こねこのつめ
うすくてきれいで
うすピンクのすけたけっかん
こよいのつき
うすくてきれいで かりりっとされそう
みつけたてのこねこ かりりっとひっかいてにげた
てのあかいすじ ぷくんとはれる いつまでもひりひり ひりひりひりり。。。。
下段のあなた
上段だったら
背かなに顔くっつけてたのに・・・
せまるバイバイタイム
少し胸がつまる
たぶん一杯詰まっているけれど
ほんの少しに自分で決めた
ちょっと辛いんだ
一人になりたいくらい
こっそり深呼吸
振り向くとちょうどだった
とつぜんのキス
すまして 頂上を眺める
きちんとおすまししなきゃ
このままこの世界から逃げられないしさ
あなたはパーフェクトに役をこなす
キスも表情もみんなみんな。。。。
あたしも役をこなさなきゃ
明るくゲートを抜けなくちゃ
pi.....pi
つかまった
茶色のヘビみたいなベルトはずして
もいちどトンネルをくぐる
セーフ。。。
そうよ、セーフ。。。
少しだけ心配そうな向こうのあなたに
ちゃんと明るくキスなげた。。。
(あなた、ちゃんときやっちした?)
たちどまり くもゆくそらを ながめけり
ほっさずとも きこえるおと
みえるもの かんじるこもごも。。。。。
ほしがりや つかれてみゆる ごかんには
ほっさずとも ながれける じかんありき。。。
われちいさきことを かんしゃする
ヘタをつまんで ムシャムシャ食べるイチゴ
(。。。洗ってから食べようね。。。)
いなくなったイチゴは、グラスに盛られ、
ヘタがなくって大きなキャンディーみたいに帰ってきた
バスルームには水に浮いた赤いイチゴ。。。
とってもきれいよ、どんなお花より。。。
(。。。朝に食べて。。。)
肢体がぐちゃぐちゃのシーツの上に真直ぐに横たわっている
しずかに しずかに。。。。
はじめてみた 微笑んでいる幸せな寝顔
(。。。死体じゃないわ。。。)
3メートル離れて名前をよばれてた
迷い込んだようなコート姿
取り残されたあたしとイチゴと。。。
おどおどしながら 開いたメール。。。。
やさしさのシャワーがあった
こまかい水滴が
ゆっくりスクリューして
キャンディーでできた全身のトゲトゲが
ゆっくりとけてくような
とけたキャンディーが肌にひたひた浸みこむような
ありがとうって気持ちが
あたしの中からあふれ出して
何度も あたしを出入りする。。。。
もひとつの家にいったら 扉閉じてた
息がつまりそうになって ここにきた
すきなひとは いっぱいいる
どのひとも
ふかく かるく きつく ゆるく あいしてる
心がミラボールになって
下界を いろいろ映すんだ
すきなひとが かなしくなんないように
思ってる。。。。
きみ げんきかい?