一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

注文住宅を考えたら「住宅の考え方が180度変わる」住宅勉強会やセミナー、他では聞けない住宅や建築がわかるブログ。

仕上げに向かって工事中

2009年07月10日 10時36分29秒 | スタッフのブログ
▲壁はまだこれから、床は節無しの無垢材


みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

平日は、ほぼ毎日スタッフと手分けして現場へ確認に行けるように
なりました。

本日もスタッフのブログです。

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仕上がってからのお楽しみ~それぞれのインテリアスタイル


こんにちは。設計スタッフのS.Kです。

現在ふたつの新築物件が、内装仕上の工程に入っています。

この2軒はどちらも無垢パイン集成材の室内ドアを使用していますが、
お施主様のお好みや提案により
雰囲気の違うインテリアになる予定です。


まずは、H様邸。


▲H様邸の無垢パイン集成ドア


シンプルなインテリアをお好みのこちらのお宅では、
節のない、フラットパネルのドアを使用しました。

ドアの塗装色は白を基本とし、
アクセントで部屋によっては赤を取り入れています。
(実際の赤は、写真よりマットで落ち着きがあります)

この後、
紙クロスの一部や木製ブラインドでダークブラウンを取り入れ、
メリハリの効いた空間に仕上げていきます。

床材は節のある無垢赤松フローリングとし、
写真に少し見えていますが、化粧梁を見せることで、
無垢材の素材感をバランスよく取り入れました。



次にN様邸。




▲N様邸の無垢パイン集成ドア

やわらかい雰囲気や自然素材を強調したイメージがお好きなこちらでは、
節がある、四方框で立体感のあるドアを使用しています。




▲N様邸の2層吹き抜け。
 2階ホールの手摺が見えています。
 ここもパイン材の優美なデザインのものを選定しました。


さらにドア周囲に飾り枠をほどこし、
表面は自然塗装のクリア色とすることで
パインの素材感を強調しました。

この後、
淡い色使いの紙クロスやカーテンでまとめていきます。

但し、こちらは床材は節なしです。
ドアも床も全部が節あり材ですと、お好みよりも素朴な雰囲気になりすぎるためです。


どちらのスタイルも、
自然素材を使用すること、全体の調和を図ることは共通しています。

それぞれのご家族のイメージに合った住まいに仕上がるよう、
いよいよラストスパートです。


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横浜市 住宅 設計事務所 

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