多可町の山と自然

ふるさと多可町(兵庫県)の自然や登山情報をお届けします。千ヶ峰、笠形山、妙見山、大井戸山、竜ヶ岳、三国岳など

唐松岳~五竜岳縦走

2015年09月01日 | 登山(百名山)
8月24日 今日から1泊2日で唐松岳~五竜岳へ
八方尾根のゴンドラアダムは午前7時30分から動いています。(真夏のシーズンは午前6時30分~)
8:00 ゴンドラアダムとリフトを2本乗り継いで八方池山荘へ。八方池山荘から八方池までは
約1時間、花もたくさんさいています。ネームと説明の看板もつけてあり分かりやすい。
  

八方ケルン、第3ケルンを過ぎると八方池があらわれます。残念ながらガスの中です。
 

八方池を過ぎると本格的に登り出します。天気も少し回復傾向で青空が見えてきた。
たくさんの種類の花々も楽しませてくれる。
  

11:00丸山ケルン到着。ケルンの少し上に雷鳥の親子がいました。母親と子ども6羽。
  

12:00唐松岳頂上山荘から頂上までは15分。きれいな稜線です。
 

唐松岳頂上からは不帰嶮、手前からⅢ峰、Ⅱ峰、Ⅰ峰。みる限り人が通れるとは思えないけど、
通ってくる方もおられるんでしょう。本当に気をつけてください。
 

ここから五竜岳への縦走路へ入ります。唐松岳山荘を過ぎてすぐ、牛首と呼ばれるスッパリ切れ落ちた
下りの道。クサリを持って慎重に下ります。直下だけではなく、クサリ場が5~6本続きます。
岩場は見たことがないくらいとがった岩で、手が切れそう…、手袋があったほうが安全です。
縦走路に入るとほんとに人が少なく、静かです。唐松岳日帰りの方がほどんどのようです。
 

とにかく下りが長い。下りきるまでに2時間以上かかりました。下ってしまうと気持ちのいい稜線と
ゆるやかな登りになります。行く先にサルの集団が・・、ほんとに怖かった。鈴をならしながら行くと
サルも逃げてくれたのでよかったけど。サルの集団をやり過ごしたら、五竜山荘がやっと見えました。
15:30 五竜山荘着。
 

小屋についたとたん、山荘の方に「杖のキャップつけてないやろー、キャップつけないと道が崩れる」と
注意されました。でもそのこと分からなかったんですよね…。もちろん翌日からはちゃんと守りました。
今日は素泊まりで、夕食のカレーをたっぷり食べて、爆睡。

翌日、日の出は見れませんでしたが、見事な朝焼けが見えました。朝焼けに染まる五竜岳も!
  

天気は雨の予報でしたが少し遅れているようです。山荘から五竜岳山頂まで1時間。見事な景色でした。
白馬岳、鹿島槍ヶ岳。それから立山・剣岳。
    

五竜岳を往復してきて、もう一度山荘に戻ってきて休憩し、遠見尾根を下ります。分岐を折れて白岳まで
登ってそこから下ります。西遠見山あたりまでは急な下りでしたが、五竜岳とお花の景色が広がりました。
  

大遠見山、中遠見山、小遠見山、地蔵の頭ととても長い下りでした。五竜山荘9:00発、アルプス平には
14:00ごろやっと到着。途中から天気予報通り、小雨が降ってきました。テレキャビンで下り、タクシーで
八方駅まで戻りました。
 

今回は標高差は1300m足らず。ゴンドラやリフトがあるから楽ちんなんて思っていたけど…、全然違います。
なかなかハードですよー。特に唐松岳から五竜岳への下り&遠見尾根の下り!もちろんそこを登る逆コースはもっと
ハードだと思います。アルプスは楽なところはなさそうですね(笑)

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