多可町の山と自然

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箱根~三島~沼津 東海道五十三次ウォーク(6日目)

2015年12月01日 | ウォーク 東海道五十三次
11月25日(水)蔵樹のご主人に元箱根港まで送っていただき、午前9時出発。
箱根神社にはお参りできなかったけど、せめて鳥居だけでも!大きな杉並木も残っています。
 

襲われた旅人の身代わりになって下さったというお地蔵様「身代わり地蔵」
 

「入り鉄砲に出女」を取り締まった箱根関所。
 

立派で豪華「箱根ホテル」は「本陣ふはや跡」。ここで雨が強くなってきた。仕方なくカッパを着る。
芦川の石仏群を過ぎるとまた登りになります。
 

赤石坂、そして箱根峠に向かう最後の坂、挟石坂を抜けると車道にでます。
  

国道一号を左折して側道を歩くと箱根峠(標高846m)。神奈川県と静岡県の県境でもあります。
電光掲示板が見えにくいけど気温はなんと3℃。昨日は20度近くあったので、すごく寒く感じる。
 

国道1号から脇道に入り、八ツ手観音のところを竹藪の道に入っていきます。箱根竹のトンネルは風が
通りにくく、少し温かい。


竹藪の道をずんずん下る。豊臣秀吉が小田原攻めの時に兜を置き、一息入れたというかぶと石。
見事なかぶとの形の大きな石です。
 

国道1号に合流してはまた旧道に入っていく。剣術指南役であったが酒がもとで罷免され雲助となった、
雲助徳利の墓。お墓も徳利の形、天国でもお酒飲んでるんでしょうね~♪


富士見平には芭蕉の句碑があります。「霧しぐれ富士を見ぬ日ぞ面白き」貞享元年秋、芭蕉がここを
通りかかったが時雨れて富士は見えなかった。今日も全く見えませんでした。


このあたりはあたたかいところなんでしょうー、水仙が咲いていましたよ。


明治天皇が座って富士を眺めた「御腰掛石」がある松雲寺。富士は見えませんが、のどかな畑の風景が広がります。
 

時折駿河湾と三島・沼津方面の町並みが見えます。しかしなかなか長い下り道。地蔵堂の六地蔵
(六地蔵どころではなくたくさんのお地蔵さん、ピンクの帽子とエプロン♪)を過ぎると臼転坂。
 

13:30 臼転坂を下り、国道1号と合流したところ「ラーメン一番亭」でやっと昼食。
看板メニューの肉ピリラーメンをがっつりいただきました。
 

錦田の一里塚は、日本橋から二十八里目。両側に塚が残っているのは数少ない。
 

伊豆の国の一の宮、三嶋神社にお参り。境内の金木犀は樹齢1200年で国天然記念物。
 

三嶋神社のすぐそばにある茶屋で福太郎餅(200円)をいただく。この旅ですっかり甘党になってしまった。


このあたりから県道145号をひたすら歩く。歩道がないところが多く苦しい。疲れもピークで写真をとる
気力がうせてきた…。弘化3年建立の常夜燈。
 

玉井寺の一里塚はおおむね原型をとどめているそうです。
 

黄瀬川橋を通過。だんだん夕闇が迫ってきた。
 

日本三大仇討ちの一つゆかりの地蔵「平作地蔵」。少し先には日本橋より三十里目、一里塚跡と古墳時代の
玉磨きに使用された砥石「玉砥石」がある。ここで昨年東海道を制覇したというご夫婦に出会う。すごく励
ましていただきました。今は中山道に挑戦中とか、うーん、すごい気力と体力!
  

16:30JR沼津駅到着、本日の歩行距離約21㎞。駿河の湯で汗を流して帰途につきました。
今回は2泊3日で平塚・大磯・小田原・箱根・三島・沼津と歩き、箱根峠を無事越えました。
日本橋を出発して6日、歩行距離は合計120㎞、やっと静岡県に入りました。次回は長ーい長ーい静岡県。
ぜひ美しい富士山を見ながら歩きたいものです。

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