「なんだか妖しい聯中だね。」
女性が声を上げた。
「そうかな。」
私は一言声を上げた。此處だけの話し、私は日本人ではない。hong kong 人だ。
「丹波が何とかとか言っているが、なんとも怖いというか・・・。」
もう一人の男性も声を上げ、Brandy を口にした。
「日本列島を旅してきて、貴殿らと出会って、實を言うと關東に来たのは初めて・・・。」
女性はため息をついた。
私と同席の男女は、男性が台湾人、女性が韓国人である。
地名からして、皆さん、私の母語である廣東語が解る人が一人もいないのだ。
私と出会ったとき、自分の北京語がわからない台湾人の彼はため息をついていた。
おおかた、同郷の人間か、北京語を理解する中國大陸の人間かと思っていたのかも。
女性は、ハジメから日本語で話しかけ、日本人でないと解るとビックリだった。
「此處の焼酎はイイ銘柄をそろえているような気がするよ。」
女性はそう言った。
「俺は焼酎が解らないから、無難にスコッチかブランデーにしたけれどもね。」
と台湾人男性は苦笑した。
聞いていると、みんな日本語が流暢だ。
「私としては、日本語を勉強して佳かったと思った瞬間ですよ。」
と私は肩をすくめた。
「下北半島で、貴殿と出会って3 人で妖しい探検隊を結成できたのも何かの縁だし。」
台湾人は口元をふふんと言わせた。
「さてと、関東にも行ったし、次はどこに行きますか。鳥取とか。」
韓国人女性が言った。
「鳥取ですか。ついでに丹波も見ていきましょう。」
私はそういった。
2 人は、顏が引きつっていた。
つづく
女性が声を上げた。
「そうかな。」
私は一言声を上げた。此處だけの話し、私は日本人ではない。hong kong 人だ。
「丹波が何とかとか言っているが、なんとも怖いというか・・・。」
もう一人の男性も声を上げ、Brandy を口にした。
「日本列島を旅してきて、貴殿らと出会って、實を言うと關東に来たのは初めて・・・。」
女性はため息をついた。
私と同席の男女は、男性が台湾人、女性が韓国人である。
地名からして、皆さん、私の母語である廣東語が解る人が一人もいないのだ。
私と出会ったとき、自分の北京語がわからない台湾人の彼はため息をついていた。
おおかた、同郷の人間か、北京語を理解する中國大陸の人間かと思っていたのかも。
女性は、ハジメから日本語で話しかけ、日本人でないと解るとビックリだった。
「此處の焼酎はイイ銘柄をそろえているような気がするよ。」
女性はそう言った。
「俺は焼酎が解らないから、無難にスコッチかブランデーにしたけれどもね。」
と台湾人男性は苦笑した。
聞いていると、みんな日本語が流暢だ。
「私としては、日本語を勉強して佳かったと思った瞬間ですよ。」
と私は肩をすくめた。
「下北半島で、貴殿と出会って3 人で妖しい探検隊を結成できたのも何かの縁だし。」
台湾人は口元をふふんと言わせた。
「さてと、関東にも行ったし、次はどこに行きますか。鳥取とか。」
韓国人女性が言った。
「鳥取ですか。ついでに丹波も見ていきましょう。」
私はそういった。
2 人は、顏が引きつっていた。
つづく
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