にジュビロのマスコットキャラも。
  

磐田駅の手前を右に折れる。殺されたインド人僧侶を葬った「くろん坊様」、今も手厚く祀られていました。


若宮八幡宮を過ぎると程なく天竜川の河川敷に出る。
 

天竜川の歩道は新天竜橋にあり、広くて歩きやすい。暴れ川として有名な川も今日は穏やか。
 

天竜川を渡ったところの休み処で休憩。足にマメが出来て痛くてたまらん。やっと浜松市に入った。
 

天竜川の船着場跡があった六所神社。境内のイチョウが見事でした。
 

浜松~中野町を走っていた軽便鉄道軌道跡を過ぎると、本坂通(姫街道)安間起点から東海道を離れ姫街道へ。


姫街道に入り500mほどで本日のお宿、ホテル玄浜松インターに16:30到着。小雨が降ってきたけど、ほとんど
ぬれずにすんだ。本日の歩行距離は約25㎞。見付と浜松のちょうど間くらいに宿はあります。リーズナブルでホテ
ル内の和処「玄五郎」の夕食もおいしかった。朝は無料朝食がついています。


今日の見所は何といっても袋井宿。町をあげて東海道をPRしているのがよく分かる。あとはサッカーの町磐田市と
天竜川ですね~。しかし、左右の小指と右足かかとのマメが痛くて困った。明日もう一日もってちょうだいよー。
コメント (2)
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