美里町の探検日記GP

津市美里町(旧美里村)に住んでいるコレクターです。コレクション自慢(?)のほか、津のこと、美里のことも書いていきます。

映画「鴨川ホルモー」

2015-07-06 21:15:25 | 日記


万城目学氏のデビュー作である小説「鴨川ホルモー」を映画化した作品です(2009年松竹映画)。

京都大学に入学した安倍(山田孝之)と高村(濱田岳)は
「京大青竜会」なる怪しげなサークルに勧誘される。
飲み会とピクニックが中心の親睦サークルかと思ったら、
実は陰陽道の術を習得して、式神を操って戦わせるという、まさしく怪しげなサークルでした。

京都大学の他に、立命館大、龍谷大、京都産業大にそれぞれ同様のサークルがあり、
式神を戦わせる「ホルモー」という競技をリーグ戦で行っていました。
何故そんなことをするのかというと、
京都の空の上におられる神々に「ホルモー」の熱戦をお見せして、
神々を喜ばせるという使命を背負っているのでした。

が、それはそれとして、若者なりの挫折や失恋を通して、
内気だったり人見知りだったりした若者が成長していく姿を描いています。
言うなれば「キャンパス青春オカルト&コメディ映画」というところでしょうか。

ヒロインは、栗山千明(当時25歳)と芦名星(当時26歳)という若手演技派女優を起用、
特に楠木ふみ(栗山)の異様なキャラ設定が印象的です。

上の画像は、龍谷大のリーダー・立花美伽役の女優・佐藤めぐみさんです。
映画「ハッピーフライト」などにも出演している美人女優さんです。
登場する4大学のサークル名は、
それぞれ京大青竜会、立命大白虎隊、京産大玄武組と漢字表記なのに対し、
龍谷大だけは「フェニックス」と英語なのです。
これは立花美伽がOBの反対を押し切って「朱雀団」から改称したのだそうですが、
このエピソードは映画では省略されています。

皆さんも、京都の祇園祭に行く機会があったら、
彼ら4大学のメンバーが揃いの浴衣で闊歩している姿に会えるかもしれませんよ(笑

映画「陽だまりの彼女」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする