一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

注文住宅を考えたら「住宅の考え方が180度変わる」住宅勉強会やセミナー、他では聞けない住宅や建築がわかるブログ。

土蔵のある家

2009年08月10日 17時37分53秒 | 建築家の日記
▲ 明治時代からの古い土蔵です。


みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

先日の2009年8月8日土曜は、建て替えの相談で新しく2軒お伺いしました。


こちらの1軒は、古い土蔵のある家でした。
これを拝見するのが、楽しみで行ってきました。


もったいないのですが、白蟻にやられていることや、
使いにくいことから解体されてしまう予定です…




▲壁の厚み、60センチくらいあります!
ドイツの壁と同じ…!!








▲外壁の両側に壁を加えてありました。

これは、漆喰が落ちてきたのでメンテナンスの意味で
木の外壁を加えてブロックの基礎をその下に新設したとのことです。

これらのことが、結果的に白蟻を呼びやすくしたのかもしれません。




▲1階です。照明はなく暗いです。




▲土台や柱の一部が白蟻にやられていました。
しかし、これには理由がある気がします。




▲梯子に近い急な階段で2階にあがる…




▲立派な梁です。ヒビがいってますが、問題ありません。
無垢材はヒビがいくものです。




母屋をどのようにプランしていくか、
まだ方向性は決まっていませんが、

これらを決めていく過程もまた楽しいのです。




横浜市 住宅 建築家  

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コメント (2)
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