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美里町の探検日記GP

津市美里町(旧美里村)に住んでいるコレクターです。コレクション自慢(?)のほか、津のこと、美里のことも書いていきます。

揚げたて天ぷら てんはち(津駅前)5/29オープン

2017-06-21 21:15:39 | グルメ


津市栄町3丁目、
津駅前の津信用金庫付近に
5月29日にオープンしました、
天ぷら専門店「てんはち」です。

私が学生だった30年ほど前、
「徳田屋」という食堂があった場所です。

「てんはち」は閉店しました。
2018年6月から、うどんの「橙々屋」になっています。


てんはち
津市栄町3丁目263
津駅から256m
TEL 059-264-7887
営業時間
11:00-14:00、17:30-23:00
定休日 日曜日
オープン 2017年5月29日

駐車場はありませんので、
津駅周辺の有料駐車場を利用してください。



格子状に木を組んだ、
特徴的な外観が目印です。

前に置かれている看板には
「八角皿で縁起良し」と書かれています。

注)風水の考え方で
八角形は東西南北のあらゆる方位に向かっていることから
宇宙のすべてのエネルギーを引き寄せる力がある、とのことです。



店内は、カウンター席が11席、
4人用テーブルが3、2人用テーブルが1、
個室はありません。

広さの割には、席数が少ない印象です。
カウンターの中央の、「大鍋」の前の席だと
ご主人が天ぷらを揚げる様子が目の前で見られます。

今回は、注文しませんでしたが
昼の「穴子天丼(1,069円税込)」は、
丼の直径の倍以上の長さのアナゴが
丼に乗って出てくるので、
写真に撮るとインパクトあると思います。

昼と夜とでメニューが異なります。



今回は、平日の昼12時に行ってきました。
テーブル席は満席で、
カウンター席が5席ほど空いている状態でした。

「海老天ぷら定食(961円税込)」を頂きました。

海老天2本、野菜天3品、かきあげ、ご飯、みそ汁です。
天ぷらは「縁起良し」の白い八角形の皿に乗っています。

塩は「岩塩(ピンク色のほう)」と
「カレー塩」の2種類設置されています。

揚げたてのエビはプリプリで、美味しかったです。

津駅チャム2階にある「天はな」と比べると
値段は少々高いのですが、
雰囲気はこちらのほうが良いです。

定食・ランチ(三重)過去記事リスト

海鮮居酒屋 北海(津市栄町)

揚げ茄子と肉味噌のピリ辛冷しそば/信州そば処 そじ坊 津駅チャム店(津市羽所町)

にぎわい天ぷら定食/天はな 津駅チャム店

身上起 純米吟醸~伊豆の数軒の酒店でしか買えない限定酒

2017-06-21 09:15:28 | グルメ


うちの娘の彼氏のお父さん
(まどろっこしい言い方ですが、つまり義父になる予定のお父さん)
が、わざわざ伊豆まで買いに行って
私に送ってくださいました、
珍しい伊豆半島産の日本酒で、
「身上起 純米吟醸 1.8リットル」です。

伊豆半島は、気候が温暖なことと、
酒米を作るほど耕地の面積に余裕がないことから、
幕末まで日本酒が作られることはなかったそうです。

身上起 純米吟醸/酒匠蔵しばさき 

幕末の文久3年、
伊豆下田の港に「風待ち」のため
幕府軍艦「翔鶴丸」が入港、
そこには、京へ向かう将軍のほか、幕臣・勝海舟、
そして土佐脱藩浪士・坂本龍馬も乗り込んでいました。

同じく下田の港には
土佐藩主・山内容堂も「風待ち」で滞在していて
龍馬が将軍と行動を共にしていることを知り、
上司である海舟に説明を求めました。

海舟は酒が飲めないことを知っていた容堂は、
「この盃の酒を飲み干せば竜馬の件は許す」と言うので
海舟は差し出された盃を一滴残らず飲み干し、
龍馬の脱藩が許された、と伝わっています。

伊豆での日本酒製造が始まったのは、
このエピソードから20数年後のことです。



その幕末当時からの
伊豆の人々の主食米であった「身上起米」を、
限定栽培して生産されているのが「身上起 純米吟醸」で、
伊豆の数軒の酒店でしか買えない限定酒、だそうです。

飲んでみますと、
かなり辛口で、
日本酒を飲み慣れていないと、
最初は戸惑うかもしれませんが、
1合飲んだあたりから
とても美味しく感じはじめ
2合、3合と飲んでしまいます。

まさに、酒豪向けのお酒というのでしょうか、
自分と相性が良くて、驚いています。

伊勢志摩サミットに「出場」した日本酒が、今、三重県で人気です