10月25日(土)、津市美里町三郷の美里文化センターで
第43回美里中学校文化祭が実施され、人権劇や合唱、グループ発表が行われました。
(1年生の人権劇)
とある美しい池の畔に、人間の村と河童の村があります。
かつては互いに怖れあっていた人間と河童も現在は仲良くなって、
同じ学校に河童の子どもも通うようになりました、
という設定で、人間と河童の学校で起きた出来事から差別を考える劇でした。
(3年生の人権劇、以下も同じ)
3年生の人権劇は、アイヌ民族への差別を題材にしています。
友人の家に遊びに行ったアイヌの子が、その家の家族から差別を受け、
悲しい思いをして家に帰ります。
家に帰り、友人の家でのことを話すと、
お父さんもお母さんも憤慨して、友人の家に行って話してみると言ったのですが、
その子は「その前に、学校で友達や先生と話してみる」と言います。
学校で友達や先生と差別について話し合い、
自分たちで差別を無くしていこうと決意します。
実は私もよく知らなかったのですが、
北海道に現在も住んでいるアイヌ民族のほかに、
各地に移住したアイヌの人もいて、このような差別は全国どこでも起こりえる事のようです。
2013年10月26日 美里中学校文化祭