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津市白山町垣内で撮影しました。
初瀬街道の垣内宿がここにあり、その当時の風情を再現しようと、
集落の家々が玄関に暖簾を出しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/c4/6c067368279ab2d2cfe3e079bb3f526e.jpg)
お寺の前には昔の道標(里程標)が残っています。大正3年に建立されたものです。
「大三村大字大村へ壱里参拾町四拾八間」と書かれています。
大村の津藩代官所あたり(現在の国道165号マックスバリュ付近)までの距離を示したもので
そこまで約5.2kmという表示です。
現在は国道165号経由で4.8kmくらいなので、
短くなった分、道路事情が良くなったということですね。
この道標の別の面には
「津市元標 津市大字津分部まで六里七町九間」と記されています。
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垣内宿は江戸時代の末には戸数は70戸以上もありました。
伊勢神宮へお参りする人などでにぎわい、
旅籠(当時の旅館)は常時300人以上の収容能力があったといわれています。
初瀬街道垣内宿~清流と常夜灯のある風景(白山町垣内)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/ff/7df54a8dc3f3a74485ad71015981b33a.jpg)
民家の表に掲げられていた表札、
「祠堂 本家屋敷神 鎮座」と書かれています。
文字からなんとなく意味は判るのですが、詳しいことは不明です。
踏切を見守る地蔵さん(白山町二本木)
南家城本町の常夜灯(白山町南家城)