miss pandora

ONE KIND OF LOVE

愛にはいろいろ種類があるの
全部集めて地球になるの

くれゆく夏に。。。。

2006-08-29 10:05:47 | 


秋が苦手で

秋が怖くて

秋がたまらなくって。。。。。

あたしは、夏のすそを掴む


。。。黄金色の秋がすき。。。

単純な彼の声がきこえる

。。。あたしは、怖いの、だから。。。


秋めいた夕暮れが、トンボまで飛ばして

心をしめつける。。。



黄金色の秋の時間。。。

手をのばせばきっと届くの?

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ドライブ

2006-08-28 07:54:16 | 

晩夏の高速道路

びゅーーんと飛び立つ

後ろには、羽

前には、果てしない滑走路



空の島

空の氷山目指して


あたしのラピュタ。。。。。。。



30メートルのブランコが・・・・たしかに見えた





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おひめさまごっこ

2006-08-22 08:41:56 | エッセイ
 幼稚園の自由時間は、きまっておひめさまごっこをしていました。
集団でやっと少しだけ遊べるようになり五人くらいのお友達でやっていま
した。今の幼稚園では、テレビアニメや戦隊系のまねをするそうですが、
私たちには、絵本しかなくしたがって台本らしきものがなかったので、西
洋東洋全部合わせたような漠然としたものでした。

必ず主人公のおひめさまとおうじさまとお付きの小姓か侍女がいて、誰も
男の子にはなりたがらなかったのでおうじさまがいることは、めったにあ
りませんでした。

おひめさまになるには必ず髪の毛が長くなれけばならないというきまりと、
びっくりするとパタリと倒れるその倒れ方が上手じゃなければいけません。
毎日おひめさまの倒れ方を練習したものです。
見本は、森のなかにおきざりにされた白雪姫でした。

私は、そのころ親の趣味やおひめさまごっこのために髪の毛をのばしてい
ました。父がかわいい六角形のビニールがかかったボックスをくれました。
このボックスには、たしか亜土ちゃんの絵がついていたはずで、幅の細いも
のから太いものまでいろいろな髪のリボンが入っていました。

朝、母親に髪をとかしてもらって三つ編みにしてもらい毎日、あみだまの数
を数えてもらっていました。
何週間に一回は、その三つ編みの数が増えました。
二つに分けた三つ編みの先にリボンを結び、頭の上で交差させてピンで留め
ていました。

お友達みんながおひめさまの役になりたがっていました。
「おひめさまになれるのは、一番髪の長い人よ。」
私たちは、そういって髪をほどいては、みんな一歩もゆずらずに長さ比べを
していたのです。

お迎えにきた母が驚いて、長い髪は危ないので今度髪をほどいたら切ってし
まうと言いました。
私は、絶対にほどくまいとは、思ったもののおひめさま役のけんかになると
気がついたら髪をほど
いていました。約束だからといって母は、家に帰ると家庭用の散髪道具を用
意して私を椅子に座らせました。私は、命の次に大切な髪だったので、おい
おい泣きました。
鏡の中には泣き顔のおかっぱ頭の私がいます。机の上には、今まで頭にくっ
ついていたきれいな髪がならんでいました。母が、後始末をしている間その
切った髪の毛をさわっていました。かたずけの終わった母は、その髪の毛で
ヘアーバンドを作ろうと思っていたらしいのですが気がつくと私がもうぐちゃ
ぐちゃにしてしまっていたそうです。

 髪を切られてから私は、おひめさまごっこに参加しなくなりました。
父にもらったボックスもなんだか虚しく思えました。ボックスの中には、
まだしていないリボンがありました。いつものグログランのではない、薄
いクリーム色の幅広のサテンリボンは、お姉さんみたいに後ろでひとつに
結ぶとき用だったのでとても悲しく感じました。


この後、また、髪をのばしてみますがリボンが結べるようになったときは
もうボックスにお気に入りのリボンはありませんでした。







文*エッセイ「ママといっしょにいたかった」より
画像*「あこがれの献金係り」版画


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だいじな君へ

2006-08-17 13:37:15 | 

だいじな君へ

どうしてだいじかは 君がよくしっている

僕が 最高にうれしいときも
僕が 最高にかなしいときも
僕が 最高にこどくなときも
僕が 最高にうかれてるときも。。。。。
いつも いつも 君をかんじていた
君は 僕のリセットボタン

僕が 汚れたときには
汚れたまんま 頭なでて
僕が 行儀わるくても
そのまんま 片目つぶって
喜んでるときは
手たたいてくれて
はりきってるときは
そっと 旗ふってくれた

僕が ダッコしてほしいとき
いっぱいいっぱい いっぱーーい ダッコしてくれて
ぎゅっと ほおずりしてくれて
やさしい歌をうたってくれた

だいじな君

どうしてだいじかは 君がよくしっている

君は 僕のリセットボタン

君が僕にとってだいじなこと。。。。僕よりよくしっているんだ




反抗期の僕が。。。。一番素直になれるとこ。。。。



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ドギマギ

2006-08-15 10:42:23 | 

ドギマギしていると

もっとドキドキして

親指、ベルト通しに突っ込んで

唇、うんと薄くなって

目もキョロキョロして

パチパチまつ毛がからまって

まばたきするの 

おもいだした


やっとやっと おもいだした





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ルネッサンス・ジュース

2006-08-14 09:45:35 | 

忙しすぎる まいにち

やりこなすエゴイスト

うさばらしの快楽を

月にかくれて妄想し。。。。。。


メジチ・ボルジア・ハプスブルク。。。

ルネッサンスのロマネスク

バカラの花瓶に氷をいれて

くるくるストローで 一気飲み!









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R指定 マニアックな違和感 R8cmヒール愛好者「冷凍インゲン」

2006-08-11 09:18:44 | 

冷たい水で冷やしても。。。。いつまでも熱を持つ足の裏

金色のベッドに 冷凍インゲンの袋を持ち込む君

結露してるインゲン袋が しゃかしゃか鳴っている

黄色のギンガムチェックのシーツがよれて 

インゲン袋にひっついてるよ

君は クスクス笑いながら 足だけでインゲン袋をもてあそぶ

足の裏やふくらはぎに 袋をのせて 

結露する水滴と気化熱を奪う涼感。。。。



足とは対照的に なぜか冷たい二の腕 

僕は、君の産毛をさすりながら 

インゲンのカドが柔らかくなるのを待っていた
















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きのうのオレンジ

2006-08-10 09:07:02 | 

概念や定義が 頭の中に直線を引いていく

交差点のシナプスが チクチク痛い

次元の異なる光や闇が 1ミクロンの線で隣り合う

かすめる0.03ミクロン。。。。。そこがポイント


バカバカしいアイディア。。。。


おおきな おおきなオレンジが笑った






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here......

2006-08-08 07:56:59 | 

こんなに近くにいるのに

どうしてそんな遠い目をするの

まるで3キロも間があるみたい


あたしは、ここよ

ここにいる。。。。。。


手をのばしても

届かない ここなの?。。。。。。


ここってそういうことなの?。。。


瞬間を信じて

継続の努力なんていらないわ

今、ここにいることを

それだけを 感じてほしいの


笑って。。。。。。。

ここが瞬時になくなるのをこわがって・・・目をそらさないで・・・・ね



Here we are…..







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'うすは月'の作り方

2006-08-07 10:10:03 | 


ゆうこくの くもまにうかぶ うすはつき はねようれえす かさねてはがす


白いアンティークレース 5種類。。。

1黄ばんだ花柄
2しろいパルメット
3ブルーめいたふち飾りつき
4おばあちゃまの使ったウエディングチュール
5手刺繍のイニシャル入りカットワークの白ハンカチ

じゅえるめでぃうむ おおさじ7はい
やまとのり おおさじ3はい 
。。。。。。

レースは、すこしふとったはんげつにカットします

それぞれの かたちが あわなくても 気にしません

ゆうこくのお空のぴんくいろが むらさきにかたむいたら

めでぃうむと やまとのりを よーくまぜて、そらにぬります

右手のくすりゆび だけつかって、

ていねいに1からじゅんばんにかさねて、貼っていきます

このとき、いちばんぼしの粉と、まだねむりたくないセミの声を まぜます

めでぃうむとやまとのりは、たっぷりとつかいます

ぜんぶはれたら、ふぅふぅします (7回か、24回くらい。。。。)

かんぜんに のりがかわいたら。。。。

イニシャル入りのハンカチだけ、そっとそっとはがします。。。。


イニシャルだけ。。。のりでひかっているのたしかめて。。。。

もっかい ふぅぅぅ。。。。。

おそらの すきなところに うかべます。。。。。。









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