あかいマメひりひり
おどりすぎがくがく
ふくらはぎなでなで
よれるシーツさらさら
おほしさまぴかぴか
とおくのあなた・・・すやすや・・・・
あかいマメひりひり
おどりすぎがくがく
ふくらはぎなでなで
よれるシーツさらさら
おほしさまぴかぴか
とおくのあなた・・・すやすや・・・・
くうきはいつも うすレモン
みどりまでも 蒼までもかたむかず
あたしをあせらせて こまらせて じらせて。。。。
深海から ゆっくりと ただよう 1万ねんまえの さんそ。。。。
あたしの さんそ
そのひは いつも
春のまんげつに いちばんちかい
にちようびなんだ
けいさんして くれる人が いるんだよ
だからあんしんなんだよ
たまごおたべよ。。。
君のために あたしのために
こころこめてかざったよ
たまご。。。おたべ。。。
いんしょうは こころへ
白身と黄身は おなかへ
イースターおめでとう☆
☆ ☆
☆
残雪もちあげ
青葉がみえた
芽吹きには お日様はいらないそうだ
その先は。。。。ひつようなんだ
起き上がるために
育つために
その先のために。。。。
うつむかないで
こっちみて
。。。登場物。。。
感受性のマヒした女
水色とグレーの目を持ったネコ
二重人格の男
光射さずとも発光するクラゲ
閉所恐怖症の兄
新月に吠えるオオカミ
細かく哀しみに沈む彼氏
恐れと怒りを混同する彼女
明るく賢い女の子
役立たずに愛のない関係
太陽を覆う何ｋmもの しめった雲さん
それでも箱のスミにいる 希望ちゃん
「沈まざる訳」
哀しみに沈みそうな男は
とにかくベッドへ
とにかくベッドへもぐることを願った
(青髭の部屋を開けてしまったようだ
夢かもしれない
あわてて 血の染みのついた鍵を
こすっても 洗っても なめっても。。。。
つづく恐怖の時間
いっそ早いトコ身を投げ出したい。。。。)
男を毛嫌いしてたシャムネコが近寄ってきた
薄いブルーの目は何故か 憐れみ深くて
ためらいがちに ベッドへ入ってくる
壊れそうな男の心臓の近くで
顔に似合わない声をあげる
男は 我にかえった
ふみもよう
きかざるふりで
ゆうがすみ
ふでさきなめて
ちらせておかし。。。。
(文もよう聞かざるふりで夕霞筆先なめてちらせておかし。。。)
