小樽美術協会展開催のご案内

こちらは、北海道らしい青空がつづいています。
みなさん、お元気ですか？

小樽ゆかりの作家５２人が集まった新作の展覧会のお知らせです。

＝小樽美術協会展開催のご案内＝
６月１日(火)～６月６日(日)　☆10時～１８時(最終日は、１７時まで)
小樽美術館３F　(小樽市色内1-9-5・旧日本銀行むかえ)


*あばうと小樽美術協会*

４２年の歴史を持つこの協会には、小樽の風情がつまっています。
昨日、搬入を終えて、私が高校のとき通っていたアトリエ「蜂の巣」の小川清先生をはじめ、「赤い靴」制作時にお世話になった水谷のぼる氏(彫刻家)、アニキとして慕っている末永正子氏などなど、ここに書ききれないお世話になっている作家たちの「１枚」に託された物語に囲まれ、つくづく「ここに育ってきたんだなぁ」と思いました。感謝☆

ご高覧いただけると嬉しいです。


初日１０時～１４時まで、最終日12時～、私も会場に詰めています♪




ナカムラアリ*画像*　Tiny Hope 版画2010　部分　

「Tiny Hope ・・・ちっぽけな望み、または、ダフネの子」

右ウデニ　イダカレ

シン　ノ　オト　

耳スマス

僕ハ　ナニカ・・・

フカク　繋ガリ　

キット　凛ト　スルダロウ

ツナワタリ

玉乗りのサーカスの女の子が

いつのまにかツナワタリの　少女になった

綱は、太い時もあるし　蜘蛛の糸のときもある

(知識が　決意のアリカさえあやふやにする

防衛機制か・・・)

今、そこのゲンジツ問題を　かたづけなきゃだから

沢山のヒトジチをとられてて

ヒトジチのために　淡々とは　けして　してられない

ヒトジチを　とった側には　

淡々とした態度が　ゴウマンにうつると　困るから



ツナを　わたらなければいけない

今日のツナを　わたりきらねば・・・なるまい

ふうず たっちんぐまいへっど

だれが　あたしのアタマをなでたの？

だれが　あたしのココロをゆするの？

だれが　みたすの？

だれ　だれ　だぁれ・・・・・









*

感触９℃

ひらひらと ずれた季節のサクラ道


ふらふらと 通り過ぎる馴染のBAR


ひたひたと 君に会ったのはいつのことだろう・・・


かすむ感触　９℃


・・・春こころ・・靄に消ゆる

すとろべりぃ ちぁがーる

おいてかれんぼの

このじきに

おひさまたりなく　さくら・・・ちり

さみしくなるから

ニュースもみずに・・・

もごもごむなしく　ときゆきて

*****

あたしの　イチゴ鉢みつけた６個

イチゴ鉢・・・かわいい葉っぱ

ちぁがーる

☆

7ころび 7.5おき

いつもの銀テープを買いにいったら　すっぽりと廃盤になっていた

だから　銀色を使うのは最後かもしれない

いつものポスターカラーを買いにいったら　すっぽりと廃盤になっていた

画学生も　もうポスターカラーの時代じゃないんだ

あの粉っぽさや　いつまでいてくれるか判らない色調の危うさが好きだったのにさ

頑強な　すばらしい色は　すばらしい値段・・・・

・・・・

「ごはん粒ひとつぶには、平均的な成人が階段を１段登るエネルギーがある」

それなら、半粒だったら。。。？

387年前、お兄ちゃんと、半粒のご飯を食べた人が階段を登りたいのに登れないマネをして笑った

大人の気力は、足りない半粒を補うことができるのだろうか？

制作は　やっぱりいつもナゾナゾから始まるんだ。。。








＊画像:　制作中作品「ダフネのこども　または　ちっぽけな希望」2010.5.24

小さな満月とクローバー

いちにちに　なんども　だいすきっていう

なんども　だいすきって

ママも　だいすきって　いう

ママが　だいすきで　だいすきで

ママが　トイレにいくのも　たいへんなくらいなのに

あらら　どうしよう。。。っておもったのに

ある日　トコトコいなくなって

ママは　近所中　泣きそうになりながら　かけまわって

裏庭で　やっと見つけた


さしだされた　クローバーは

にぎにぎされて　よれよれで

ママは　うれしくて

なみだが　ぽたぽた　おちてくる



きみが　はじめて　アリガトウっていった　日だった









*2008.9.11のむしぼし*

ダフネのこども

朝もやの　

ひんやりとした　

むこうがわ

よりそい　いのる

ダフネのこども

空も種も　違えども

きっときみらは

ダフネのこども












*

塗リタテ ノ 翌朝

アマオト　ノ　先

オモチャ色

子ケムシ　タチノ　パレード

キョウ　ハ　オ休ミ

カボチャノ　種ハ

キョウ　モ　オ休ミ？

アマオト　ノ　後

ボク　ハ　働ク








*