
津市香良洲町の香良洲資料館の耐震補強などの改修工事が終わり、
4月17日(火)、リニューアルオープン式典が行われました。

(津市長あいさつ)

(テープカット)
この資料館は「若桜会館」と呼ばれていました。
戦争中の香良洲町に、海軍三重航空隊があり、
予科練(飛行予科練習生)の教育隊が置かれて、多数の若者がここで訓練を受けていたことから、
それらの歴史とか資料(海軍機のプロペラとかも)が展示されている施設でした。
平成10年に旧香良洲町に移管されて香良洲資料館となっています。
津市香良洲資料館
なお、当時の海軍航空隊は、
所在地の地名をとって「海軍鈴鹿航空隊」などと称されるのが通例でしたので、
こちらも「香良洲航空隊」となる予定でしたが
「精鋭の若鷲の部隊にカラスという名前はいかがなものか」となって
三重航空隊という名称になったというエピソードがあります。

(現在86歳の予科練体験者も出席)

市長と記念撮影する、
香良洲町のガイド会「矢野路」のメンバー、
23年度から設立準備をすすめ、正式にはこの5月8日に発足します。
この資料館もガイドに活用する予定です。

(20年前の香良洲のお木曳きの写真)
そして、香良洲町の最大のイベントというのが、
25年3月に、20年ぶりに行われる「お木曳き」です。
町民が一丸となって、この行事に向けて準備をすすめています。