ブルーシャムロック

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少し早いクリスマス。

2015-11-04 18:27:03 | 逆襲の藤隆
バーミリオンとマゼンタは、赤レンガで待ち合わせをしていた
平賀知世、朝岡蓮次のカップル、日下部浩一郎と柿沼萌美のカップル
と出会い、ランドマークタワーのクリスマスツリーを見に行く。
今回のクリスマスツリーのプロデュースはベテランバンドの「traffic jam」の
プロデュースなどで知られる人気プロデューサー津崎清地がプロデュースした
らしいのだ。
「本当を言うとこれが見たかったな。」
マゼンタは、周りの人に言う。
「これか。僕は何回も見たよ。」
日下部浩一郎は、通ぶって答える。
「ええっ。私だって何回も来れないんだよね。だから今日の津崎さんのクリスマスツリーは
見てみたいのよ。臺灣の親戚に自慢したいしね。」
マゼンタは強がってみせる。
「まあ、愉しめばいいじゃないの。」
柿沼萌美の声。
「毎年恒例だしね。12/24or25はこれを見ないと面白くないし。」
朝岡蓮次は言う。
「私はみんなといっしょに入れるといいなぁ。」
平賀知世が言う。
クリスマスツリーは、吹き抜けを数階分を突き抜けているかなりの大きさだ。
それに色々な飾りがしてある。
アナウンスが聞こえた。
「只今より津崎清地のファンタスティッククリスマスが始まります・・・。」
照明が消され、津崎清地が作曲したムーディーな音楽が流れた。
見ているみんなはそれに圧倒されていた。
「みんなMerry Christmas。」
ここにいた人間の無言の共通言語だった。
コメント
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