miss pandora

ONE KIND OF LOVE

愛にはいろいろ種類があるの
全部集めて地球になるの

一度たりの 時の庭パーティ

2024-06-15 16:27:53 | 
雲みても
雨みても
波みても
花みても
葉っぱみても
君みても
テーブルのご馳走も
ワックスてかんの髪型も
小鳥もアゲハもリスくんも
トカゲもアオダイショウも
ヒダリマキマイマイがここから居なくなっちゃったように
時の庭は9ぶんの1秒 ガラの瞬時よ 雨雲が垂れないうちに………すにふすにふ♪いなふいなふ
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はつ白桃と食いしん坊

2023-07-24 14:29:56 | 
溶けて無くなりそうな日
溶けずにとどいた白桃
まだかたいからね
待ちましょう
焼けて無くなりそうな日
焼けず出窓にいる白桃
ふぁらん♪ただよう芳香に
ランチ桃味

暑暑の日に
おすましの桃は涼しげで…
ほどけるまでね
待ちましょう
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真昼のブーゲンビリア白

2023-07-21 15:04:52 | 
束の間のひとり時間に
365×4日咲き続ける君に
冷たいお水を飲ませて
外に連れ出した
梅雨明け前の重ったるいテリ照り
日影は少し息がしやすいねぇ

白いブーゲンビリア
真っ白になる前の昔の昔を思い出したの?
お花に淡いピンクのスジが入ってる

昔の昔の昔に故郷では、あのピンク色だったのよねぇ

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ゆかいな犀の月に

2023-05-02 19:01:23 | 
私は旅芸人だから、旅に出る
私は旅芸人だから、芸をする

皐月の木陰で、術(すべ)を問う
幻固めて 和紙に委ねた

さつきの湘南夏日近しGW
遊び尽すにも元気ありきで
皐月の漢字が
犀にみえたらば…
私は旅を続けられるさ
ゆかいに
ほがらかに

キミという職人に
あこがれる
ボクという芸人は…ねぇ

梅雨時前のかわいた外で
洗濯物をパンパンはたいて
キミという宝ものを呼んだ

きた
たしかに
春風をまぶして

キミとの言語は、言の葉をこえて…
波飛びのしぶき
ひまわりのシャワー
的湿
明朗
ゆらついても
悪酔いしない

キミとの時間は、7次元テクニカルカラー
幼稚園の可愛い悲鳴
二拍子三拍子三三七拍子
的季
闊達
青瑠璃のるり
穴に落ちない

皐月の木陰で、術(すべ)を問う
旅日記鳥の子紙にうつして…ひとり

キミのこと思って繰り出すよ
犀の月 
果敢に
いつもフリダシ地点からさぁ


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あおい雪あわい雪

2023-02-23 10:59:44 | 
あおい雪 あわい雪
やわい雪 にぶい空
あまい雪 ほった
あじみ前 の
空味の
ここの…ねぇ…雪
よくきたねぇ
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雪ノ下の名にあって『雪の下』ない 2022

2022-11-01 19:24:47 | 
悲しくなってはいけません
いつも喜んでいなさい
喜んだ ふり は、いけません
心から 喜びなさい

命じられたことに 喜んだふりするの あきあきした 秋の最後
すてきな初雪の下に なんかない
ユキノシタ墓地に いく

悲しくなってはいけません
いつも喜んでいなさい
喜んだ ふり は、いけません
心から 喜びなさい

荒れた墓地で
私は、
さみしさに包まれた

春に洗った白い墓標
それだけが 禊がれて
晩秋に新しく彫られた白い墓標

悲しまなかったけれど
喜べず
さみしさに包まれる…

御子よ きのうも今日もあしたも 健やかであれよ 
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ボクのボリスへ

2022-09-05 16:34:42 | 
知ってるかい
ここは、地球っていう星のひとつだってことを
知らないほうが よかったかい?
知った責任が取れないからね
ボクらは
最大公約数の家族がわからないから
最小公倍数の星を想像することができないんだ

知ってるかい
家もなく
ご飯もなく
雨や大風や砂嵐から
赤ちゃんを守れないお母さんがいることを
疲れすぎたお母さんには
可愛く産まれ出た赤ちゃんを
守りたいと思えないことを…

知ってるかい
繋がらない土地は痩せていき
住まない家屋は荒れていくことを

知ってるね
破壊の未来と
恨みのパワー
他者を区切る宗教

ボクが天国に行きたいと思ったことが無いときに
君は宇宙飛行士になりたいっていったっけ
おばあちゃんの星を見つけに行きたいってさ
その時、君のおばあちゃんは生きてたのにね

知ってるかい
ここは、地球っていう星のひとつだってことを
知らないほうが よかったかい?

隣人に優しくできるように
よい隣人がいるところに住むんだよ
佳い隣人に恵まれたなら、長く住むんだよ
自分がよい隣人であるようにね

ボクのかわいいボリス
本当は隣人を選んじゃいけないのだけれど
かわいい大切な君が
優しく甘いイロハから始めるために
ボクは隣人を選びたかった
海も山も雪も…お祖父さんやお祖母さんのそばで…



生まれのお祝い日と急逝の悲しみ

僕は彼女の誕生日を楽しみに待降節のように準備していたんだ。プレゼントやお祝いのレストランや風船や、雨か晴れか、『どこの地』で催すか…
「お金持ちだったら、あげたいものって何かなぁ? 彼女は犬派だから、仔犬かなと思うんだ。君は、なぁに?」
「コントラバスだよ。それとジュビリーっぽいサッシュ。神父さまのストラの何色よりも似合う色で…アルミホイルや石膏で作った勲章もいっぱい」

ボクらは…
何年も前から間に合わなかったんだ
隣人のおばさんは優しくて…

ナニモカモ マンゾクヨ イツモ 間に合ってタシ イツマデモ ダイスキ
ピンクの雲 暑い時の海風 キラキラ見える星 
ボォっと感じる自然の中から いつもいつまでも 守ってるよ
20年前や何年前と同じく
いいえ…もっともっと力を込めて 守ってるよ


聞こえた…
から
伝えるね
ボクのボリスへ
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あおい時間

2022-06-19 08:49:48 | 
あおい時間に
白いニセアカシアの花を卵の殻に詰めた

黄色のマリーゴールドは
なんとも言えない変な匂いだ

緑のレモンバームと
みどりのミントとニチニチソウ
合わせると
少し湿った 遅い春のような…

トップノート
良いおとうさんと優しいおかあさん

ミドルノート
あかちゃん

ラストノート
バリカンが怖い5才の男の子


静かなしずかな夜に
そっと香った
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つづきと つづく

2022-05-27 16:04:06 | 
君との冒険は
僕らのシェルター巡り
たくさん見つけた其処
どれも君の基地
君は、僕の基地

君との逃亡は
僕らの拠り所巡り
見つからない先に
触れる君の腕
君は、私の港
内海を 見つからないように泳ぐ

君との続きは希望
希望は みんなの拠り所
あなたも坊やも
おじさんもバアヤも…隣の人も…地球の反対側の人も…

見て確かめたい
聞いて記録したい
よくない事を善くするために
あなたも坊やも
おばさんもジイヤも…隣の人も…地球の反対側の人も…
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2018年の虫干し

2022-05-27 16:00:44 | 
連なる 綿毛 
もう少し・・・・・ここに いたかった

綿毛の先は
あたしの睫毛を撫でて 

心を芽吹かせる

揺さぶらず
燻ぶらず 
透明で いよう・・・

「体育座り」

静かに 
目を閉じて 開く
開いて 
目を閉じる

(運よくてさ・・・・ダレモ イナカッタんだ・・・)

秘められた心や 
連なる無心の制作時間すら 
暖められた3次元に そよいだんだ

ふぅぅぅ
唇をすぼめて 綿毛を吹いた
息の方向に あなたは 揺れて 
一本が ぼんやり 落下する

あたしは その着地を 放って
そよぐ3次元を 吸う

連なる 綿毛
もう少し・・・・・ここに いたかった

ウグイスが 鳴いている
タンポポは、太陽のふりしてた

「午前7時のダンディライオン」Ari Nakamura
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