一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

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300年住宅の外断熱工事中

2008年01月10日 21時19分51秒 | 300年住宅
▲300年住宅の外断熱工事中




みなさん、こんばんは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

300年住宅の外観は、本当は建築家の安藤忠雄も好んだように、この意匠のまま生かしたいのですが、雨漏れと断熱性が問題になります。

そのため、外部の意匠より断熱性能や雨漏れ防止を優先させる方法を田邊先生が考え出したのです。

外部をネオマフォームという断熱材で覆ってしまいます。
写真は、その工事をしている途中です。ピンク色に見えるのがネオマフォームという断熱材です。

ベージュ色が本来の躯体(建物の構造体)です。

この断熱材で全部覆い外断熱にするのですが、作業は思った以上に大変でした。

この断熱材の後、防水紙を被せて雨や紫外線から断熱材を守ります。もちろん、構造体を雨から守るのです。この作業も実はかなり大変で初めての試みなのですが、建物の耐久性を考えると重要なポイントになりそうですので、トライしてみます。

さらにタイルを引っ掛けるハンガーネットを取り付け、外壁は乾式工法のタイル張り仕上げとなります。

この外壁のタイルが、昨年10月末に入荷予定だったのですが、この工法のためにだけ造ったオリジナルの特殊なタイルで焼きがうまくできず、まだ入荷待ちです。(^^)ゞ

工場が中国なので、メーカーの責任者が中国まで行って確認をしてくれたり頑張ってくれていますが、これをどう乗り切るか、決断する時期に来てしまいました。




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