はるかなりし 地表
おもいは 昨夜の春雨のごとく
地をはいて 茎つたい
土つぶにからまりし
雨水なれば
それは上等なり
めくるめく題材は
リラ冷えの心
くさめして
とどこおる道あけんと欲す
自己愛は
ひたすらな嘆きに似る
題材は
「和」
薄い薄い怯えのオブラートがついた君の親切
痛ましくも歯がゆく 切ない嫌悪
堅い堅い怯えのロジウムコートが僕の中でひび割れる
霞がかったはずの君がマジックミラーみたいに
やっぱり僕を炙り出すんだ
。。。真正面から抱きしめた。。。つよくつよく。。。
意味とは それぞれ
もちろん繰り返す尊さも含んでて
含んでるの知ってるからやりきれなくって
ジャンプする棒が見当たらず
小さな石ころ蹴ってた
オープントゥのサンダルで
例のストッキングだったから
蹴り方がヘタで 穴あいちゃって
あたしの仕事は
仕事なのかすら 分からなくなり
悲しく 苦しくなった。。。