ミラノ中央駅!この映画、ご覧になったことは?
中学生のとき、雑誌の「スクリーン」や「ロードショウ」を毎月購入しだし
(今はしていませんよ)
大学生のときには、安い名画座などで映画を観ていました。
当時ソフィアローレンは、個性の強い顔が好きではなかったのですが、
「ひまわり」を観て、あまりの名演技に感動して一気にファンになりました!(^^)ゞ
その中でも、ひときわ印象的なのが、列車での別れのシーン!
戦争で記憶を無くし、他の女性と結婚していたマストロヤンニと
再会した後の別れのシーン!
リバイバルで観てから35年経った今でも
その音楽とともに、鮮やかにシーンが蘇ります。
「これが、名演技というものなのか…」
勝気で陽気、男性を尻に敷くタイプだったソフィアローレンが
悲しみを必死に抑えているあの表情と言葉の無い名演技、
今でも映像と音楽が鮮明に想い出され感動します。
こうして書いているだけで、こみ上げてくるものがあります。
その名場面の駅は、「ミラノ中央駅!」
そこに行くと知って、事前からワクワクしていました。
▲▼駅の構内に入りました。大きいです。新しいですね。
▲ここがミラノ中央駅のホーム!
▲我々4人が乗る電車がこれです。
日本でいえば新幹線に相当する最新の長距離特急電車です。
▲こういうローカルな電車の方が、「ひまわり」のイメージに近くなりますね。
▲▼時間があったので、駅の中をあちこち歩いてみると…
これは古い造りのままの場所かな?この方が味があります。
▲再び、ホームに戻って…
▲乗る前に記念写真を…。これでボローニャまで移動します。
▲座席の前のテーブルは、折りたたみです。すべて広げるとこんな風に
完全に大きなテーブルに…。これ遊ぶにもいいですね。
▲みなさんが、食事中ではないことを願って…(^^)ゞ
列車内便器の便座は、普段はスプリングで上に跳ね上がっていました。
座るときには、左上にレバーが付いていますが、これを下げて
座るのです。使い終われば、自然に跳ね上がります。
「う~む…、イタリア人やるじゃない!」でパチリ。
日本の逆ですが、この方が男性が便座を汚しにくいですし、
便座の蓋を直接触らなくて良いですよね!
もっとも電動開閉やセンサー開閉が、日本にはありますが。
イタリア人を褒めたのも、つかの間。
長距離の新幹線のような列車の発車が、始発駅で遅れるというのは、
まだ理解できますよね、みなさん?
ところが、この全席指定の列車は…
なんと10分も早く出発してしまったのです!
信じられます???
アンビリーバブルなイタリア人!
出発して座席に私がいても、添乗員さんがいない!
無事乗れたのか…?
「まさかと思ったけど、雰囲気がおかしいので慌てて飛び乗りました」
と、危うく添乗員も乗り損ねそうになりながら、列車の端から車内を
歩いてきました。
ホッ、よかった~!
▲そして、ボローニャ駅に無事に着きましたが…
ここは、スパゲティのボロネーズの本場です。
この街で私は、人生初の驚き体験をしました…!
……………………………………………………………………………
こんにちは、ミタス一級建築士事務所の清水です。
住まいに興味のある方はもちろん、無い方にも
何となく役立つか、楽しめる内容になることを願いながら書いています。
ご意見があれば、お気軽にどうぞ!
一級建築士事務所 横浜市
mitasu1のツイッターを読む
All contentsCopyright R 2010 mitasu