多可町の山と自然

ふるさと多可町(兵庫県)の自然や登山情報をお届けします。千ヶ峰、笠形山、妙見山、大井戸山、竜ヶ岳、三国岳など

小田原~箱根 東海道五十三次ウォーク(5日目)

2015年12月01日 | ウォーク 東海道五十三次
11月24日(火)今日はいよいよ天下の険、箱根峠に挑みます。午前9時JR小田原駅出発。
小田原駅周辺にはかまぼこ屋さんが多い。味もとってもおいしいけど、重たいので今はガマン!
まずは北条早雲築城の小田原城へ。残念ながら改装中で、足場に覆われていました。
 

小田原に住んでいた二宮尊徳(金次郎)をまつった報徳二宮神社にお参り。
 

「板橋のお地蔵さん」と親しまれている板橋地蔵尊。
 

しばらく箱根登山鉄道のかわいらしい電車と併走します。明治八年、日本初の有料道路の碑も。
 

ゆるやかな坂道を登っていくと、箱根湯本温泉に到着します。早川を渡ると古くからある温泉街が広がります。



早川をわたったところ、ルッカの森で「焼きモンブラン」を食す。無料のコーヒーとともに!これからの登り、
甘味パワーでがんばります!
 

北条二代氏綱創建の早雲寺、北条五代の墓もあります。


馬の飲み水桶を過ぎると石畳の道が初めて出てきます。
 

観音坂、葛原坂と歩道のない車道歩きが続きます。女転ばし坂、割石坂、大沢坂と坂もだんだん急になってくる。
ただ石畳の道もあって旧道の面影が残っています。ただし、石はこけむしてすべりやすいーー。
   

14:00 昔は茶屋が軒をつらねたという畑宿に到着。寄木細工の工房がたくさんあります。
箱根旧街道の案内板には果てなく続くつずら折れの道が…。これは見なかったことにします…。
 

箱根湯本から畑宿まで食事のできそうなところは全くありません。もちろんその後も…。畑宿でやっと見つけた
そば処桔梗屋さんできのことろろソバ(1,100円)をいただきました。濃いだしが胃に染み渡ります。
 

畑宿を過ぎると七曲がりと呼ばれる急坂に突入します。階段と石畳の坂道が連続します。あまりの険しさに
「どんぐりほどの涙をこぼす」橿木坂、「猿も滑るほどの坂」猿滑坂、追込坂と続く。
  

親鸞聖人が弟子と別れたという笈の平親鸞聖人石碑を過ぎるとすぐに創業350年の老舗甘酒茶屋があります。
この日もたくさんのお客さんでにぎわっていました。力餅(うぐいす餅)と甘酒、最高においしかったです。
  

甘酒茶屋をすぎると登りはゆるやかになります。於玉坂、白水坂、天ヶ石坂と過ぎると二子山も見えてきました。
 

権現坂までくると下りになります。箱根の美しさを世界に紹介したケンペル・バーニーの碑もありました。
 

芦ノ湖のほとりまで下ってきました。夕暮れの芦ノ湖、残念ながら富士山は見えませんでしたが最高の景色。
 

本日の歩行距離16.5㎞。今日は「KURANJU蔵樹」さんに泊まります。場所は駒ヶ岳の中腹なので、元箱根港
まで迎えにきて下さいました。洋食(イタリアン)の料理と野天風呂の気持ちいいお宿でした。



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