先触れの笛、恐れて
早々と寝床に入りしは
静かな静かな無音の誘いに
おずおずとローブはおり・・・
窓辺には 君が月
揺れずに
天にとどまり
ボクに 微笑む・・・
揺れずとも・・・
わからないくらい少しづづ
むこうに行っちゃった
たよりないボクの
いっとう細い腕で
君に 巻きついてみた
ほらね
腕から心臓のピクピクがわかるでしょう
君は 君の短い腕を重ねて
ボクのうなじで 縛った
君の可愛らしい小さな頭が
ボクの顎と喉に 填った
ボクは 君の黒いボブヘアから
体育館のバスケットボールの匂いを嗅ぎ当てる
不思議だね
ドリブルで手の平が腫れたり
仲間と声をあわせて気合いを入れたり
無造作の鍛錬が解かるよ・・・
ボクの腕がゆるむと
君は 手をほどいて
にっこりしてみせる
そして鼻で大きく息を吸い込んで・・・
口で細くはきかける
ぼくは 君のおでこにキスをして 儀式を終えた
早々と寝床に入りしは
静かな静かな無音の誘いに
おずおずとローブはおり・・・
窓辺には 君が月
揺れずに
天にとどまり
ボクに 微笑む・・・
揺れずとも・・・
わからないくらい少しづづ
むこうに行っちゃった
たよりないボクの
いっとう細い腕で
君に 巻きついてみた
ほらね
腕から心臓のピクピクがわかるでしょう
君は 君の短い腕を重ねて
ボクのうなじで 縛った
君の可愛らしい小さな頭が
ボクの顎と喉に 填った
ボクは 君の黒いボブヘアから
体育館のバスケットボールの匂いを嗅ぎ当てる
不思議だね
ドリブルで手の平が腫れたり
仲間と声をあわせて気合いを入れたり
無造作の鍛錬が解かるよ・・・
ボクの腕がゆるむと
君は 手をほどいて
にっこりしてみせる
そして鼻で大きく息を吸い込んで・・・
口で細くはきかける
ぼくは 君のおでこにキスをして 儀式を終えた